1. ウルヴァリン:SAMURAI
《ネタバレ》 アクションはあまり観ないのですが、X-MEN関連は、これまで面白いと感じていたので本作を観ました。また舞台が日本で、真田広之さんが出演されているので、より期待していました。 ですが、冒頭のハラキリシーンから感じ始めた「ちょっと違うなぁ」が、最後には「なんじゃこれ!?」となってしまい、はっきり言って面白くなかったです。 ストーリーは行き当たりばたっりで支離滅裂。 新幹線は扉が壊れても走り続けるし、長崎から東京まで車で日帰りなどツッコミどころも満載。 主人公を始めとして登場人物のだれにも感情移入できず。結局、シンゲンの言っていたことが正しかったということか?と思いつつも、修復能力の戻ったローガンにざっくりやられてしまい、納得いかず。真田さんのアクションシーンも少なく、まさに役不足。 日本人同士の会話でも英語が使われ、意味不明。 結局、サムライやニンジャやヤクザという単語を出して、「ニッポン」を作りたかっただけじゃないのか、と思います。逆にそういう意味では、日本を知らない方が観たら面白いのかも・・・。 ちょっと感心したのは、マリコとユキオの英語の発音が良く、映画の雰囲気を壊さなかったところと、ユキオのアクションシーン。ユキオ役の福島リラさんの趣味はテコンドーとのことからでしょうか。序盤のバーでの、石川五右衛門+斬鉄剣のような刀さばきは恰好良かったです。 [DVD(字幕)] 3点(2014-05-01 21:05:43)(良:1票) |