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プロフィール
コメント数 72
性別 女性
ホームページ eiju38jp@yahoo.co.jp
自己紹介 主婦に都合のよい話には甘い点数をつける
傾向あり。

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1.  テキサス・チェーンソー ビギニング 《ネタバレ》 
後味悪い!!私にとっては、とにかく、そういう映画でした。 でもね、正直、面白かった・・・です。見たいか、見たくないか、で言ったら やっぱり見たいわ。え~~っと、食べ物でいったら、、オーストラリアあたりで採れると言うとんでもなく美味らしい毛虫(食べたことないけど)あたりなのかしら・・。気持ち悪いけど、おいしゅうございます。みたいな。 とりあえず、最初から結末はわかっちゃいるんだけど(ビギニングっちゅうことは あの家族、大量殺戮を今から始めます、ってことですもんね。) それでも、なんだか、若者4人(特にお兄さん達カップル)のうち、誰か は助かりそうな気配が、中盤まであるっぽく感じました。 というかね、無駄に、主人公達が「それなりに、物を考えそうな 若者っぽく」描かれている んですよね。ベトナムに一度出兵してまた戻ろうとしている陽気で強い兄。その兄 に引きずられてついてきちゃった気弱な弟。一見バカそうなセクシー彼女も、尽くす一途なタイプだったりして・・・。お兄さんはなんで、悲惨な経験をしたベトナムに戻る気なのか??その辺が最後まで、イマイチはっきりとはしない。。結構主人公達も、通りいっぺんのバカ者とは言い切れない、どことなく哀愁漂う若者なんです。 そりゃないでしょ??。 っていうかそこがこの映画のなかなか賢い所?「スプラッター映画に出てきて、殺されちゃう若者は能天気なオバカさん&生き残るのは、頭は悪くても、ガッツがあるやつ」というセオリーをいやあ、裏切ってくれるよね。一番生き残りそうなお兄さんが 一番、ひっどい殺され方されちゃうんだよね。  グロさで言えば、この映画よりグロイ映画なんてたくさんあるだろうと思う。 だけど、この映画は基本的にスプラッターお約束の「恐怖と笑いのスレスレ感」 もあんまりない。 (主人公達の「なぜそこで完全に殺しておかない?」っていうボケっぷりのお約束は守られていましたけど。) だから、ますます、悲惨っていうか、なんかイヤ~な感じ。 そういう、ちょっと今までのスプラッターとは違う、あまりにも不条理&笑いのない 絶望感みたいなのが、面白かったかなぁ。いい気分の映画ではないけど、なんかさ~~、「生きてやる!!」っていう気にはなります、「殺人鬼にでくわしたら、とにかく完全に殺すんだ!」という教訓は得ますね。殺さないとホント殺される。当たり前か(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-26 10:30:43)(笑:1票) (良:2票)
2.  ディセント 《ネタバレ》 
最初の夫と子供が死んでしまうシーンが意味も無くショッキングで印象が強く、 そこからこの映画にグンと引き付けられ、入り込めた。 地底に入ってからは、いろんな意味で画面もストーリーもイライラする。画面は暗くてよく見えないし、登場人物たちの要領の悪さがすごすぎるので。 まあ、これはホラー映画なんだから、そりゃ~、そんな簡単にシガニーウィーバーみたいなスーパーウーマンを出したらこの話、終わっちゃうし (地底人はとってもヨワ・・・なのでシガニーだったら秒殺出来るとミタ)おバカさんたちが次々一人ずつ殺されていくのがこういうホラーの醍醐味なんだとは思うんだけど・・・この映画、珍しく登場人物が、全員女性なんですよ。 なので、どうしても同じ女性としては「もっと、冷静にしっかりせい」と イライラは募る。まあ、要するに普通の人たちなんですけどね。 でも、映画を見終わっての感想としては、「あれ?この映画の狙いってもしかして、 地底人にやられる怖さじゃなくて、、女性だけで閉鎖的・絶望的状況に追い込まれた 時の怖さを描きたかったのかね?」と気が付いた。普通に考えて地底人に関しては スペックが弱すぎる・・・というか、何で目が見えないのに地上にでて?など突込み所が多い。だいたいヤツラ、素手でも倒せる程度の運動能力(笑) 要するに、この状況って、「全員どうしても助からない」と言い切れる程でもなかった。