1. バイオハザードIII
《ネタバレ》 夜空雪風(Tokyo Metro)?考楽火月星(Zatoichi Square)?最初、中国かと思った(笑)。 座頭一広場って駅名もどーかと思うが、ほんの数分で調べられる事なのに、それをしない。 日本のゲームが原作であるのに、だ! このいい加減さこそが、この映画の全てを語っている。 恐らく、製作サイドが一番見せたかったものは『派手なアクションシーン』であって、それ以外は「どーでもいい」のだ。 前作・前々作もそういった雰囲気は醸し出してはいたが、今作はより際だって「それ」を感じた。 例えば、序盤の対ケルベロス(犬ゾンビ)戦。あんなシーン本当に必要だったか? 本編とは全く関係ないシーンに時間を割いてるより、もっとメインのお話を掘り下げよう。 脚本より演出、撮りたい絵のための映画。近年、こんなバカげた映画が多くなってきた。 [DVD(字幕)] 3点(2008-12-25 08:51:57)(良:2票) |
2. ターミネーター4
《ネタバレ》 前作までの主人公中心にした物語とは違い、今作では別行動をとっている主要人物(3人)それぞれの視点で物語が進行していくので、誰かに感情移入をするということもなく、ずっと俯瞰視点のままで観ていたので、映画の印象はどうしても薄いです。 新シリーズらしい世界観の広がりを感じたけど、続編というより外伝っぽい映画だったように思います。 しかし、ジョン・コナーはいつになったら救世主として覚醒するのだろうか?いつも救われる側ですよね。 [DVD(字幕)] 5点(2010-12-13 18:26:41)(良:1票) |
3. クライモリ(2003)
《ネタバレ》 この映画は結構思い入れがあります。 ある情報番組で紹介されて 「おっ、面白そう」 と思ったのが、米公開時の2003年の初夏(だったと思う)。週末興行は、ホラー映画らしく成績10位前後を2週ほど記録。 日本公開をとても楽しみにしていました。しかし…、待てど暮らせど日本公開の報が入ってこない。 タイトルを失念したのが痛かった…。恐らく 「DVDスルーだろ」 と勝手に思い込み、うろ覚えのあらすじを頼りにB級C級作品を10本弱レンタルしまくった……という苦い思い出。 この苦い体験のおかげで、この日本公開日が決まった 『クライモリ』 へ過剰な期待をし過ぎてしまった。 充分面白いホラー映画とは思います。ただ、思ってたより怖くなかった。 あの情報番組で感じた 「おどろおどろしい雰囲気」 が、本編の序盤までしか感じられなかった。 家の探索シーンまではすごく怖かったのに、鬼ごっこから急激に怖くなくなります。 食人鬼たちが姿を見せたのが怖くなくなった原因の一つだと思います。食人鬼の情報は、断片的に小出ししたほうが、与える恐怖がもっと持続したような気がします。 疑問や矛盾は、食人鬼たちの凄まじい機動力くらいかな。逃げてもすぐ見つかります。すごい嗅覚でしょうか? 足手まといな女にイライラさせられるなんて、ホラー映画らしい 「お約束」 もちゃんとあります。 グロは控え目で、目を覆いたくなるような強烈なシーンはありませんのでご安心を。(ヘタレの私が大丈夫でした) 文句ばかり書いていますが、個人的に面白いと思うホラー映画の一つです。 つい最近3度目の観賞をして再確認しました。変な期待さえしなければ、最後まで楽しく観れるホラー映画なはずです。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-25 05:21:40)(良:1票) |
4. フッテージ
《ネタバレ》 予告の首吊りシーンがすごく不気味だった。吊られてる家族の肩が上がったままなので、よく見るとフェイク臭いですが。 ある程度覚悟はしていたのですが、パソコンの画面の中のミスターブギーが動き出した時点で一気に興ざめ。想像していたよりずっとオカルト寄りの映画でした。 引っ越したらダメ。実行犯は失踪した子供。恐らく物語中盤までには大半が予想できてると思います。それをどうひっくり返すかに期待しましたが、そのまんまのオチで終わってかなり拍子抜け~。 オカルト的なものはあくまでバックボーンに止め、もっと謎解きをメインにじわじわ来る恐怖を演出して欲しかったです。 この映画の恐怖のピークは予告でした。何か勿体ない。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-27 09:24:28)(良:1票) |
5. ランボー/最後の戦場
