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プロフィール
コメント数 230
性別 女性
自己紹介 点数については☆10点:私にとっての神レベル ☆9点:天使ガブリエル級?(笑)もう少しで神レベルでも神じゃないみたいな ☆8点:いい映画だ~!見てよかったよ!人間レベルで最高級 ☆7点:良かった。オススメできる。 ☆6点:ん、あ?まぁまぁ良かったよ。 ☆5点:好みがあるからねぇ・・総力オススメとは言えないかなぁ。いい部分もあるよ。 ☆4点:なんか・・良さが理解できなかった。 ☆3点:がっかりしたんだが・・。 ☆2点:唖然としたんだわ・・。 ☆1点:将来のためにも、あってはないらいことがおこりました。許せん・・・。
 って感じでつけてます。

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評価順123
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1.  自虐の詩 《ネタバレ》 
原作未読で観ました。 中学生の時のエピソードと「熊本さん」との友情には泣かされました。 再会する時も名前を呼び合うだけで、時間も空間も超えてしまえる強さを、二人の女性がつちかいながら成長したいったことに感動しました。 中学校の教室の隅にひっそりといる「こういう女子たち」を描いた作品は、これまで観たことがなかった。 必ずクラスにふたりぐらい、こういう子っているんですよね。 どうしても「松子」と比較したくなる作品ですが、 「森田・熊本」部分だけでも、この映画の価値はあると思います。 どんな時も、どんな環境でも、誰かが支えてくれていることに気づくことができれば 人は生きていけると思える。 「松子」と「ちょっと似ていて、ちょっと違う」女性映画です。  *~DVD化されて再度、鑑賞~ この映画のメッセージが最後の幸惠の「幸も不幸もない。人生は素晴らしい。」というセリフに凝縮されていることを痛感しました。 気仙沼時代にイジメられ、女子グループに駒として利用され、互いに傷つけあう中で、生涯続く「熊本さんとの友情」という「宝」を得る。 ダメ男のイサオを支え、ダメ父まで抱え、喜ばれない妊娠、更に事故にあう・・という中で知る「支えられている幸せ」。 キリスト教の「貧しきものは幸せである。天国は彼らのものである。」に通じる「足らぬ中で、足るを知る。」という心象。 まさに松竹らしい人情劇だと納得です。
[映画館(邦画)] 8点(2007-11-01 16:35:53)(良:3票)
2.  二十四の瞳(1954) 《ネタバレ》 
何度この映画を観たか自分でも判らないんですが、休日にふと時間ができると観てしまいます。  出てくる人で強い人は誰もいない、校長先生も男先生も時勢の中で学校や生活を必死に守っている優しい正直な中年男性にすぎない。  完全な「負け組映画」と言えるかもしれない。  大石先生はいつも愚痴って泣いて子どもたちの運命を変えることはできない。 「一緒に泣いてあげる」ことしかできない。  子どもたちが運命に流され消えていく(売られていく・カフェに身を落とす・奉公に出される)、あるいは自分のチカラで歩いていく(師範学校に進む・軍人になる・産婆になる)のを見守ることしかできない。  小学校の卒業式の後、自宅に訪ねて来た竹一に中学の制帽を愛おしく大切にかぶせ、予定外に奉公に出ることになった磯吉に、同じように鳥打帽を愛おしく大切にかぶせ、旅立ちの仕度をした二人を見つめる大石先生。 バス停まで歩く3人、背景には満開の櫻と菜の花。  数年後、満開の櫻の下、菜の花を教え子の墓標に捧げる大石先生。  その間に大石先生も母と夫を亡くし、愛娘を亡くしている。  そのたびに「あぁ、いやね・・」と泣く、何かの運動をすることも抗議におしかけることもない。  遺された者を守り、逝った人を思って泣くだけだ。  振り返って、私たちの世代は愚痴らず、泣かず目標に向かって努力することを美徳として、突き進んできた世代だ。  「見守る」・「泣く」という受動的な生き方を否定して成長してきた。  きっと「就職する磯吉」と「進学する竹一」に優劣を一瞬でつける。  