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コメント数 11
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自己紹介 点数は「最後まで飽きずに見れたか」+「作中テーマとの相性」を基準点にしてます。雰囲気、演出などはよければ加点しますが、悪くても基準以下になるような減点の対象にはしてません。

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1.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
ここまで3Dを上手く活かした映画はないというぐらい、宇宙の広がりや事故シーンの迫力と浮遊感の緩急の表現が上手く、映像は本当に素晴らしかった。しかしそこに慣れてしまうとそれまでで、ワンパターンな見せ方と冗長な構成、脚本部分のアラやご都合主義が目立ち、ストーリーには最後まで没入できなかった。登場人物がほぼ一人なので話の結末とアウトラインは最初から見えており、それを踏まえて3Dを生かした迫力とスリル溢れるアクシンデントシーンで最後まで盛り上げていくのだろうと勝手に期待していたが、予算がなかったのか話の大半を相棒との会話や主人公の心理描写やバックストーリーに割いていたのに肩透かし。トラブルの発生や解決の描写は場当たり的で唐突であっけなく、無重力を泳ぐシーンで尺を伸ばし、緊迫感のなさをBGMで誤魔化してるのが興ざめで、最初の衝突以外でハラハラさせられるシーンは最後までなかった。最後の相棒の帰還は心に来るものがあったが、ほとんどが「そんな理由でできなかったの?それで解決できちゃうの?」みたいなご都合主義と突っ込みどころ満載で、3D映像がなければC級パニックものとして取るに足らない作品だったと思う。 ただこの映像体験は映画館でないとできないものなので、ぜひ劇場で見てほしい作品でもあります。
[映画館(字幕)] 4点(2013-12-29 11:15:06)(良:3票)
2.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 
予想以上に面白かった。専門業界の会話劇なのにテンポがよく、明確な結末がないにも関わらず消化不良のモヤモヤ感はない。  (作中の)マークは悪人ではない。自分の感情にも他人の感覚にも無関心、社会性がごっそり欠如しているだけだ。怒りは行動と結果で巻き返そうとする気概があり、安易に他人の情に頼ろうとしない克己心もある。なのでどれほど言動がKYであっても、不思議と人の関心を惹きつける「キャラクター」としての魅力があった。(実際に身近にいたら嫌だけど)  そもそも彼らのすれ違いの原因は、社会経験がないうちに事業を当ててしまったところにあるのではないかと思うし、対人関係においては衝動に任せた行動しか取れなかったマークが、エドヴァルドとの別離やショーンという反面教師のおかげで、「他人にとっての自分の存在価値」という概念が芽生えたラストは後味が良かった。  また作中のSNSはあくまで取引商材にすぎず、「ネットのコミュニケーションは空虚で云々…」という年寄り向けの陳腐なエピソードを入れなかったのも革新的。 この映画のテーマとなっているのは、メールや電話といったコミュニケーションの「手段」ではなく、友人たちとの衝突を通してマークの心が他人に向きはじめたという、急成長な事業を通しての心の成長にあるのだと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2011-01-25 00:00:14)(良:3票)
3.  ファイナル・デッドブリッジ 《ネタバレ》 
キャメロンお抱えのベテラン監督による3D映像と、初の18禁ということで、迫力あるグロかと腰が引けてたら、他の3D作品と大差ない出来で肩透かし。 カイルクーパーのOPは3Dで見る価値があったけど、本編で画面から飛び出してたのは血のついた先が丸まってるパイプぐらいで、客席の恐怖を煽るような見せ方はなかったのが残念。 橋の崩落と飛行機事故のシーンは迫力があるものの、それ以外のシーンは特撮をケチりたかったのか、マッサージ店で転倒して針が刺さる瞬間や、工場でフックに貫かれる直接的なシーンなどはなく、グロさで言えば過去作の方が上だったと思う。 これまでのシリーズのピタゴラ的な要素も薄まって、舞台装置を使った伏線と直接の死因が一致してないことが多かった。例えばレーシックのレーザーは痛い表現のためだけで、3の日サロマシーンのようにそれで死ぬわけじゃないとか、過去作に比べるとアイデア面で消化不良な感じ。あと毎回水&電気ショートのコンボに頼りすぎ。 あと死神は出し抜かれることを嫌う、無関係な人間を殺せばその余命を受け継げる、という死の運命を擬人化したような設定も整合性がなくて腑に落ちなかった。 「運命」という意思のない、死のリストのイレギュラーを元に戻そうとする無機質なシステムに立ち向かうのがこのシリーズの面白いところなのに、人間同士で殺しあうシーンで最後の尺を取られたのはガッカリ。毎回後半になると死のパターンが尽きてダレるから、趣向を変えることでテコ入れしたのはわかるんだけどね…。  と、細かい不満は結構あるが、全体で見ればテンポも構成もよく、事故シーンの映像には他にない迫力で、満足度は4より高かった。ラストの1への繋がりはファンならテンション上がること間違いなし。1と2が好きな人ならオススメ。
[映画館(吹替)] 6点(2011-10-02 02:53:11)(良:2票)
4.  デッドコースター 《ネタバレ》 
1より先にこちらを見て、ホラーでこんな新しい表現方法があるのかと驚いた。 オーメンと違い「誰の悪意も作為もない完全な事故死」ほど身近な恐怖はない。 普段ニュースで見聞きする事故を聞き流すだけの自分たちに、こんな悲惨な状態になることをストレートに映像で見せるという点は、ホラー映画でないと不可能なグロ表現の意義だと思う。特に車の運転やエレベーター事故なんかは現実味が高く、見た人への注意喚起に多大な貢献をしたのではないか。 キャラクターはクレア(アリ・ラーター)がとにかく魅力的。ヒロインのキンバリーを差し置いてストーリーをぐいぐい引っ張っている姿は、後のタフなヒロイン役としてのブレイクを予感させる。 ストーリーは中盤以降、偶発的な事故のネタがなくなったのか、無理がある殺し方になっていったのが残念。黒人教師やジャンキー兄ちゃんなどは映画の尺の都合で死んだ風にしか見えなかったので、恐怖は全く感じなかった。 死の順番の謎解きと妊婦のひっかけなどは悪くないのだが、テレビ局車の来訪と最後のバーベキューの事故に矛盾があるためスッキリしない。 デヴィット・エリス監督はアイデアのまとめ方と迫力ある表現に長けているので好きな監督の1人。また新しいホラーシリーズを撮って欲しい。
[DVD(吹替)] 8点(2011-01-30 00:42:57)(良:1票)

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