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自己紹介 映画好きで、月4本ぐらい見ています。レンタルビデオは何本も見ていますが、好きなジャンルは全部になります。ですから何でも見ます。良いと思うかどうかで判断しています。

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1.  第9地区 《ネタバレ》 
この映画のすごいところは、次のようなストーリーが見えるのに、あえて説明しない所のような気がする。ものすごい頭のきれる数匹のエビ人間、その他がほとんど無知なエビ人間だ。はじめ変な気がしていたが、人間をエビ人間にするのを見て納得した。そうだ、地球に来る前に違う惑星に行って、みんなエビ人間にしてしまったのだ。そして、地球に来て、地球人をみなエビ人間にすることが出来る力を彼らは持っている。しかし、地球にきてなにかトラブッたのかもしれない。そして、最後、主人公が優秀なエビ人間を助け、3年後に君を元に戻す為に必ず戻って来ると約束して去っていく。エンディングの後に、再会の場面が見えるかと思って、すわって待ってしまった。きっとあのエビ人間は、助けた彼に聞くだろう「地球人をすべてエビ人間にしてよいかどうか?」でも、そのようなストーリーをこの映画は伝えたくなかったに違いない。伝えたいのは、どうしようもない強欲な人間の姿であり、しかし、救いようのある人間の勇気の姿であり、自分たちが一番優秀だと勘違いしている人間の姿であるように思える。奥さんがまわりに振り回されている姿もなかなか興味深かった。この映画は深く考えると、いろいろな事を想定して作っているように思える、味わい深い映画だ。
[映画館(字幕)] 8点(2010-04-13 01:34:07)(笑:1票) (良:4票)
2.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 《ネタバレ》 
今回の点数は、全部のハリーポッターに捧げるために付けた点数です。10年もの間、よくも続けてこられたものだと関心しました。このシリーズの映画の特徴は、原作者が映画監督を決めているところにあります。つまり、原作通り映画を作らないと作らせないという、とてもまれにみる不思議な映画なのです。本の原作と映画の脚本というものは、違った方が面白い物が出来ると私も思います。ただし、逆に原作は面白いのに、映画はつまらないというものも数多くあります。もちろん、逆もあります。このハリーポッターシリーズは、原作者の力が強く、本と違う内容のシナリオを禁じました。賛否両論はあるでしょうが、これだけヒットしたという事は成功したと言っていいでしょう。私は日本語の原作も読み、英語の原作も4巻まで持っています。そういうものにとっては、解らないことは何もないのです。逆に本を読んでいない人には解りずらい事は多々あると思います。今回の映画では、スネイプのハリーの母への純愛の表現が足りてません。また、死を乗り越えられるという3つの秘宝も、どう働いているのか、さっぱりわかりません。本当は3つの秘宝の魂が融合してハリーを生き返らせる場面を作るべきで、その時にヴォルデモートは自分の杖が偽物だと気が付くようにした方がスジは通ります。この作品を1巻から構想して作った作者は、すごいの一言です。感謝と尊敬の念を込めて、この点数を贈りたいと思います。
[映画館(字幕)] 10点(2011-07-16 05:39:54)(良:4票)
3.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
映画としての構成など良い点もあるが、「メメント」の時も感じた、また「セブン」の時も感じたなんとも言えない絶望感が気にいらない。白人の警官は、同僚のどうしようもないセクハラ(黒人に対する)を見て、その人と組みたくないと言う。その白人警官が、ほとんど死んでもおかしくない黒人の男性(TVマン)を一生懸命助ける。(なぜなら、昨夜セクハラをした相手の旦那であることを知っていて、自暴自棄になっていることを察知したからだ。)また、寒さの中で立っている男性を可哀想だと思い、車に乗せる。それで、なんでそんな善人が人を殺さなきゃいけないんだ。しかも、殺した相手を捨てていくなんて。まるで、「そんな善人も悪人になっていくのさ」といっているようだ。私はこのような思想には大反対だ。教育的にも良くない。見た後、なんて映画なんだ。と思った。しかも、なんでこんな映画が評価されるのかわからない。それだけ、アメリカが病んでいるとしか思えない作品だ。
[DVD(字幕)] 3点(2007-02-16 01:55:08)(良:3票)