みんなで協力し合って、地底人と戦いながら上手く出口さえ見つけられれば、生き残れそうな状況。でも、それが出来ない女達。「地底人」は単なる道具であって、 この映画で本当に描きたかったのはやはり女性の「建前と本音が全然違う」「ヒステリー」「嫉妬」「見栄っ張り」みたいなことの怖さなのかも。ま、男性だってそういう 性質をもった人はたくさんいるけど、やっぱりこういう極限状況だと女性のそういう特質があらわになりやすく、最後まで結局本音で話し合うことなく死んでいく主人公達が 、、、ね。やっぱ、女だな、って思いました。友達の夫と寝といてその夫が死んだあとに、その友達と一緒に地底冒険に出ようとする、これって、地底人がいなくても既に ホラーだよ。 
[DVD(吹替)] 6点(2007-01-02 14:05:45)(良:2票)
3.  ハイテンション 《ネタバレ》 
とにかく前半、いきなりその名の通り、ハイテンションな殺戮が始まりだしたあたりは 本当にウキウキわくわくwするのに、あ~あ、最後がねえ・・(泣) 製作者側の気持ちはわかる、というか「一味違う、スプラッター映画」 にしたかったんでしょ?ある意味、まともって言えばまともな?オチなんだけどぉ。 今の流行にムリヤリ合わしてきた感じがして、そこだけつまらない。 この映画の前半の魅力にやられた人にしてみれば、そのまま訳のわからない 熱にうなされたかのように、後半もつっぱしって欲しかったハズではないでしょうか。 犯人が誰だろうと、主人公がレズだろうと、友達がブスだろうと、どうでもいいのさ。せっかくあれだけの田舎の静かで奇妙な「なにかが起こりそうな感じ」を出せてるんだから、気が狂ってるような終末まで行き着いて欲しかった。ハイテンション→ローテンション。だけど、前半本当に楽しかったので、良かったとしよう。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-16 02:35:54)(笑:1票) (良:1票)
4.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
感動した。自分が去年子供を産んだばかりという個人的事情 もあるのかもしれないけど、なんだか、全部、感動した。  この映画が「SFなのか?」って言われたら私はそっち 方面には詳しくもないし好きでもないけど、たぶん違うなぁ って感じなので、パッケージ・トレイラーはちょっと誤解を招きやすいですね。 設定は未来だけど、ものすっごい身近な話でした。 というか、これは基本的に「普通の能力しか持ち得ない人たち」 が困難な状況においてどう行動したか、の物語であって、ヒーロー・ヒロインたる人物はいない。特別な能力・魅力を持った人たちが未来社会で悪者を倒したり、世界を 救ったりする話では全然ないでしょ。だから、私は「設定の細かい所の謎・結局 何も解決してない終わり方」は気にならなかった。 えっと、、日本の第二次世界大戦時代を描いた映画とかドラマとかを見てる 感覚と結構似てた・・。「そっちに行くのは(トゥモロー号?)間違い かもね」とわかりつつも、「でも、この場合、そっちに行くしかないしなぁ」 っていう気持ちがすごくわかるというか・・・。普通の人が戦争時とか、 とんでもない状況にいたら、怪しくてもなんでも、たった一つの希望にすがってしまう だろうし、それは正しいと思う。消去法でアレなのよね。 不妊社会も本当にありそうだし、テロ社会も身近。こんなに身近な未来を見せられたら、子育てにも気合が入りなおしますって!。ベタなんだけど、赤をみて、動きが とまっちゃうみんなの姿に説得力があったなぁ。赤はみんなの宝なの。子供が 犠牲になる社会はクソ。そのことがちゃんと描いてある時点でこの映画はすごいです。
[DVD(字幕)] 9点(2007-03-31 13:37:20)(良:2票)
5.  ブラックブック 《ネタバレ》 