同級生との「社会的地位」を逆転する方策を練り、磯吉を叱咤するだろう。  しかし、強いようでいて、見守る者として、大石先生のような「その子をそのまま受け入れる・信じる」強さを失っているのではないかと思う。  木下監督の映画は「弱者」の映画だ。  「二十四の瞳」も「喜びも悲しみも幾年月」「日本の悲劇」も人が人を見守り、育っていき、旅立つのを、メソメソと愚痴り、泣きしながら受け入れていく映画だ。  どんな社会になっても、木下作品が色あせることがないのはこの「弱い者・残された者」の持つ本質的な、「旅立たせる者」のもつ「痛み」と「強さ」なのではないだろうか。  観る度に、自分を「旅立たせてくれた人」を思い、泣き、いつか自分が「誰かを旅立たせる日」を思い、泣くのだと思う。  
[DVD(邦画)] 10点(2008-02-17 16:32:18)(良:3票)
3.  フリーダム・ライターズ
重い内容に関わらず、芸術的な方向でまとめず、劇映画としてもきちんと取りまとめている点に好印象をもちました。自己満足で終わらず「伝える」という事の大切さを作り手が基本において製作したことが伝わってきました。日本の中高生でも視聴できるレベルの解り易さでこの映画は製作されています。これは人種が渦巻くアメリカだから・・と思いがちではあるけれど、今の日本では「バブル世代・氷河期世代」「既婚子ども有・未婚子どもなし」「私立出身・公立出身」「正社員・非正規雇用」と見えない壁が多く存在し、ネットなどの媒体を通じて「グループ化」「攻撃性の強化」が進んでいます。違う立場の人に対する「相互理解」。「環境によってあてがわれたアイデンティティ」からの「脱却」は日本においても同じように存在する問題です。 見てよかったと思える一本でした。 *ただ邦題をもうすこし考えて欲しかったですね。似たタイトルが多いと思うし「ライター」を「ライダー」と間違えたりする人が多そうだと思う。 日本の供給会社の「伝える努力」が不足していると思いますね。 *実際の203教室の生徒さんが 全員、大学進学を果たして、今は教員をされている方も多いという事実に本当に感服しました。
[DVD(吹替)] 9点(2008-02-10 10:57:02)(良:3票)
4.  シチリア!シチリア! 《ネタバレ》 
私は色々と感じる映画でした。 まず戦後の近代化というものが、コミュニティをバラけてさせてしまう。 近代というのは、人と人がつむいで出来上がる「地域性」を失わせて「無個性」にしてしまうものだなぁ・・と実感した。 モリコーネの音楽が、なんというか本当に・・イタリア! ラストに至っては、音楽が過去から流れてきたように感じた。 その街は近代化して「マック」とか「スタバ」の似合う街になってしまっている。 あの家族の暮らした家は、女の子のイヤリングを飲み込んで 近代化に破壊されて、マクドナルドにでもなるのかしら・・?  どっかの塀を壊して子どもの棺おけを作ったり、街のごろつきを集めて聖人画を書いちゃうような街ではもう、、、ないわけで。。 「物語」も終わってしまう。 変な貴族の作った「怪物みたいな人間と、人間みたいな怪物」もどこにあるんだろう・・。 人々の劇的な事項も、平凡な事項も、街が包みこんでいたのが 「平坦」に「グローバル」なんかになって、「便利」に「裕福」に「平等」になると 「物語」ってなくなるんだね・・。 なんか、切なかったです。   きっと、監督の「イタリア」は、もう、この地上には無いんだね・・。  
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-03 01:09:20)(良:2票)
5.  13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ
まさに「お宝発掘」の気分ですね♪まったく飽きることなく楽しめました。ハラハラドキドキの展開もあり笑いも涙もありですわ。「プラダを着た悪魔」や「Sex and the city」が好きな女性なら必ず堪能できると思いますね。ファッション、音楽、ニューヨーク、恋愛、友情、仕事と初恋・・。無名の作品ゆえ、ええぃ・・評価もオマケして8点にするわ!