4.  キングスマン 《ネタバレ》 
この映画には興味がなかった。しかし、あるラジオで今年のベスト5に入るといわれて観ることにした。久しぶりにすっきりした映画であった。本当に今の指導者には腹が立つ。憲法を無視し戦争法案を通した。アメリカがおしつけてきた憲法をないがしろにする行為をアメリカが称賛している。アメリカは民主主義を広げるといいながら、民主主義を踏みにじる行為を支援している。つまり、アメリカには正義がないのだ。もちろん今の与党にも正義はない。これだけ反対者がいるのだから、せめて信を問うべきである。しかしそれもしない。派遣法も戦争法案と一対なのにマスメディアは報道しない。アメリカも貧しい町をつくりそこで軍隊の勧誘をする。日本も派遣になったら二度と正社員になれず貧しい人びとをつくる。そして自衛隊に勧誘する。もしそれに失敗したら徴兵制をするのだろう。人間には金でかえないものがある。愛、友情、慈しみの心、そしてここで扱っているジェントルマンの心意気、最後にあなたの命。そういうことを思い出させてくれる映画であった。
[映画館(字幕)] 10点(2015-09-22 20:34:27)(良:2票)
5.  スピード・レーサー 《ネタバレ》 
この映画を見る前に、評論家のサイトを見た。そうしたら、”ダメダメ”という評価だった。その為ちょっと見るのを躊躇した(その評論家の評価はいつもチェックしており尊敬している人でもあるからだ)が、「マッハ、Go!Go!Go!」のファンである自分は見に行くことにした。映画館に着くと、なんと吹き替え版しか上映していない。僕はオリジナルを尊重しているので、吹き替え版はできるだけ見ないようにしている。しかし、かなり迷ったあげく、最近忙しい為、今を逃したくないので見ることにした。僕は、小さい頃からこのまんが「マッハ、Go!Go!Go!」を何度見たことか。今でも鮮明に記憶に残っている。もちろん、ビデオなんかない時代から見ているので、TVの放送だけだ。ある再放送では朝6時ぐらいからやっており、それも見ていた。それぐらい好きなまんがであった。この映画を見て思った。まさしく、実写版「マッハ、Go!Go!Go!」であると。しかも、吹き替え版はまんがの声優と同じではないか?僕はこの吹き替え版を是非すすめたい。そして、僕と同じようにこのまんがを愛している監督が作ったことが良くわかった。「硫黄島からの手紙」も本当は日本人が作らなければいけない映画だと思ったが、クリントイーストウッドが作った。そして、このまんがの映画も、マトリックスを作った監督が作った。ちょっと悔しいが、非常に感謝したい気持ちでいっぱいになった。また、人の評論を見て、ダメだからといって見ないのはよくないと痛感した。僕にとっては、最近見た映画で最高の映画だ。
[映画館(吹替)] 10点(2008-07-10 00:46:41)(良:2票)
6.  闇の子供たち 《ネタバレ》 
こういう映画は、必要だと思う。「それでも僕はやっていない」のように社会問題を伝える1つの手段だからだ。先進国の何気ない経済活動が、いろいろな国に影響を与えている。こういう問題以外でも、パソコンの廃棄処分や古いテレビの廃棄処分など、たくさんある。そして、それらが後進国の公害をもたらし、その公害が実はめぐりめぐって、日本にやってくることも知られていない。だから、後進国の子供の命を守ることは、実は結果的に日本人を守ることにつながることも真実としてある。しかし、目の前の問題(我が子の命を救いたいなど)を解決したいために、後進国に無理を強いる。もちろん、それを受けるのも後進国にそういう受け皿があるからという言い訳がある。しかし、需要がなければ、供給は存在しないのだ。もっと日本という国として、こういう行動を規制する法律が必要だろうと思う。この映画を見て、わかりずらかったのは、主人公が幼児虐待の趣味を持っているようにはとても思えなかったからだ。ここは監督の演出力が足りないと思う。なぜ最初のほうで主人公が言っている、「この国は僕にとって天国だからね。」という表現があるのか。主人公が子供たちと相撲を楽しんでいるのはどうしてなのか。この辺で、子供たちをいらやしく触る行為が必要だったと思う。だから、最後に自己崩壊するように大声をあげて崩れ落ちる。しかし、それぞれの出演者はとても良い演技をしたと僕は思う。こういう映画にあわせて、現実社会ではどうなっているのか、報道があってもよいと思うのだが。どこもしない。これも、こういう問題はいったいどうなっているのかレポートして下さいという法律があるといいのだが。難しいか? 今年は選挙もあるので、本当は報道について、もっと自由に、それから、報道してほしいことを要求できる仕組みを政治に作ってほしいとせつに願っている。今の報道機関では報道してくれないからだ。知らないことは、問題が存在しないことと一緒だからだ。この辺に、この映画の存在意義があると僕は思う。  