ヴァーホーベン監督の良い持ち味は、なんといっても「エグさ」と 「いい意味での常に客観的な視線」にあると思います。 戦争やユダヤ迫害を描いた映画はたいてい、よく言えば「感動」「生きることの素晴らしさとそれを奪われる理不尽な悲しさ」を描いたものが多く、でも、ぶっちゃけ「主観的すぎ」「子供とかだしてこられたら、そりゃ誰でも泣くわい!!」「テンポ悪い」等の感想を抱きがちでもあります。(日本の8月前後にわんさか放映される戦争ドラマがいい見本でしょう)  この「ブラックブック」に関して言えば、とにかくものすごいテンポがいいです。 大変残酷なことが次から次へと起こるにも関らず、感傷的なシーンはほとんど ありません。その代わり、エロシーン・脱ぎまくりシーンは多いです(笑)そして、ユダヤ人・オランダ人(レジスタンス)・ナチス・英米軍、、 どの立場に対しても、必要以上に偏って味方をしている映画ではありません。というかみんなそれぞれ、嫌~~なやつと普通の人が混じってる。 この「公平さ」って単純にすごいなぁ~~と思いました。 「どこにだってワルはいるんだぜ。ナチスだけ、 戦争そのものだけ憎んでも戦争はなくならない。人間の中の悪がなくならない限り・・」というメッセージが明確にわかりやすく伝わってきます。 そして、ヴァーホーベン監督はこの映画でも、女性に対して、いつもの通り(笑) 脱ぎ散らかしまくり、下世話なシーンいれまくり、なのですが、 なぜかいつも、「この人ってもしかして、本当はフェミニストなんじゃないのかな」と 思わせてくれます。だって、監督の映画にでてくる女性は本当に、いつも、たくましく、強く、ずる賢く、本当の物事を見定める鋭い眼を持っていたりします。 エグイシーンのせいで、女性や良識ある男性からは 嫌煙されがちな映画かもしれませんが、生きることの本質的なものを本当にリアルに 描いていると思います。下の毛を染めているシーンに拍手です。染めなくても 手入れはみんなああいう風にしてるんだい!!
[映画館(字幕)] 9点(2007-09-25 14:08:46)(良:1票)
6.  サンシャイン 2057 《ネタバレ》 
映像といい、話といい、一風変わった感じで、なるほどダニーボイル監督だなぁ という印象でした。  太陽に対する恐れと憧れ、宇宙船の中の閉塞感・外に出たときの圧倒的大空間への 恐怖など、映像的にはいいなぁと思えるシーンがたくさんありました。 でも、お話やキャラクターがそれについていってないというか、薄味すぎる 感じはありましたねぇ。なんでそんなに使命感に燃えてるのかがイマイチ伝わって こない為(地球のシーンがほとんどないため、地球滅亡が胸にせまってこないんですわね)任務の為仲間をすぐに「人減らしする計算」を始めたり、殺すことを決断できたりするこの人たちに、どうも違和感があるのは私が単にセンチメンタルなだけでしょうか??まあ、やらなくちゃ地球が滅亡するんだから、そりゃ、必死になるのは わかるんですけど、、その割にはうっかりミスが多かったり、危険予測が甘かったり のシーンが目立ちましたね。イカロス一号からの密航者がいることに気が付くのが 遅すぎませんかね・・・。というか、誰も見張ってなかったんかい!! 結局、みんな「死にたがり」なのかい?と思うくらい真田広之はじめあっさり自分の 命はあきらめるし、その辺がねぇ・・・・。地球を滅亡から本当に救おうとしている 人たちとしてはあまりにも、暗い人たちでしたねぇ・・・・。イカロス一号 の映像のフラッシュバックは本当に薄気味悪かったです。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-09-25 14:39:02)(良:1票)
7.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 
どちらかというと淡々としたお話ですが、見た後に私が号泣した 映画は今までの生涯でこれ一本キリ。 なんでしょうね、デイジーって結構嫌な人なんだけど、自分に結構 似てたりするので(汗)、はまってしまいましたよ。 また、モーガンフリーマンが当たり役というか、彼以外の誰も演じられない ようなばっちりな役なんですよ。明るくて、でもちょっと陰影があって、 ユーモアがあって優しい。いいなあ、こういう友情を本当の友情っていうんだと思う。 大人になってから、っていうか老人になってから?他人と判り合うことの難しさ、でもそれを乗り越えるステキさ。正直、黒人に対する差別的な気持ちは黄色人種の 私にはよくわからない部分もあったけど、でも日本にいても、いろいろな壁は ある。そういう壁から自由になっていくカタルシスが気持ちよいのもこの映画を 好きな理由。 
[DVD(字幕)] 10点(2007-01-02 16:26:56)(良:1票)
8.  プラネット・テラー in グラインドハウス 《ネタバレ》 