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 22:10:06)(良:2票)
6.  アポカリプト 《ネタバレ》 
すごいなぁ、、メル・ギブソンって、、、。 文句とか言うとこがないです。 いいもの見せていただきました。 主人公たちが青い塗料を塗られるあたりで マヤの有名な「翡翠の仮面」を見る目も変わってしまいました。 [生贄]を求めて熱狂する民衆のおぞましさは「パッション」とも共通するものですが 現在の社会でも「運が悪かった」として社会の「生贄」としての役割を担わされる人もいる。 数年前にあった東海村の臨界事故で亡くなった技術者たちなんて 便利な「オール電化社会」の生贄だったのかもしれないもんな・・・。 熱狂はしないけど「便利な社会の為に仕方ない」なんて思ったりするわけで。 当時の民衆も「作物を収穫する為に仕方ない」と思っていたのであって・・。 人間の社会という「文明の冷酷さ」を表現させたら、メルギブソンが一番だ。 感服いたしました。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-27 00:55:23)(良:2票)
7.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 
んまぁ、「悪くはない」んだけど「良くもない」かなぁ。 「河童のクゥ」のような深さがなく、確かに「中学生日記」みたいな感じ。 「クゥ」でチカラを入れすぎてタケが長くなった反省なのかな・・アッサリしすぎている気がする。 あと、「クレしん」「クゥ」まではあった「ユーモア」がなく、真面目一辺倒。 登場人物はみんな個性はあるが、真っ直ぐに真面目で、息苦しい。 今年は中島哲也の「告白」という中学生を描いた傑作があるので このテーマもそうそう、珍しくも感じないのは原監督には不運ではあるかも。 次回作では、少し余裕のある映画作りを期待します。 この作品は少々、窮屈です。
[映画館(邦画)] 5点(2010-09-05 22:20:11)(笑:1票) (良:1票)
8.  戦艦大和 《ネタバレ》 
大和を扱った作品はいくつもありますが、本作品は吉田満氏の「戦艦大和ノ最期」の忠実な映画化です。原作と比較してしまうと点が辛くなってしまうのですが(何しろ「戦艦大和ノ最期」は日本の戦争文学の至宝ですからね。)、他の「大和作品」と比較すると、出撃前の自ら葬送を行うかのような艦内の様子を丁寧に描いているのが、この映画の特徴と言えるでしょう。それぞれの士官、兵のドラマを深追いすることはありませんが、芥川也寸志の音楽が品位と抑制を保ち彼らの背景への想いを呼び覚まします。本作品が原作の心情を大切に「レクイエム」として成り立っているのは、関係者の原作への忠実な共感からだと思わされます。地味な作品ではありますが、思想文化的遺産として貴重な一本。
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-19 00:26:20)(良:2票)
9.  バベル 《ネタバレ》 
やはり元になる旧約聖書の「バベルの塔」が頭に入っていないと、理解できない映画。 元はひとつの言語を話し、一緒に暮らしていた人類が神に挑戦した末に、言語を分けられバラバラの文化・生活を地上でおくる様になる。 しかし人々の持つ「共通の部分」がよく描かれていると思います。神が分けた文化・言語の壁によって「伝えたいが、伝わらない」が「元の部分は同じであるはずなのに・・」というもどかしさが全般を通じて伝わる作品。 盲学校の女子高生は同じ国の中で、自分が属する聾唖文化と大多数を占める健常文化との壁の前でもがき、 家族同然のメキシコ人シッターは、国境・国籍・就労・主従・貧富の差の前に苦しむ。 しかし同文化のはずの観光バスの同乗者たちに見捨てられるアメリカ人夫妻が見つける別文化の中の「同じ部分」。 「現代社会に汚染されていない」とファンタジーを持って観光される砂漠の家族の中にもある「家族の秘密」。 ワクワクして観る娯楽映画ではないけれど、観る価値のある映画。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-06 08:14:59)(良:2票)
10.  ユー・キャン・カウント・オン・ミー
