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プロフィール
コメント数 97
性別 男性
ホームページ http://blogs.yahoo.co.jp/kojirow2005
年齢 50歳
自己紹介 システムエンジニアをしています。本業が激務なので、年間鑑賞数20~30本と少な目(うち、ビデオ半分)。よろしくお願いします。

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1.  華氏911
面白いとか面白くないとかいうレベルを超越してるので点数つけがたいです。 一方的なブッシュ大統領批判という意見もありますが、弱いものを徹底的に痛めつけるどっかの権力者に比べれば遥かに穏やかでジョークに富んだ映画でしょう。そもそもこういう映画を見て、すぐに意思があっちこっちいったりする国民がいるからファシズムがはびこるのですよ。こういうのはすぐに鵜呑みにせず、これを足がかりにいろんな角度から情報を収集して自分で勉強しましょう。TV画面での見た目の派手さだけの何か頼りがいがありそう、ってな単純な判断基準だけの国民総事なかれ主義では、いつまで経っても権力者においしい世の中のままですよ。今回ブッシュ陣営のTV演出めいた部分が皮肉られていたのは、その警鐘では?  それにしても、ムーア監督は良くも悪くも一般大衆に政治的議論を巻き起こさせることができて、大成功だったのではないでしょうか。ただし、ムーア監督が絶対正しいのでも間違っているのでもない、ブッシュ大統領が絶対正しいのでも間違ってるのでもない。真実は自らの手で掴むしかないと思います。でも、米国の「愛国者法」然り、日本の「盗聴法」然りで、周辺から締め付けがきていますので、「間違ってるかも」って気づいたときには、既に国民同士がそれを公言することすら許さない雰囲気を作っている可能性があります。それどころか多くの国民は信じて疑わないかもしれません。「お前、何言ってんの?」って。イラク侵攻前の多くの米国民のように。でも、今はまだその真実を、ムーアのように自由に「真実はこうだったんだよ!」って言える世の中です。どうか、この幸せな世の中を少しでも長続きさせるために、個々に想像力を働かせて、自分自身の未来のために、政治に関心を持って行きましょう。  あ、映画の批評じゃなくなってる・・・。
8点(2004-08-31 01:44:10)(良:2票)
2.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 
弱さゆえに悪魔に心臓を売り渡したハウル、帽子屋の一長女から飛び立てないソフィー、若い力を求めるが故に新鮮な心臓にすがる荒地の魔女、本当は強い力を持っているのにハウルとの契約に縛られているカルシファー、呪いを掛けられた案山子の王子カブ、摂政の魔女の元から逃げ出した飼い犬ヒン、マルクルはまだ子供だから特に縛りはないみたいだけど、登場人物みんなが何がしかの制約を受けている中で、ソフィーを中心にその呪縛を自ら解き解こうとする姿に、随所に涙誘われるシーンがありました。個人的には単なる老婆になってしまった荒地の魔女が心臓を欲するシーンに特に涙腺が緩みました。しかし、ソフィーは逆に老いてこそ人生の如く、ハウルの傍らで生き生きと輝き出す、この荒地の魔女との対比。老いって本当に切ないですよね。若い頃は考えもしなかったけど、家族が出来て、年を重ねるにつれて、全人類にのしかかる大きな呪いなのかも知れません。しかし考えようによって若い頃より素敵に生きることができるのかも。確かに全体的に説明不足の感は否めませんが、僕はこの種の鑑賞者の想像力に委ねる作品が大好きです。因果関係が不明なので、???な気持ちも分かります。しかし、話の流れから帰納的に自らサブストーリーを組み立てれば良いのではないかと思います。 僕には、皆さんが言うほど悪い作品には思えませんでした。この映画のひとつひとつのシーンを思い出しながら、その意味を深く考えても良いのではないでしょうか。映画館を後に、妻と二人、互いに感動した場面を語りあいながらのドライブ。映画の後でこんなに映画の話をするのも久しぶりでした。
8点(2004-12-15 01:35:24)(良:2票)
3.  ネバーランド 《ネタバレ》 
終盤のバリとピーターとの触れ合いでは「信じること」が連呼され、感動よりも説教臭さが鼻に付き、興ざめしてしまいました。そこだけマイナス。しかし、映画全体で見ると、見えないものを少しイメージを膨らませて目に見える形にしてあげるだけで、ピーターだけでなく、グランマの心も変えるなど、芝居が心理療法的な力を持っているということが良くわかりました。芝居やイメージすることだけで、現実に奇跡を起こすことはできないまでも、決して現実逃避の手段などではなく、悲しみを和らげ自らの人生を少しでも生きやすく前向きにするビタミン剤のようなものなんだろう、と勝手に解釈しました。僕自身、映画だけでなく舞台も見るわけですが、やはり元気をもらいたい、という気持ちで鑑賞している自分がいて、ああ確かにそうだよなぁ、ととてもストレートでわかりやすいメッセージの映画でした。みんながちょっとずつ想像力を膨らませれば、奇跡は起こらないまでも、ぎすぎすした世の中が少しずつでも生き易いものになるのにな、と思いました。いやー、映画っていいもんですね。
8点(2005-01-16 01:15:24)(良:2票)
4.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 
アリスと父親のシーンが好きです。別れ際の「我愛弥」、気づかない父、切ない。家族で過ごした日のアリスの記憶が宮本とのデートの中で再生されていて、2人じゃできない大縄跳びやハートのエースの逸話で、切なさも絶頂。つい涙させられました。相変わらず非常にノスタルジックに撮られており、温かく爽やかな感じがしました。また随所に笑える要素がちりばめられているし、有名漫画家やその作品のキャラクターも登場し、非常にリラックスして見れました。ゆったりした気分になれる良作です。
