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プロフィール
コメント数 16
性別 男性
自己紹介 50代半ばのおじさんレビュアーです。
小学生高学年から中学生にかけて映画ファンになり、主に洋画を中心に映画館・テレビ・DVD諸々で鑑賞しています。年齢・時代とともに好きなジャンルは変わっていますが、基本何を見てもなにがしらの感動や興奮・胸をうたれることが多くレビュー採点は甘目かと。ちなみに採点は、初めて鑑賞した時を思い出して付けています。どうぞよろしくお願いいたします。

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1.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
たくさんの方がすでにレビュー済みだけど…あえて言わせてもらいます!、これぞアクション映画の最・最・最高傑作だと! ドキドキハラハラのメインストーリーに、主人公・敵役・相棒・サブキャラクターたちの見事なキャラ設定、ド派手な銃撃戦・肉弾戦・大迫力の爆破シーン、カタルシスさえ感じる最後の頂上対決、ちょっと感動するエピソードの挿入と笑って終わるエンディング。おいおいなんなんだこの映画は! これこそ、ジ・アクション映画でしょ。べたな展開だとかご都合主義だとかの声もあるにはあるけど、そんなことどうでもいいじゃああ~りませんか。日常を忘れて2時間をこんなに楽しめる映画は今でもそうそうないんじゃないかなあ。これまでにない新しいヒーロー像を確立したよねとか、敵役のアラン・リックマンの怪演は映画史上の悪役ベスト10に入るんじゃないのとか、CGがまだまだのこの時代、ヘリ2機がビル群の中をかっとぶシーンや爆破シーンはまさしく本物の迫力だよねといった話題はもちろん、ちょっと本筋からはずれるけど、マクレーンの奥さんはボニータイラーじゃなかったのとか、ラストのハンスグルーバーと最後まで生き残る手下はヒューイルイスですかとか、FBIの黒人男性のほうは、フライングコップ(裸の銃を持つ男の元ネタTVシリーズ)のエピソード2に出てくるボクサーだったとか、いろいろと楽しめる映画なのですよ。さてさて、そろそろクリスマスシーズン、あらためて鑑賞してまた2時間を忘れてみようかな。
[ビデオ(字幕)] 10点(2019-11-26 05:55:07)(良:2票)
2.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 
笑え畜生! いやあ~、映画は予備知識なしで見るべし!を初めて実感した超娯楽大作。公開当時は中学1年生、やはり?な文部省推薦のこの映画、先に観た友人に感想を聞いたとき「映画はなんの情報もないほうが楽しめるぜ」と言われ、後日、父・兄・私の3人で映画館へ。う~んまいったまいりました、凄い!面白すぎる!全くもって友人に感謝。後にも先にも、あんなにハラハラドキドキした2時間はそう記憶にないもんなあ。ストーリー展開もさることながら、主人公3人の人間ドラマもしっかり描かれていて全く飽きさせず、印象に残るシーン(サメの歯型標本の先に船が出航していくとことか)、ドッキリさせるシーンも盛りだくさん、特に覚えているのは船底から顔が突然出てくるシーンで、私・父・兄はもちろんのこと観客全員がびくっ! と、何とも素晴らしい一体感を味わえたのはいい思い出。さらには今でも耳にするあの音楽もあり、のちの映画製作にも多大なる影響を与えたことは間違いないよね。普段あんまり話さなかった父・兄とも、さすがに見終わった帰り道は感想を言いあったのも懐かしいなあ。ということで満点献上だ!
[映画館(字幕)] 10点(2019-11-21 13:44:12)(良:2票)
3.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
初見は高校3年生、友人から「今度の日曜洋画劇場でやる映画、面白いぜ」と聞かされ視聴。いやあ面白かった~公開時に観ればよかったと反省しつつ、またまた友人に感謝です(笑)。内容的にはサスペンス要素が濃いのだけど、そもそも、有人宇宙船の飛行・着陸・帰還の状況すべてをいわゆる「やらせ(当時は違う言い方かな?)」で欺こうとする計画が実に大胆で、しかもその方法が大掛かりなセットを組み、飛行士に芝居をさせるといった実に少年心をくすぐるシチュエーションもあいまって、本当ぐいぐい引き込まれました。当時は翌日の学校で映画そのものの話題はもとより、「ヘリとの追跡シーン凄かったよなあ」とか「東京湾炎上の内容となんとなく似てるよねえ」といった感想や、「サンダーバード1号のスコットや謎の円盤UFOのストレイカー長官の声だったねー、あとテリーサバラスの声は大平透さんも好きだけど森山周一郎さんでも良かったなあ」といった小ネタも含め、映画ファン同士しばし盛り上がりました。大人になって見返すと確かにみなさんおっしゃるとおり突っ込みどころ満載ではあるものの、初見時の思い出重視で9点献上します。マイナス一点は、やっぱりこの先どうなるのがちょっと観たかった!