[映画館(邦画)] 7点(2009-01-23 17:15:34)(良:2票)
7.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 
この映画の良いと思った所は、出来るだけその当時の風景を出そうと心がけているところだと思った。とても質素なのだ。これが一番気に入った。また、私は歴史が好きだが、歴史で大事な事はその当時の様子を想像することだ。今と同じ人口のわけがなく、地面はもちろんアスファルトはなく、もっともっと動物達がいた大自然がすぐ近くにあったはずだ。この映画での感銘は、自由憲章のことだ。フランスはフランス革命により、王や貴族達をギロチンにかけて自由を手にした。しかし、その後で出来た政府が、今の民主党のようにドロドロになってしまった。それを見ていたイギリスは、王、王妃、貴族達を残し自由憲章へとすすむ。国民の自由というのは、簡単に手に入ったのではない。権力を持っている人間がそれを手放さないからだ。今回の映画でも王は、ロビンフットに嫉妬し、約束は破られた。しかし、その後に自由憲章は成就することになる。日本も坂本龍馬たちが頑張り、第2次世界大戦の後にアメリカに与えられた平和憲法があり、仮の民主主義が日本にはある。中国は未だに国民に自由はない。この監督のお手伝いさんの1人に確か日本人がいたことがあり、彼女が本を出している。(とてもお勧めです。変なイギリス人?)彼女から坂本龍馬という英雄を聞いて、イギリスにもロブンフットの話があるという会話をしたのではないかと思いながら見ていました。(ロビンフットという実在の人はおらず、色々な伝説が融合されて作られたと聞いています。)  
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-14 13:56:39)(笑:1票) (良:1票)
8.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 
私がこの映画にコメントを書くのは運命のように感じる。私自身がバイク(Kawasaki ZZR1100-初めて300km/hを超えたモンスターバイク。メーターが320km/hまである。)に乗っているし、レース場で240km以上を経験している。(200km/h以上は風との勝負になり、地べたをはいつくばっている感じになる。とてもすばらしいが、とても怖い。また、プロのレースでは直線で常時300km/h以上は出している。TVで見ているとあまりそのようには見えないが。)また、私自身が今夢があり、それを追いかけている最中でもある。スピードを出す夢ではないが、夢を追いかけることはとてもすばらしいことだ。しかし、苦労も多いのが実情だ。映画の中で、夢に向かっている彼の目が、とてもまっすぐですばらしい。人が持っているまっすぐな心が(実際、人間にはまっすぐな心と汚い心が同居していると思う)、彼によって響いているのではないかと思う。この映画で一番好きな人物描写が、子供である。その子供が、一番の理解者であり、目をきらきらして、老人の夢に耳を傾ける。また、その両親も良い。なんだかんだ言って、きちんと老人と子供を見守っている。私が印象に残ったのが、応援してくれている仲間が見送りに誰も来ないのに、不良の青年たち(お金を主人公から巻き上げた人たち)がみんなで見送りに来たことだ。私はこういう映画こそ、子供に見てほしい思う。昔、「青春の尻尾」というマンガがあったが、まさしく、この老人は青春の尻尾を持っている。また、子供もきちんと青春の尻尾を持っていると思った。10点にしなかったのは、私なら違う描き方をしただろうと思うところがあったからだ。しかし、とても良い映画であることには違いない。
[映画館(字幕)] 8点(2007-02-09 02:56:07)(良:2票)
9.  人類資金 《ネタバレ》 
期待しないで見たが、なかなかよかった。ただし、話のもっていき方はあまりよくなかった。もっと敵をわかり易くするべきだ。しかし、主張は共感するものがある。今世の中は物騒になってきている。その元凶はアメリカの金融資本主義であると私も考えているからだ。ここに正義がないのだ。戦争をすれば、核戦争となり世界は滅びる。わかっているのに、動き出すロシアや中国やイスラエル。アメリカには止める正義がない。それを知っているのだ。金で金をもうけることをギャンブルという。それが株主になり、一番もうけている。ここには正義がない。1%の収入と99%の収入がイコールのアメリカ。民主主義なら政府は転覆しているはずだ。しかも、それを真似ようとしている国がある。そして国民は政治に興味がない。徴兵制が来ることもしらずに。