わざとのB級感や、小ネタ満載な所や、女性がきれいでセクシーな所はとっても 好きですし、ストーリーも込み入ってなくて単純でよかったのですが、イマイチ どうにもこうにも緊迫感にはかけていたかな??「みんな助かれ!!がんばれ!!」 とはあんまり思えなかったんですよね。とってもいいキャラだらけなんですけどね。 でも足から銃が映えてる滅茶な絵柄は好きなので、+2点です。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-30 00:38:34)(良:1票)
9.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 
このシリーズの1もあまり好きではない私が見るべき映画ではなかった。2は更に面白くなくなっていた。しかも、1を前日に見てきた人やよっぽど好きでしっかり観ている人でないとよくわからないストーリー部分が多かった。アクションシーンはムダに本当にしつこく、キャラクターの魅力もよくわからない。でも、子供が見たら楽しいのか・な?? 画面が派手で、怪物たちのルックスは結構楽しかったので、そこで3点。 それにしても、、あまりにも途中な「続く」。いくらなんでももう少し ひと段落してからの「続く」にはできなかったのかしら??なんだかな~、 「売る側」の汚い意図を色々感じてしまう作品だ。ジョニーは大好きなのに・・。
[DVD(吹替)] 3点(2007-01-02 15:23:02)(良:1票)
10.  青い珊瑚礁(1980) 《ネタバレ》 
アイドル映画だと思ってずっと食わず嫌いだったけど、実際たまたま 見てみたら、なかなかいい映画じゃないですか~~。というか、 いつまでも、残しておきたい映画の一つだわ。  無人島でのサバイバルの緊張感の無さにはもう、つっこみ所満載だけど、 そこを除けば、少年少女の性への戸惑いと目覚めや、自然に愛に目覚めていくとこなど、なかなかいい感じに描かれてます。 出産シーンの簡単さも突っ込みたいけど、でも逆にそこをあんまりリアルに 描かれても違うかな?という気もするし。  なにせ、全てが美しい島での夢物語だけど、ラストあたりは、ず~~ん!!と意外に 真実をついてくる。 助けの船が来ても帰ろうとしない、二人・・・。子供が死んでしまうであろう、船の上であっさりと死を選ぶ二人・・・・。二人はずっと無人島にいるのに、結局そこが「夢の島」だという事をちゃんと知ってるんだなぁ・・・と。 あかちゃんが泳ぐシーンや、ブルックシールズの奇跡的な一時的な美しさと あまりにもマッチする海の風景が、本当に好き。美しい。ネバーランドの物語だ。          
[地上波(吹替)] 7点(2007-07-13 02:34:56)(良:1票)
11.  ROCK YOU! ロック・ユー! 《ネタバレ》 
ありきたりなストーリーではあるものの、何かが光る映画。 たぶん、キャスティングの良さや、セリフの妙。キャラがそれぞれ たっていることだと思う。とくに、ポール・ベタニー演じるチョーサーが、 ストーリーの本筋とはあまり関係ないものの、面白くて愛らしいステキなキャラです。 クイーンの音楽も合っているし、 中世の物語ですが、現代的なさわやか青春ストーリーぽく、軽く楽しめました。 ヒロインのルックスがアンジェリーナジョリー系というか、すこしワイルドに過ぎる ような気がしますが、なんだか、出来の良いアニメのようで、楽しくわいわい鑑賞 できました。
[DVD(吹替)] 7点(2007-08-20 14:46:07)(良:1票)
12.  告発の行方 《ネタバレ》 
昼間ぼ~~っとTVを見ていたら始まって、懐かしいなと思いながら ついつい見ちゃいました。若かりし頃見たときは、レイプシーンのショッキングさに 心打たれて、あまり他の部分の印象がなかったのですが、今見ると、他の場面の方が 心残る。セカンドレイプとも言うべき、ジョディ演じるサラに対する、周囲の男の 態度がとにかくムカついた。「レイプされる本人にも非がある」とはよく男側の意見で聞きますが、私はそうは思わないです。目の前に大金があっても盗んじゃダメなのと同じで、目の前で裸同然の女が踊っていてもダメなものはダメなのです。 レイプした男の裁判がメインではなく、それをあおった男達への裁判と言う所が この映画の深い所。誰か一人くらい止める人が出てこないなんて。 女性に対する差別的なセクハラというのは、いつになったらなくなるのかな・・・? 男性を誤解させるような行動を女性自身もやめていくべきだなぁとは思いますが、 「期待しすぎる男達」も何とかして欲しいなぁ。。。とこの映画を見て強く 感じました。    