弟のいる女性は必見ですね(笑。弟って恋人や夫、子どもとはまたちょっと違う・・愛おしい存在ですよね。遠くにいて違う生活をしていても、お互いに大切な存在でい続けたいな~という想いがわいてきます。 また、この映画、とても音楽がいいです。気持ちがいい映画ですね。 それにしても邦題で損してるな・・デカプリオの映画?っておもっちゃうし、友達に薦めても忘れられてしまうよ・・。「姉のいる街」ぐらいのベタなタイトルでいいから、タイトルつけて欲しかった・・。
[DVD(吹替)] 7点(2008-01-10 08:32:42)(良:2票)
11.  ウェイトレス おいしい人生のつくりかた 《ネタバレ》 
「ハリウッド映画」というより「アメリカ人情映画」と呼びたい作品。日本の黄金期・松竹女性映画といった趣の映画です。 「パイ作り」という「切り札」を持っていながら、自分の人生を歩みだせない主人公を、味のある人たちが包みこむ。 それぞれの登場人物がきちんと設定されていて、全ての人がキーパーソンであり、誰が欠けても、このパイ(映画)は作れないという個性を持っています。 みんなに嫌われている店長さんの「俺は与えるのもほどほど・もらうのもほどほどの男だ、女の判定を下してくれよ、俺は幸せだ。」という深いセリフも好き。 そしてみんながカッツリとかっこよく結果を出さずに(出せずに)そこそこに幸せを分かち合っているのも現実的です。 不幸・不幸というけれど、こんなに支えてくれる人たちがいる・パイ皮に包まれたパイのように包まれている。 見終わった後に、自分の周りの人に感謝したくなる映画です。 最後のシーンで主人公が娘(監督の実娘)と夕暮れに向かって歩いていく姿は、この映画の監督が完成後に亡くなられたこととも重なってしまい・・ 美しいシーンですが、人生を考えさせられる重みがありました。 この作品は監督の人生そのものであり、娘さんへの最大のメッセージですね。 本当によく出来た「名作人情コメディ」でセリフも楽しかったです。 でも、やっぱり最後、私、泣きました。
[DVD(吹替)] 9点(2008-03-16 01:25:52)(良:2票)
12.  ばかもの 《ネタバレ》 
良かったです。今年、自分の中では最高のラブストかも。アル中の苦しさもリアルだけど、失恋の苦しさもリアル。
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-10 01:06:12)(良:2票)
13.  TOMORROW 明日
沖縄戦の状況・広島の新型爆弾の噂に怯えながらも、結婚し・出産し・恋愛し・道端で遊ぶ人々。日常を淡々と過ごしている様子は特にセンセーショナルでもない。(セリフの端はしから長崎って九州だから沖縄の次は九州で決戦なんだ・・って覚悟というか諦めみたいなのがあったんだなぁ・・と、当時の九州に住む庶民の感覚を知ることは出来ます)だからこそ、投下されて・・あの赤ちゃんはどうなったの?あの新婚さんはまた会えたの?あの子どものいない夫婦は爆心地・・?と観終わってから、ジワジワと映画の存在が心の中で広がってくる。自分の中で「彼らを失った感覚」が抜けません。*DVDで鑑賞したのですが「英語字幕」 が無かったのが残念です。これでは日本人しか鑑賞できないですよね。日本以外の国の人たちにも鑑賞する機会を作って欲しい作品です。「英語字幕」を付けて欲しかったな・・。
[DVD(邦画)] 8点(2008-05-05 20:27:29)(良:1票)
14.  潮風のいたずら 《ネタバレ》 
アニーが本当にかわいい♪まぁ、正直、最初は「うげぇ・・80年代・・きた・・」だったけど海に落ちてからの展開は本当にいい♪子どもたちも適度に憎たらしくて良かった。「お金持ちのお姫様→底辺主婦」って「逆シンデレラ」なんだけど、最高にロマンティックなのは監督・・上手い、さすが職人だわ。セリフもツボを押さえていて最後のアニーのお願いはかわいいです。
[DVD(吹替)] 8点(2007-09-14 23:52:17)(良:1票)
15.  僕と未来とブエノスアイレス 《ネタバレ》 