[DVD(邦画)] 8点(2014-07-23 23:48:53)(笑:1票) (良:1票)
10.  アイアンマン2 《ネタバレ》 
この映画はとてもアメコミらしいと思えた。しかも、説明がちょっと不足している。見終わった後、わかりずらいんじゃないかと感じた。私としては楽しめた。特に、父親がすでに次の元素を発見しており、それをその時の科学では実現できない。そこで、息子にそれを託すが、その方法はシャレていた。なぜあれだけ回りくどい方法をとったのか? それは、その元素がとても危険だからだ。良い使い方をすれば、主人公の命を救うように、そしてパワーアップするように使われるが、悪い使い方をされれば大変なことになることを知っていたから。そして、それをきっと息子は気が付くはずだから。そこには絶大な信頼がある。そして最大の信頼は、息子はそれをきっと正義の為に使ってくれると思ったからである。ここが一番感動した。
[映画館(字幕)] 7点(2010-07-11 13:57:35)(良:1票)
11.  スター・トレック/BEYOND 《ネタバレ》 
昔はスター・トレック派とスターウォーズ派がいた。私はスター・トレック派だった。しかし、気が付けばどちらも同じ監督になってしまった。私としてはちょっと悲しい。スター・トレックはとても知的で、深い動機付けがかかせない。しかし、今回の悪党には深い動機付けは見つけられない。キャプテンが舟から降りる理由も釈然としない。スポック代理も同じ。しかも味付けがスターウォーズと同じに思える。監督を変えるべし。(JJの事)
[ビデオ(字幕)] 6点(2017-02-25 14:25:01)(良:1票)
12.  ノーカントリー 《ネタバレ》 
この映画のタイトルは、"No country for old men"である。つまり、年老いた男たちにとって国がないのだ。誰のことをいっているかというと、保安官であり、その父のことだと思う。何をこの映画で伝えたかったのだろう。ずっと考えていた。これは、アメリカが病んでいることを伝えたかったのではないかと思っている。私も2年前に、NYに行ったとき、駐車料金が3000円/時間したのに、びっくりし。路上駐車をしようとすると、警官が物陰に隠れて違法駐車をするのを待っていたし。(友人がいうには警官は歩合制で、違反切符を切ると自分のお金になるらしい。)ボストンに行った時は、朝5時に帰りの飛行機に乗るために友人に空港まで送ってもらったのだが、友人いわく、この時間でもねずみ取りをしているというのだ。「嘘だろう!」と私がいったら、途中でパトカーがねずみ取りをしていた。まったくなんて国なんだ。そして、セルフサービスの一番安い食事をして、2000円以上は常にしていたし、それに反して、タクシーなんかたった500円ぐらいしかかからない。タクシー運転手はさぞかし、給料が安いだろうなあと思った。つまり、超格差社会なのだ。この映画で、良い悪いは別にして一番秩序を持っていたのが、実は殺し屋だ。その殺し屋を野放しにしてしまう社会、それが今のアメリカなのだ。地球温暖化問題も深刻だが(アメリカが一番排出量が多い)、こんなアメリカがそんな事を気にできるほどまともだと思えない。そんなメッセージを感じた。私はゴルゴ13を昔から好きだが、この作者もそれを読んでいるように思った。特に、依頼者が裏切ると殺しにいくところなんかそっくりだ。またこの映画がアカデミー賞をもらえるほど、共感されたということは、本当にアメリカは病んでいるんだろうなあと思った。このアメリカが世界の警察をしているのだから嫌になるね。ちなみに日本も守られている1つではあるが。 
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-29 03:01:30)(良:1票)
13.  図書館戦争 革命のつばさ 《ネタバレ》 