9点(2004-03-27 21:49:21)(良:1票)
5.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
切ない、本当に切ない恋愛物語。ラブストーリーなんていう甘い言葉は似合わない。きれい事も一切ない。鑑賞後にズシンとのしかかる現実的重さ。だけどなんだろう、とても切なくて、やりきれない気持ちになるのに、二人の未来に希望が見えるエンディングだった。己の弱さを認めて道端で泣き崩れる恒夫、嫌いなはずだった車椅子に身を収めて一人街を行くジョゼ。一見対象的だけど、間違いなく二人は一回り強くなっている。もちろん、このエンディングには恋愛や離別の経験からいろいろな意見がつくだろうが、少なくとも二人にとっては忘れがたい思い出として永遠に脳裏に焼きつき、将来の糧となることを確信する。間違いなく、これまで見てきた邦画の中でもトップクラス。洋画を含めても、下の方も言ってますが、ここ数年の最高傑作。年末、この映画に出会えたのは本当に幸運だった。だけど、見終わった後は二度と見たくなくなる、そこまで切ない映画。こんな映画にしてしまった主演の池脇千鶴、妻夫木聡は、役者魂に火がついたようなハマリ役でさまざまなシーンで僕の鼓動も一緒に高鳴る迫真の演技を見せてくれた。台詞回しだけでなく、表情やしぐさや、果ては後姿でだって演技している。心底ため息が出る。それもそのはずで、脚本は二人の主演を決めてから、二人をイメージして作られている。何から何まで。本当に僕はジョゼのとりこだ。
10点(2004-01-16 00:45:27)(良:1票)
6.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 《ネタバレ》 
確か1は2を見に行く前にビデオで見たと思う。そして先日、移動中のバスの中でももう一度見た。ポッドレースのシーンだけ、その無意味さが自らの記憶に異様に焼きついていた。あとやっぱ、すごい技術の進歩したような未来チックな世界なのに、なぜかみんなアナログなのも面白いよね。結構好きなんですよ、こういう娯楽映画は。点数低いけど。
6点(2004-11-23 00:09:48)(良:1票)
7.  ホーンテッドマンション(2003) 《ネタバレ》 
根が単純なのか、面白く、そして切なく、ちょっと感動しました。 以降は僕がどこかで読んだうろ覚えの記憶です。もし勘違いだったらゴメンね。そしたら訂正します。 さて、下の方で、黒人はホーンテッドマンションの世界観に合わないというような意見もありましたが、そこがこの物語の本質です。そこにあるのが人種差別だからです。時は南北戦争前。館の主人(=白人)と黒人の召使いエリザベスが、互いに人種や身分を越えた深い愛情を持ってしまったがため、駆け落ちをも考えるようになります。しかし、家を代々守り続けてきた執事にとって、主人が黒人の召使いと結婚などしたら、末代までの恥。執事は主人の婚約者(=黒人)を殺害してまで、主人と家を守ろうとします。そして、エリザベスの恋文を偽の手紙に差し替えました。そうとも知らず、主人はエリザベスが身分差を苦に自殺したと思い込んで、自らも首を吊ってエリザベスの後を追って行ったのです。家を守らんがために取った執事の行動が、館中を巻き込んでの怨霊絵巻の始まりだったというわけです。 そういうバックグラウンドを思い浮かべながら映画を見てみると、怨念を残して館にさまよい続けている幽霊たちが、何か妙に切なく思えてしまったというわけです。 でも最後には一応のハッピーエンドで、998人(もいたのか?)のゴーストたちも天に召されることができ、素直にちょっと感動しました。 本当はそういうドロッとした部分も隠さずに、過去を多少でも掘り下げてくれたなら、大人も楽しめるストーリーに出来たんじゃないかという気がしています。うーん、でもディズニーだから難しいのかなって気もする。ま、それはさておき、またTDLに行きたくなりました。あ、あと、クモは殺しちゃダメだぞ! ★追記★すいません。やっぱ上の裏話は僕の勘違いだったみたい。監督は、最初主人を悪徳地主の白人で考えていて、奴隷の黒人女性と無理やりに結婚しようとして、それが嫌で黒人女性が自殺して・・・という物語を考えていたらしい。でも、ディープ過ぎるので今回のようなファミリー向けにしたとか・・・。確かにそれよりは今回の物語の方がいいですね。
6点(2004-05-08 20:46:18)(良:1票)
8.  チルソクの夏 《ネタバレ》 
冒頭の現代の4人による会話は多少説明的なきらいがあって、少しだけ引いた。でも!1977年の彼女たちのみずみずしさと言ったら!彼女たちは「まず陸上ができること」を条件にオーディションされており、フォームがとてもきれいで、説得力がある。主演の水谷の高飛びなどは美しすぎる。ジョゼ虎で、輝きを放っていた上野も元気があっていい!陸上を通して、また、韓国人高校生との恋や交流を通して、より強くなっていく4人の絆が、正直うらやましい。クライマックスのなごり雪を抱き合い、泣きながら4人で歌うシーンなどは、女性ならとても共感できるのではないだろうか。僕は男性だから、こういう経験はないんだけど、きっと女性ならこうなんだろうなぁ、って思いながら、楽しく見ることができた。とても切ない、だけと爽やかで前向きな、ちょっと元気になるラブストーリーだ。
9点(2004-05-01 14:14:05)(良:1票)
9.  KIDS/キッズ 《ネタバレ》 
学生時代、渋谷シネアミューズで見ました。あんまり記憶に無いですが、プールでチ○コをベチベチ言わしているシーンだけが頭に焼き付いてます(ぉぃ。
5点(2004-01-12 13:51:18)(笑:1票)

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