人情ものなので、まったりと「吹替え」で鑑賞。 小さなショッピング・アーケードで育ったニート気味の主人公が「ヨーロッパに移住したら人生変るかもっ!」と祖父母の母国・ポーランドへの移住を画策。 色んなおじさん・おばさんがいていつも同じ顔を何年も見続けて、国も不安定なアルゼンチンとなると、出て行けば自分もモノになるかなーなんて夢を見るだろうな。 そんな甘えんぼクンがこれまでの自分を支えてきたもの・育んでくれたものの存在にジワジワと気がついていく課程がジンワリと描かれています。 日本人には「移住」「国籍変更」ということは、あまり縁がないけれど 親戚や知り合いのおばちゃん・おじちゃんが年取ったり・亡くなったりすると、自分自身の過去の何%かをふっと失ったような気持ちになる。 「そこにいるのが当たり前の人」なんていなくて「そこにいてくれた人」だったんだ・・ということに気づかされる。 自分の今はこの人たちに支えられ・一緒に作り上げてきたものなんだ・・と。 自分発見の物語。 登場人物がみんな、いい人で好きだな~この映画。
[DVD(吹替)] 7点(2008-01-14 15:01:59)(良:1票)
16.  ニューヨーク東8番街の奇跡 《ネタバレ》 
アナログなSFです。 今の技術を使えば技術的にはもっとすごいSF映画は作れるでしょう。 でも、ドラマとしての完成度がSFという枠を超えて おとぎ話も超えて、人と人とのつながりを訴えてくる秀作です。 おばあちゃんの「わたしは家族がほしかったのよ!」という言葉がテーマでしょう。 血のつながりや「造り」の違いを超えて、思いを通わせる家族が出来上がる。 アメリカの良い部分がよく現れた作品です。
[映画館(吹替)] 8点(2007-11-20 00:29:38)(良:1票)
17.  悪人 《ネタバレ》 
よかったと思う。特に満島ひかりちゃんがとても良かった。本当にウザイ女で、嫌な女、軽いし服のセンスも最悪。これを演じられる満島さんはすごいと思う。「若い女性が男に山中で蹴りだされ、人里はなれた寂しい場所で遺体になって発見される」なんて「同情集めて当然」であるけど、満島さんの演技力はそれを観る者に許さない。「コイツじゃ仕方ない」と心のどこかで突き放させてしまう。この感覚は「イケメン・チャラ大学生」と同じ感覚なんだ・・。「こいつは安い女だからしょうがない」・・と多くの観客が思っただろう、心の片隅で。そう、私たちも満島さんの演技によって「悪人」となるのです。本当に満島さんはすごい。主演である妻夫木さんは、まぁ・・ちょっと「2枚目臭」が抜けきらず、第三者から観ても「キモイ男だから拒否られて当然」と思えない。「岡田くんがダメなら妻夫木なんて贅沢じゃないか?」と素で思ってしまう。もう少しキモイ男になってほしかった。触るのも嫌な臭い男になってほしかったです。特に山中のシーンは満島さんの技量で、なんとか場面がもっている感じだった。映画自体もタケが長くて、シーンが暗くなるたびに「ようやく終わるか・・」と期待させられるのは辛かった。
[映画館(邦画)] 7点(2010-09-29 19:09:33)(良:1票)
18.  ハートブルー
キアヌ・リーブスが若い!かっこいい!でもバカ・・くだらない・・。でもこんなFBI捜査官はクビにしてください。以上。
[DVD(字幕)] 2点(2010-05-17 00:09:13)(笑:1票)
19.  ラブソングができるまで 《ネタバレ》 
オープニングのデュラン・デュラン風というかワム!風のPVは面白かった。エキセントリックな「ブッダの歌姫」もいそうだな~と笑えました。でも実際は音楽制作にはもっといろんな要素が絡んでくるものなので、楽しいおとぎ話ということですね。ヒュー・グラント、しぶくなったなぁ・・。
[DVD(吹替)] 5点(2007-09-08 21:03:41)(良:1票)
20.  トウキョウソナタ
すごい映画です。放心状態・・。本当にリアルですよね。転職の相談員さんが「マクドナルドでは40代・50代の女性も働いているけど、男性の40代・50代がいないのはなぜ?それは人間として無駄なものを抱えてしまって、そこから動けないからです。」と言っていたことを思い出した。でも最近は深夜に40代・50代がバイトしているのも見かけるよなぁ・・。現実、なんだと思う。この映画。最後のピアノの演奏に救われた。
[DVD(邦画)] 9点(2009-04-24 00:37:20)(良:1票)

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