[地上波(吹替)] 7点(2007-10-23 22:23:53)(良:1票)
13.  デイジー 《ネタバレ》 
最近、年のせいなのか、どんなに綺麗な背景でどんな純愛を描いた映画でも、 ロマンチックな気分より、すぐ眠くなります。(もうすぐ死ぬのかな・・・?) この映画も、眠さ満載。 っていうか~、なぜに外国を舞台にせねば行けないのか、なぜに あの主人公は刑事を「お花の人!」と思い込むのか。なぜに、「殺しの 依頼」が黒いチューリップ(笑)なのか。なぜに、あの男は腕利き スナイパーという設定なのに、あんなどうでもいいような警察からの偽依頼を やらせるのか。  突っ込みどころ満載だけど、別にどうでもいいや、と思う、謎が 満載。  でも主人公の3人は結構頑張ってたと思います。ハンサムさんはかっこよく、 ハンサムじゃない人はいい人っぽく、女の子は素顔が綺麗な人、という 印象で・・。  でもさ、話が、あまりにも地味だ・・・。もう少し、恋愛部分もドキドキを 入れられないのかしら?ベッドシーンは無理でも、良いキスシーンとかさぁ!(怒) 誰も脱ぎやしない。 女ながらに、最近ロマンチックよりはエロスの方が目が覚めるので、まだマシって 思ってるんですよ。眠いな。  
[DVD(字幕)] 5点(2007-03-15 20:55:37)(良:1票)
14.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 
公開当時、CMや宣伝から想像していた内容より(たくましく生きる兄弟の物語です風のコピーだった記憶が?)、ずっと救いのない悲しいストーリー だった為、ショックを受けた思い出があります。子供に見せると確かに繊細な子は 悲しすぎてトラウマになるかも?この映画に拒否反応を持つ人がいるのも、よく わかります。 大人になってみると、お兄ちゃんの高慢で思慮が浅い部分がすごく目につくんだよね、 「おばさんちで苛められてももう少し我慢しろよっ。とりあえず、せっちゃんだけでも、預けておけば、助かったかもしれないのに・・(叔母さん以外の家族はそんなに意地悪でもなさそう)他人の家でお世話になってたら、ちょっとは働いたり手伝ったりしろよ~!!いくらせっちゃんの面倒見なくちゃとはいえ、赤ちゃんでもないんだからさ~~、!戦時中とか関係なく、このお兄ちゃんはかなり頭悪い?空気のヨめない男の子ですぞ」みたいな。 でも、だからといってこの映画の出来には特に関係はない、、というか、 かえってお兄ちゃんがアホな世間知らずおぼっちゃんな所が戦時中のリアルなのかな?とも思った。軍人の子として無駄に誇り高く育っちゃってんのネ。 もちろんあんな子供だけで飛び出した兄弟が実際に多かったはずも ないだろうけど、親戚の所で苛められて、辛い思いをした人や、ムリヤリ 追い出されてしまった子供・・・。(せっちゃん達も結局追い出されてたかも) 死んでしまった戦災孤児たちは・・絶対たくさんいるでしょう。 そして、これは一応原作者の自伝でもあるのですから。 14歳って、まだまだ子供だよなぁ・・・みんながみんな、ちゃんと空気読んで おばちゃんのご機嫌取りできて、役に立つよう動けて、しぶとくて・・・ な訳ないもんね。蜻蛉のような、はかないあの兄弟の姿が、現実には より近いんじゃないの?と思ったら、やっぱり、この映画の もの悲しい雰囲気、、ラストの幻影シーン、、など素直に素晴らしい!と思う。 自分が子供がいることもあって、せっちゃんや兄が死ぬシーンは本当に 何度観ても泣いてしまう。子供だって、大人だって完璧に「正しい」人なんて 居ない、どんなアホな子だって、あんな風に死んでいい訳ない、、 戦争そのものの虚しさを描いた良作だと思います。 
[DVD(吹替)] 9点(2007-01-05 17:33:31)(良:1票)
15.  PROMISE プロミス 《ネタバレ》 