《ネタバレ》 あっという間の90分でした。もっともっと観ていたかったというのが、正直な感想です。作風は、第一作目に近いという印象でした。 性格も、頑是無い捻くれ者だった1作目の頃のランボーに戻ったように見えるシーンが、幾つかありました。 非暴力主義の「NGO一行」を、ありがちな「世間知らずの理想家・偽善者」として描いていなかったことが、本当に良かったと思います。 (海賊に襲われ)命に関わる危機に瀕して、引き返すという選択(迷い)もあったが、サラたちは決意を曲げなかった。 つまり、死ぬ覚悟があるということです。 軍事政権の人権弾圧を、NGO団体が軍に捕らえられたことを、知った……知ってしまった。 知ってしまったからには命を賭して援助、救援に向かう! ランボーとNGO団体は、考え方がまるで対極である様に見えて、実は行動原理は一緒だったのです。 見て見にふりはできない。とてもシンプルですが「高潔」です。その「高潔」は最後まで失われることはなかった。 何が正義で何が悪かは、所詮は個人の価値観でしかないのですが、ただ劇中の「カレン族虐殺」は誇張では決してない。 ラストバトルで敵兵を殴り殺した、(非暴力主義だった)マイケルがランボーへ手を振るシーン、それに答えずただ哀しく見つめるだけのランボーがすごく印象的でした。 最後に。ランボーの父親が健在だったとは……。 シリーズでは、トラウトマン大佐や軍人仲間をかなり拠り所にしていたように感じたので、てっきり家族はいないと思っていた(笑)。 [DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 21:31:45)(良:1票) |
6. デイブレイカー
《ネタバレ》 テレビシリーズで時間をかけて描いてたら、もっと面白くできたと思える惜しい作品。 ヴァンパイアと人間の立場を逆転させるという世界観は斬新だが、100分という短い時間でまとめ上げるには、斬新な設定が逆に仇になっているように思える。 人類の減少、血の不足、社会問題化、代替血液の研究など導入部だけでも沢山の説明が必要で、その分、登場人物の内面や心情を掘り下げる時間が足りずに、物語に深みが出せないまま俯瞰的にただ話を追うだけの、感情移入やカタルシスのない映画になってしまっているのがとても残念でした。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-27 10:28:25)(良:1票) |
7. パラノーマル・アクティビティ
幽霊や悪魔の存在を信じてない人はまったく怖くないだろうな。私もその一人なんだが。やたら恐怖を煽ってたあの予告を思い出すと何か笑える。 モキュメンタリーらしくテンポは悪い。ビデオカメラをもっと色んな部屋に仕掛けてほしかった。動きのない前半はもの凄く退屈でした。 オチは安っぽい。よくシリーズ化できたなと思うくらい全編安っぽい。まあ、安いからシリーズ化ができたんだろうけど。 [DVD(字幕)] 3点(2013-12-27 19:42:52)(良:1票) |
8. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 物語の中心人物の如く登場したノーランドが、あっという間に死んじゃったことには驚いた。 本当に10シーズンも生き抜いてこれたのだろうかと疑念を抱かざるを得ないほど、とても浅はかで間抜けな死に様でした。 派手な逆転劇を期待してたんで、プレデタースーツを着たノーランドを見て、先の展開に少しだけ胸が躍ったんですけど…… チャンバラシーンはちょっと軽かったけど、ヤクザは思いのほか良かったです。 [レーザーディスク(字幕)] 6点(2010-12-16 20:06:10)(良:1票) |
9. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
「破」の続きを期待してたのに見事に裏切られた。こうなる可能性も少しだけ予想してたけど、正直「俺たちのエヴァw」は帰ってきてほしくなかったです。 「Q」は本当に既定路線だったのでしょうか?路線変更したんじゃないの?もしそうなら監督の心境が少し気になります。 しかし、何でミサトもアスカもシンジに何も説明をしてあげないのでしょうか?カヲルも何か遠回し。見ててイライラしました。ちゃんとした理由がありますよね?最終作で訪れる大感動のカタルシスへ向けての伏線ですよね? 残り一本でどうやって整合性を図るのか?この世界を本当にまとめあげられるのか?それが一番の楽しみです。 [ブルーレイ(邦画)] 4点(2013-12-27 18:30:29)(良:1票) |