1. アラビアン・ナイト(1942)
《ネタバレ》 いま観るとセットの丸出し感とか背景のペインティングであるとかが目に付くんですけど、 1942年ですもんね。こんな異国滋養著溢れる作品をカラーで楽しめるのですから当時の観客はさぞ喜んだことでしょう。 髭を剃って女装して相手を次々気絶させるという典型的な喜劇やシェーラザードの妖艶かつ大胆な踊り、 終盤の一騎打ちなどが印象的でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-09 15:04:59) |
2. アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界
《ネタバレ》 あ〜続編ものだと知らずに鑑賞しちゃいました。ちゃんと前作を見ないとよくわかりませんでしたね。 身体が少しずつゾンビ化していく様はザ・フライを思い起こさせる気持ち悪さがありました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-08 13:07:15) |
3. Away
《ネタバレ》 これだけのアニメーションをたった一人で作り上げたというのは率直にすごいと思いました。 セリフが一切無しで説明がないので色々と解釈の余地があると思いますが、 最初パラシュートが木に引っかかって助かるところから始まりますが、 一連の旅は実際には死にかけてる時に見てるヴィジュアルで、 追いかけてくる黒い巨人は死神のようなもので、鳥さんは魂の先導役のような感じなのかなと。 最後の町は彼の故郷で自分の魂が故郷に帰って結末を迎えたのかなと思いました。 鏡面のような湖をバイクで疾走するシーンは美しかったです。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-03 09:01:48) |
4. アンダー・ザ・ウォーター
《ネタバレ》 海面の上昇で人類が滅亡の危機にある未来。そこで過去にタイムスリップし、 海底を真水に変える研究を行っていた女性科学者に会いに行く、というお話。 大まかな話の流れはよくあるSF映画という感じだが、そのタイムスリップするのが 自分の「分身」という、ここが少々独特で、自分が二つに分かれた状態ということで 主人公もその点に関し哲学的な思索を始めるのでやや難解で観ているこちらも眠くなりそうになっちゃう。 でも後半は主人公とその分身による争いとなり、かつ自分で自分と争ってるようなものでSFらしい面白さが発揮されます。 地球温暖化がどうというよりは、自己同一性とか、タイムパラドックスとかそちらの方に焦点があたってる印象。 SFというのは外側に向かっていくタイプと内側に向かっていくタイプの2種類あると個人的には思ってるのですが、 本作はまぎれもく内側に向かっていく自省タイプのSF。北欧らしい暗い内省系SFが好きな人には良いかも。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-01 16:08:21) |
5. アーカイヴ
《ネタバレ》 基地やロボットのレトロな雰囲気、寒々しい山地、 大滝の前に佇むロボのヴィジュアルなど見た目は割と好みでした。 本作の影の主役はJ2じゃないかな?なんかすごく可哀想で、 ぎゅっと抱きしめてあげたいと思っちゃった。 死者と会話できるシステムというのが個人的にはよく分からず。 そのへんがもう少し納得できればもっと良かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-01 13:08:40) |
6. アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド
《ネタバレ》 単なる恋愛ものではなく、観る人に疑問を投げかけてくるドイツらしい作品でありました。 アンドロイドとは?人間とは?恋愛とは?幸福とは? 自分だったらアンドロイドのパートナーをどう思うかと考えると、 確かに幸せな気持ちにはなっちゃうかもしれない。 でも「こいつは自分を幸せにするためにプログラムされてるだけだし」と思うと一気に冷めちゃう。 この主人公のようにずっと割り切れない気持ちを持つだろうな。 そういう葛藤を持ち続けてるのが、人間たる所以なのかも。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-01 09:35:34) |
7. ある閉ざされた雪の山荘で
う〜む、、、どうにも釈然としない。 小説だったらまだこの世界観に入り込めて理解できたのだろうか。 こう言う構造だと分かった時点でカタルシスが味わえればいいのですが、 自分には首を傾げるばかりでした。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-05-06 19:20:16) |
8. アステロイド・シティ
《ネタバレ》 ウェス・アンダーソン節全開な作品でしたね。 「犬ケ島」は面白かったんですが、本作は自分には少々合わなかったですね。 人を選ぶ内容で、ピッタリ合う人にとっては最高な一本だろうなと感じました。 なぜに入れ子構造にしてるのでしょうか。モノクロシーンの必要性は? 宇宙人が最初に現れて隕石持っていくシーンは笑えました。 [DVD(字幕)] 5点(2023-12-14 12:38:57) |
9. RRR
《ネタバレ》 最初から最後までテンションMAXな作品でしたが、一番のお気に入りはやっぱりナートゥダンスですね。 キレキレのダンスですごくかっこよかった。アクションシーンでのNo1は、大量の野生動物を引き連れて乗り込むシーンかな。 火と水の戦いにしろ、笑っちゃうぐらい勢いが良くてパワーをもらえました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-08-23 13:23:16) |
10. アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
《ネタバレ》 映像は本当にすごかったです。 映画産業の今後を考えるとこれだけの制作費をかけた大作は今後なかなかお目に描かれなくなるのではと思い、 キャメロンというとんがったクリエイターに感謝しその贅沢さを堪能した次第です。 ただストーリーの流れは踏襲だったと思うし映像的に前作より進化していても前作ほどの衝撃はありませんでした。 前作は「未知の衛星パンドラへの旅」という感じですごく楽しかったんですけど、 本作は「あぁ、パンドラって地球のことなんだな」という感じがしてしまって。 環境保護のメッセージはいいのですが、描き方が素直すぎる印象を受けました。 ラストはじ〜んときました。 [映画館(吹替)] 7点(2023-01-23 10:20:06)(良:1票) |