話とCGについてはギャグとしても笑えない低レベル。たとえアニメでもこんな話は嫌じゃ。 ただ、ドンゴン様ファンの私としては、この映画のドンゴン様はかなり好きです。 ドンゴン様はアホな役・「えっ?マジ?」と思う役を演じたほうが魅力が増すということを再確認しました。「あなたがすきだからぁ~~!」以来のステキ!!ドンゴン様。 ただし、本人はマジでやってる、というのがミソです。(監督もマジなんだろうな・・・涙) 牛に追いかけられて四足で走るドンゴン様には本当に胸がときめきました。 薄汚い格好がかえって美貌をひきたてるようです。羽をおいかけてぴょんぴょんする ドンゴン様もステキです。バカな子ほど、かわいい・・・・ってドンゴン様を見て、 初めてわかった感覚です。そんな魅力を確認するのみの映画でした。
[DVD(字幕)] 4点(2007-08-28 11:33:06)(笑:1票)
16.  ショーガール
ヴァーホーヴェン監督好きの人には、ニヤッと笑える上になんとなく 励まされる(?)気にもなれる、いい映画だと思います。 ラジー賞を本人が受け取りに行っちゃったエピも含めて、私の中では「下品も突き詰めると粋になる」そんな見本の映画です。脱ぎまくり、やりまくりですけど、あんまりエロくもグロくもないですよね?かえってさわやかな気がするくらい(笑)のポロリっぷり。。主人公のたくましさには日本のヤンキーママにも通じる、微笑ましいような、アホやな~と思うような、それでも「勝てないわ」と思えるような、図太さを感じる。大阪的な部分、あるなぁ、これ。でも、ある意味フェミニスト映画だと思うんだ(友達レイプされるけど)。女性ってほんとはか弱くもないし上品でもないし、情緒とか無いと思う(わたしゃ女です)。ほんとは強くて、単純で、明るい女性が理想だし、原点じゃない?だから、うるさくって、本能だけで生きてて、友情には厚くて、たくましいノエミは、ある意味正しいゼ。男性の作る映画って、幻想の女ばっかり出てくるから、イライラしちゃうんだけど、ヴァーホーヴェンの映画の女性はある意味リアルですね。ノエミって案外いい妻、いいお母さんになると思うわ。そういう問題ではない?
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-12 03:51:22)(良:1票)
17.  タイタニック(1997)
好きな映画は「タイタニック」って臆面無く言えるような人はたぶん良い人だ。。私は違うけど。そんな映画です。
[地上波(吹替)] 7点(2008-03-30 00:08:27)(笑:1票)
18.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 
あまり前作の「ハンニバル」の映画が好きじゃない私としては、この「ハンニバルライジング」の方が、原作や「羊達の沈黙」のレクター博士に抱いたイメージに近かったので、なかなか面白かったです。(脚本もトマスハリスなので、そのせいもあるのかな) もちろん、レクター博士の後々のあまりの怪物殺人者っぷり を考えると、この作品でのハンニバル君は、まだまだ、控えめ・初心者な部分がたくさんありますが、年齢や、人生で唯一「癒し&愛」を与えてくれたレディ紫の存在を考えると、この時期が最後の人間→←怪物期だったのかな、とそんなに殺人のぬるさに関しては気になりませんでした。完全に怪物化して、超人化したハンニバルよりも、 こういう人間らしい部分を残したハンニバルを見せてもらって、ますますレクター 博士の事が好きに、というか、気になります。 妹を食べられた過去については、あれが後の全てのレクター博士の素ではないでしょうね。ただ、、前に本で読んだのですが、レイプされた女性のなかにはその後、わざと 売春や援助交際などをして、自分の身を汚そうとする女性が居たり、虐待を受けて育った人間の方が、普通の人より自分の子供を虐待する率が高かったりするようです。 なので、必ずしも、人間は「やられた傷」を再生して生きていこうとするより、 深すぎる傷をうけた人は、その傷を自ら掘るような事をして、生きていくしかないという場合もあるようで、レクター博士は、確かに、人間であることをすて、 再生する道も捨てて生きていく道を選んだのでしょう。 レディ紫を演じたコンリーが大変魅力的で、ただし、日本テイストについては、 中国と混ざっていて、日本人からみたら違和感はありました。
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-28 11:50:00)(良:1票)

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