[地上波(吹替)] 9点(2020-04-09 04:54:16)(良:1票)
4.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
映画の評価を皆さんはどうやって決めるのか? 脚本の面白さ? 心ゆさぶる演出や絶妙のカメラワーク? 心に響くセリフ? 魅力的なキャラクター? …… なんてことはこの際どうでもよいのである!と私的には断言してしまった映画です。(本来はもちろん大切よ) なんせ80年代~90年代のアクション映画の主役が一堂に会する映画ですよ。我が青春時代にアクション映画の面白さや楽しさ、時には失望(笑)をこれでもかというほどガンガンに与えてくれたあのスターたちがひとつの映画に集結! これが歓喜せずにいられようかってなものです。なんだかんだ現代のアクション映画の礎となったのは間違いないあの映画のスターたちが…あれからうん十年の時を経て、まさにこれは「Action movie of the オヤジ, by the オヤジ, for the オヤジ」的な映画かと。で、感想はどうかというと、もちろん大いに楽しめました。もうね、スクリーンにオヤジの姿が映るたびに観ているオヤジは涙ものです、みんないい塩梅に年を重ねてるよね~あんな渋いオヤジになりたいもの。ストーリーの中にも、昔、各オヤジが主役を張った映画の名シーンや名セリフをパロってみたりオヤジファンの喜ぶツボをわかってらっしゃる。個人的に一番感動したのはチャック・ノリスが登場するシーン、まさか自ら語る日が来るとは!いやはやもう鳥肌もの(笑)。とにもかくにも私にとっては忘れられない映画のひとつになりました。映画の新しい楽しみ方をまたひとつ教えてくれたスタローンには感謝しかありません。本当は満点を献上したかったのだけど、すでに3も公開され(もちろんそちらも鑑賞ずみ)、これからどんなスターを登場させてくれるのか、期待を込めて9点の献上で勘弁を!
[映画館(字幕)] 9点(2020-02-04 06:56:34)(笑:1票)
5.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
メリー・クリスマス!! 鑑賞後に思わず叫びたくなり、笑いながら感動しつつ大泣きしてしまう、本当に本当にハッピーな気持ちにしてくれる名作です。 見どころは何といってもやっぱり涙と笑いと大感動のクライマックスかと…ジョージが仕事を通じて必死で手を差し伸べてきたたくさんの友人・知人、ジョージが助けたことで不幸な将来を回避できた元上司、ジョージが命を救ったどころかジョージが自分の夢を犠牲にしながらも応援し続け変わらぬ兄弟愛でつながっていた弟、なんだかんだお互いどこかで信頼しあっていた元恋敵などなど、数えきれないたくさんの人々がジョージ家族の大ピンチに我先に駆けつける! これが感動しないでいられようか、泣かずにいられようかってなものです。しかもその時(寄付金を渡す時)のセリフがまた良い! 「離婚用の貯金なの、未婚だけどね」「ベッドのへそくりを引き出した」、なんですの~笑って大号泣じゃないか…そしてそして蛍の光の大合唱のもと、愛らしいスズとの天使エピソードを挟みつつ愛する妻との笑顔のスリーショットでThe End、いや~ホント泣き疲れします。ただ、単に感動だけでなく、神様(お天道様)はちゃんと見てるからやっぱり正直に生きなきゃとか、人には親切にしなくちゃなとか、情けは人のためならずだな、といった本来なら説教ぽい戒めもすんなり心に入ってくるんだよね~。心が洗われるってまさしくこういうことなんじゃないかな~まさしく素晴らしき哉、人生! あと、2級天使がおじさんという設定も含めクスッと笑える場面もあって、クリスマスの時期、老若男女みんなにお薦めしたいそんな映画です。ということで、もちろん…満点献上します!