私は歴史が好きである。この映画の原作は未読であるが、かなり歴史を知っている作者であると思った。突飛おしもないストーリーに思えるかもしれないが、現実はすごく有り得る話だ。今だって、秘密保護法案を通し、安保法案を勝手に決めた。報道機関は統制され、真実が伝えられない。田舎の友人はシールズを知らなかった。新聞もテレビのニュースも見ているのにだ。確かに、テレビでは取り上げられていない。一番の原因は無関心だ。私も沢山の人(50人ほど)に「投票しよう」といってもたった1人だけ投票にいってくれた。もちろん何処に投票しようとはいわない。しかし、みんなひどい無関心だ。歴史的には、私達は文化大革命を研究するべきだ。何人の国民(中国人)がなくなったのか。日本だって、戦前何人の人が赤といわれて、投獄され亡くなったことか。格差が広かっているのに、貧乏人が今の政権に投票する。これだけ若者が虐げられているのに若者は投票にいかない。地方が疲弊し、TPPで地方が壊滅的ダメージを受けるのに、今の政権は地方で強い。他国では大学まで無料で学ぶことができるのに、少子化の日本では高い塾と高い授業料がまっている。まるで封建社会みたいだ。これも民主主義を知らないからだ。金持ちの一票と貧乏人の一票が同じ価値があるのに、投票にいかない。ばかにつける薬はない。
[ビデオ(邦画)] 7点(2016-04-13 20:39:01)(良:1票)
14.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
普通、何度も死ぬのはナイトメアだ。しかし、ここでは違う。ルールは次の通りだ。1.相手は時間をコントロール出来る。2.外で動くボスキャラの血をあびるとタイムスリップ出来るようになる。3.自分が死ぬとそれが発動する。4.なんと経験値を持ち越せる。5.輸血すると、その能力がなくなる。などだ。こんな敵にかてるのだろうか?まあ、無理だろう。しかし、この映画のポイントは別にある。まさしくゲームなのだ。その中で彼女に恋し、たくましい男に変身していく姿を描きたかったのだろう。私はまだ「風来のシレン」をやっている。先日97F/99Fで狂草により死んでしまった。それを思い出した。こちらはゼロからやり直さないといけないが。 2014年12月10日に初めて、まんがを読んだ。原作の小説もあるらしいが、それは読んでいない。まんがの方がシリアスだ。ただし、完結している。手塚さんがいっていたが、まんがは表現の1つであることがよくわかった。好き嫌いで言うと映画の方がすきだ。  
[映画館(字幕)] 8点(2014-06-30 19:50:15)(笑:1票)
15.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
映画には伝えたいことがあるから撮る映画がある。ホテル・ルワンダの時も感じたが、この映画もまさしく伝えたいことがあるために、監督が撮ったものだとわかった。そして、その類の映画でも群を抜いてよい映画だと思う。僕には、監督が問うているのは、痴漢に関して有罪か無罪かの話ではない。日本の民主主義の話をしていると思う。そう、日本の民主主義が変だと言っているのだ。僕も同感である。3権分立の1つが司法である。その裁判所で、無罪の人が一番大変な思いをする。日本もフランス革命などのように血を流して民主主義を勝ち取ってきた歴史を持っていればいいのだが、そうではない。どちらかというと与えられてきた民主主義なのだ。選挙の時に、最高裁判官の信認投票をしたことがあると思う。誰が何をした人かさっぱりわからない。また、○も×もかかずに出すと○となる。詐欺のような話だ。しかも、ほとんどの国民は政権党がその裁判官をも左右していることをしらない。この国は、民主主義のようだが、ちょっと違うのではないか?と警告されているように感じた。こんな映画にはなかなか出会えない。たぶん、今年中の映画でもないだろう。確かこの映画も2年以上かけていると聞いている。昔、黒沢監督の「生きる」の中で住民が役所(俳優ではない)でたらい回しされるのを思い出した。
[映画館(邦画)] 10点(2007-01-23 01:53:04)(良:1票)
16.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 
シュワルツネッガーがプレデターと壮絶な戦いをし、エイリアンと戦ったシガニー・ウィーバー。こういった話は全部とばしていると思った。唯一、プレデターが人間に会うとどうしてもつるしてしまう習性はきちんと描いていた。そういうところは、いかにもB級映画らしい。また、大統領の承認なしに、核爆弾?を使うところも、最後になぞの日本人女性が出てくるところも、なんだかなあ。移り気な女性がすぱっと殺されたり、意地悪をする男がエイリアンの血液でとけていくあたりも、これもB級映画らしい。また、妊婦や子供を容赦なくエイリアンのターゲットになるのは、実はうなずける。動物の世界でも、オオカミやライオンなどは一番弱い動物から狙うからだ。しかし、これを映画にするのはちょっと抵抗があるように思うのだが。24に出ていた女性の活躍に期待したが、それほどでもなかった。しかし、最後まであっという間に見ることが出来た。5点以上はあげられると思う。