11. アンチャーテッド
《ネタバレ》 プレイステーションによる劇場映画第一弾。 一人のゲーム好きとして、映画館でプレステのロゴを見るのは感慨深いものがありました。 ゲームのアンチャーテッドはプレイしたことありますが、 ああこのシーンあったなと思いニヤニヤしながら見てました。 ネイサン役は元々マーク・ウォールバーグがやる予定だったそうですが、 今日きょトムホにチェンジとなったそうで、 トムホでは見た目が若いのではと 思っていたのですが、見てみるとそんなに気にはなりませんでした。 それどころかマーク・ウォールバーグ演じるサリーとの掛け合いが良くて、 なかなかいいバディ感が出てるんですよね。 本作の一番の良さはそこだったように思います。 多分2作目が今後製作されるのでしょうが、 お兄ちゃん出てくるんじゃないかな。 誰が演じるのかなと今から楽しみです。 [映画館(吹替)] 7点(2022-03-29 15:10:26) |
12. アーヤと魔女
《ネタバレ》 評判が悪いのを先に見ていて期待値が低かったせいか、いや普通に楽しめたなという印象。 確かに内容的には、よくこんな中身のないお話で一本映画作ったなとは思うのですが、 こういう作品もたまにはあっていいんじゃないでしょうか。 何でもかんでも教訓めいたものが必ず必要だというわけでもないですし。 魔女とアーヤの関係は、なんだか姑にこき使われる嫁みたいな感じなんですが、 そのやりとりを眺めてるだけでも楽しいものがありました。 強いて言えば、これそのまんまの画ヅラで実写にできそうな印象を受けたので、 果たしてアニメの意義とは、フルCGの意義とは、みたいなものを考えたりはしました。 [DVD(邦画)] 6点(2022-03-08 14:27:17) |
13. アニマルズ 愛のケダモノ
《ネタバレ》 ルルちゃんが可哀想でしたねぇ〜。ほんと、なんでこのカップルは誘拐なんてしてるの?よくわかりません。 実際に起きた事件の映画化とのことですが、確かにリアリティのある描写であったと思います。 特に俳優さんたちの演技はみんな素晴らしいものがあったと思います。 ただ、嫌な気持ちになるだけで映画としてはそれほど面白味を感じることはありませんでした。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-05-19 15:56:11) |
14. 青くて痛くて脆い
《ネタバレ》 割と好きですねぇこういうの。全く予備知識なしで見たのが良かったのかなと思います。 序盤の展開から、モアイをぶっ壊すと決意する流れ、そこからの実は〜の展開に驚き。 あぁぁそういう映画だったのかぁと。この展開の裏切りがとても上手いと感じました。 そして、ある種の変態的な話になっていくわけですが、それもまた個人的には好みでした(笑)。 まさしく、タイトル通りの「青くて痛くて脆い」内容でありました。 でもそういうのを包み隠さず見せつけてくる映画は好きです。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2021-04-26 16:26:56) |
15. アナと雪の女王2
《ネタバレ》 映像的には綺麗だったんですが、どうもピンと来なかったですねぇ。 前作のレリゴーのような印象深い曲がなかったのが残念。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2021-01-25 19:12:19) |
16. 惡の華
《ネタバレ》 面白いかつまらないかと言ったら、面白かったです。 それは話の本筋というより、ドSとドMのやりとりが見てて笑ってしまうから。 主人公をはじめとして彼らの行動や内面は正直全く理解できないのですけど、 う〜ん、思春期ってこういう心の闇があったんだったかなぁ、、、? まぁとにかく彼はほんまに空っぽやね(笑)。 玉城ティナはかなり良かった。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-11-14 21:27:05) |
17. 青夏 きみに恋した30日
《ネタバレ》 近くの男の子より、私はこういう憧れの出会いがあるんだ〜とか、 別れを言うのが辛いから言わずに帰っちゃうところとか、すごく青春っぽくて良いなと思いました。 それと、日本の田舎の夏の風景というのはいいものですね。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-25 14:54:19) |
18. あさひなぐ
《ネタバレ》 乃木坂の皆さんですから美女ばかりで観ている分には良いのですが、 内容的にはそれほどでもなかったかなぁというのが正直なところ。 特に、ストーリーとしての葛藤が全体として弱いですよね。 そして何より、肝心の試合のシーンがイマイチ魅力的でないのです。 もうちょっと魅せる演出をして欲しかったなぁと思います。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-08-20 19:04:55) |
19. アス
《ネタバレ》 娯楽作としては、普通に楽しめました。序盤、自分たちと同じ顔の家族、 だけどどこか変な人たちが襲ってくるシーンの不気味さや、その後のブラックユーモアなシーンの数々など、 エンタメのクオリティとしては申し分ないです。 ただ、設定そのものは何のリアリティもなく思いつき感の強い話なので、 「ゲット・アウト」のような完成度はありません。 ドッペルゲンガー的な奇怪話は好みなので、一応7点を献上。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-29 18:46:39) |
20. アナベル 死霊博物館
《ネタバレ》 次に何が起こるか、、、の匂わせ感とか雰囲気作りは悪くないんですけど、 これはもうアナベル人形ほとんど関係ない、ただのお化け屋敷映画になっちゃってましたね。 これといった脈絡もなく、モンスターキャラが交互に出てきて驚かせるだけで、 途中から飽き飽きしてしまいしまた。 女の子3人がまさしく観客層の年齢という感じで、結局のところみんな無事だし刺激が足りなかったかな。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-02-14 20:26:36)(良:1票) |