[ビデオ(字幕)] 10点(2019-12-24 22:09:57)(良:1票)
6.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
今までに一番感動し一番泣いて一番余韻に浸った映画。夢に向かって挑戦する若者の成長を軸に、父親との葛藤~互いに心を通じ合わせるまでを描いた実話に基づくドラマ。いやいやとにかく泣きました。盗まれたノズルを父がつくったと母から報告を受けたあと、ひとり笑顔でありがとうとつぶやく場面から視界がにじみはじめ、コンテスト優勝ですでに涙腺崩壊。帰宅後病床の恩師への報告~父への感謝と自分にとってのヒーローはと語る場面で第2の涙腺決壊。そして最後のロケット打ち上げ場面、父親が現れ一緒にスイッチ点火、応援してくれた母や恩師はもちろん多くの人たちが一緒にロケットを見上げる中、父親が肩にそっと手をかけ初めて照れた笑顔に…あ~もうだめだ!涙腺ダム大決壊、涙の大洪水! 音楽がまたいいんだよね! さらにさらにエンドロールの実写フィルムが追い打ちをかけ、夢をかなえたことへの感動、若くして亡くなってしまった恩師の実際の姿にやるせなさを感じるなど、もういろんな感情がまぜこぜになって声をあげて大号泣! 一体何分間泣いたんだろうと自分でもびっくりした映画、そして映画館でなく家でひとりで見てよかった思わせた映画なのですよ。とかく若い世代が見るとよい映画ともとれるけど、人生100年といわれるこの時代、私みたいなおじさんでも、第2・第3の夢をもつ勇気や希望をも与えてくれる良質の映画として、もちろん10点献上します!
[ビデオ(字幕)] 10点(2019-11-26 19:39:41)(良:1票)
7.  日本沈没(1973) 《ネタバレ》 
今は亡き両親とともに映画館にて鑑賞、当時10歳小学5年生。日本が沈没するという凄い設定に、とにかくドキドキしながら見たのを思い出す。仮面ライダー本郷猛だとかブルーライトヨコハマのお姉さんだなどと本筋とは関係ないところにも着目しつつ、地震発生のメカニズムを説明する場面では、子供なりにヘぇ~そうなんだと感心。あと富士山噴火のシーンでは「えっなんで頂上が爆発しないの?」と疑問を持ち、後に宝永火口の名前と場所を知ることでこちらも勉強になったのはいい思い出。なにせ子供時代の鑑賞でもあり、災害や列島各所の沈没シーンに度肝を抜かれたが、何よりも鮮明に記憶しているのは沈没への対策案の中で、「何もしない(日本列島とともに国民は一緒に…)」という案が語られるシーン。総理役・丹波哲郎の涙の表情は今でも忘れられない。何なんだその選択肢はと思いつつ丹波哲郎氏の名演技に圧倒されてしまい、子供心にそんな考えもありなのと妙に納得した思い出。大人になって見直すといろいろ粗も見えるけど、とにもかくにも私にとって映画の面白さを教えてくれた邦画作品であり、作品自体から感じる当時のエネルギーに敬意を払って8点献上。蛇足だけど、当時の特に邦画作品予告では、「特報!」「撮影快調!」「トップスター夢の競演!」「東宝(東映)が総力を結集!」といった仰々しい宣伝文句が毛筆字体でスクリーンいっぱいに出ていたけど、なんかワクワクしたよね~。映画が娯楽だった昭和のよき時代です。
[映画館(邦画)] 8点(2019-11-20 10:00:21)(良:1票)
8.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 
パーフェクト! と言うしかない、こんな最高に面白い映画を映画館でリアルタイムに楽しめた私は、なんて幸せなんだろう。 SF・冒険・アクション・スリル・ファンタジー・コメディ・青春・ロマンス・音楽等々、これぞ感動と興奮のてんこもり状態、もうお腹一杯だ。でかしたスピルバーグ!やるじゃないかゼメキス! (上から目線ごめんなさい) 人生50数年、私にとっていまだにNO.1の映画なのだ。公開が1985年、当時22歳の青春ど真ん中、世の中もなんかキラキラ輝いていた時代背景も影響しているんだろうなあ。それにしても、この後のパート2・パート3とほとんど評価が下がらない映画もホント珍しい。最後にやっぱり、ありがとうスピルバーグ! 感謝だゼメキス! <追記>只今ひさしぶりに地上波で吹替版(山寺宏一氏、故青野武氏、故富山敬氏、石丸博也氏等々)を視聴中…なんだ?どうした? ものすごく楽しくて面白い作品のはずなのに…涙が止まらない。本作品を映画館でリアルタイムで視聴した青春時代の思い出、吹替版を担当している今は亡き声優の方々に楽しませてもらった作品の思い出など、もういろんな感情が体中を駆け巡る…。いやはや年取ったねえ(笑) とにもかくにもこの作品は私にとって最高の映画だったと再確認して追記した次第。最後にやはりもう一度大声で叫ばせてもらいます…ありがとおおおスピルバーグ! 感謝どああゼメキス! (追記の追記)今朝の某情報番組で山寺宏一氏が番宣してて、「三ツ矢雄二版が見たかっただなんて言わないでね」と半ば自虐的に語っていたのが笑えたなあ。なんのなんの三ツ矢版・山寺版・あと宮川一朗太版他、みなさん個性があって私はみんな好きですよ!
[映画館(字幕)] 10点(2019-11-21 02:53:24)(良:1票)

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