[映画館(字幕)] 6点(2007-12-30 04:21:42)(笑:1票)
17.  インデペンデンス・デイ: リサージェンス 《ネタバレ》 
楽しみしていたのに、途中眠りそうになりました。アイデアがない。中国を意識しすぎ。あっけない。例えば、味方の白い球体から、ザ‐ピーナッツのような妖精がでてきてモスラみたいな怪獣を呼び出し、戦う。相手の女王蜂(間違えた?!)は、口からレーザー光線を出し、見ていられないとゴジラが出現。怪獣大戦争だ。あれ、映画が違うような気がする。
[映画館(字幕)] 3点(2016-07-16 19:26:06)(笑:1票)
18.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
最初は、すごいバトルが始まると思っていた。ハンガーゲームの彼女に、ガーディアンの彼。ところが、すごいラブストーリーになっていく。私は素直に感動した。そして、幸せな一生を想像できた。彼女が、彼を許せたからだ。子供をつくらなかったのは、もし子供が1人なら、地獄の苦しみを味わうからだ。一緒に死ぬ事を彼女は選んだんだ。好きな映画の1つとなった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2018-01-31 21:01:35)(良:1票)
19.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
最後まで楽しめました。これがイギリス人が監督をして、インドの話(貧困など)を展開しているのは、イギリス人のインドに対する申し訳なさなのだろうか?僕にとっては考え深い。ただ、兄弟の話の最後の方はどうも納得がいかない。弟が目をつぶされそうになり、自分の命をかけて救い出した兄が、弟が好きで好きでたまらないラティカを犯し(たぶん)、新しいボスに献上する。ところが、最後の方で、自分の命をなげだして、弟の為にラティカを救い出す。一見、筋が通っているようで僕には納得がいかない。本当の兄弟の愛は、ゆらぐ事がないと思う。あんなに強い兄弟愛があるのだから。ところで、この映画は何を伝えたかったのだろうか。僕には、ひたむきな愛や兄弟愛よりも、インドのひどい貧困ではないかと思える。カースト制度を廃止しているとインド政府は言っているが、とても本当とは思えないし、先進国の製品に対する欲求が、実はインドで労働賃金を安くし、しかも公害を知っていながら、それをあえて強要している。スウェーデンのある繊維メーカーが、自然に優しい素材で作っているというブランドがあり、実はそれは嘘で、インドで製造しており、その製造現場では、猛毒の化学薬品を使って染めている。しかもその方法が、素足でもむという無謀なやり方をしていた。そこで働いている労働者は、下級階層の人たちで、5年ぐらいしか働けないと言っていた。なぜなら、公害におかされて体がいうことをきかなくなるからだ。テレビでやっていたそんな話を思い出した。   
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-05 01:09:31)(良:1票)
20.  天使と悪魔 《ネタバレ》 
これから映画を見る人は読まないで下さい。おもいっきりネタばれしてますから。私は原作は未読です。「ダビンチコード」は映画館で見ました。今回の映画は、それなりに楽しめました。しかし、カメルレンゴの犯罪としては無理があるように思えました。ゴルゴ13のような殺し屋を雇うお金がどこにあるのか。また、その殺し屋があんなに簡単に殺されていいものかどうか。僕なら次のような筋に替えます。殺し屋は、不良の少年にお金をやり、あの車から荷物をとってきてくれないかといいます。少年は荷物に金があるのを見てしまい、逃走しようとします。そして、爆発。カメルレンゴが最後の場面で、逃げて階段を下りるが、そこにその殺し屋が待っていて、殺します。また、ポウプ(教皇)を暗殺したのは、カメルレンゴではなく、あのポウプになろうとした老人。その手先がスイス警備員隊長。また、イルミナティは実在していて、陰でラングドンを助けます。しかし、殺しはほおっておきます。理由はカメルレンゴが偽のイルミナティだからです。(ラングドンのそばにいた女性は、実はイルミナティの一味。)これらの3つの思惑が交差して流れていきます。そういう内容だったら良かったのにと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-05-26 03:06:09)(良:1票)

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