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61.  アートスクール・コンフィデンシャル 《ネタバレ》 
とりあえず主人公が美術学校に入って、まあ何かいろいろとあるんですが・・・いろいろ入れ込んでいる割には、全然処理しきれていないというか、コンセプトが何も定まってないというか。せっかくマルコヴィッチやブロードベントやブシェミまで起用していながら(端役でアンジェリカ・ヒューストンまで!)、まったく使いこなされていない。一方で途中からなぜか連続殺人がどうのこうのというのが絡んでくるのですが、それまでの流れと整合しているわけでもない。というわけで見所はなかったのですが、ヒロインの彼女は可愛かった上に演技も落ち着いていたので、そこに4点。
[DVD(字幕)] 4点(2021-09-27 00:54:42)
62.  アイアンマン2
最初見たときは特に面白いと思わなかったのですが、全体像が見えるといろいろ楽しめました。やっぱりこの作品は、仲間がじわじわ増えていく過程が醍醐味だったのですね。装備状態のスタークとローズが、メット内の顔面アップで会話しているだけでワクワクします。どこをどう見てもワルまる出しのミッキー・ロークも、敵としていい感じ(一見いい人なのに実は・・・というような設定は、この人にはない)。それに、最初にサーキットに出てくる手作り感満載のウィップラッシュが、いっちゃってる感と同時に、ある種のやるせなさや痛ましさも感じさせるのです。こういうことができるのはミッキー・ロークだけ。●ペッパーが前作に比べると単にうるさいだけになっていたのが残念。ただ、スカヨハと並んだときのグウィネスの背の高さにはびっくり。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-09-22 01:03:42)
63.  アイアンマン
やっぱり、シリーズ第一作のヒーロー誕生秘話となると、どうしても前置きの長さは避けられないのだな。ただ、この作品の場合、その背景に関して、武器商売がどうのこうのとか中東紛争がどうのこうのという妙に生々しい内容が続いているので、さらにバランスがおかしなことになっている。●ただしこの作品に関しては、主演にロバート・ダウニー・Jrを持ってきたという偉業については、力強く讃えたい。当時はすでにすっかり影が薄くなっていた、しかもその時点で40代のオッサンをこのヒーローにキャスティングするという英断がなければ、その後のMCUシリーズの発展もなかっただろう。実際、彼は滅茶苦茶楽しそうに芝居をしている。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-08-16 21:20:41)(良:1票)
64.  悪魔を憐れむ歌
映像も効果音も気持ち悪いし、大した敵とも思えないのに勝手に登場人物が苦戦しているので、真面目に見る気が起きない。デンゼルも、この種の話では全然格好良く見えない。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-08-11 00:22:05)
65.  アレクサンドリア
序盤の平和で牧歌的な授業の風景が、いつの間にか峻厳な立場の対立になっていく構図的変容。それを軸足としながら、俯瞰を多用した(=テーマと一致した)撮影、エキストラや美術関係のとてつもない気合の入り方、明と暗を駆使する照明のこだわりなど、技術的にも細部まで丁寧さが満ちています。さらには、原始西欧キリスト教の暴力性や侵略性を明確に形づけた挑戦性についても特筆すべきですし(最後の字幕まで!)、そして何といっても、それらすべての重さの上に君臨してぶれることのないレイチェル・ワイズの凜とした知的な美しさが、作品を説得的にまとめ上げています。そう、単に映像的な迫力を盛り込むだけではなく、「主演女優を綺麗に撮る」という基本中の基本も、一方で怠ってはいないのです。そして、この作品は、学問の尊さの表現を一貫して徹底しているという点でも実は貴重なのですが、それが完成したのも、レイチェルの存在があったからこそでしょう。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2021-07-23 00:18:34)
66.  アンダー・ハー・マウス 《ネタバレ》 
まあとにかく、主演2人の脱がされぶりは徹底している。制作者も出演者も、異様に気合が入っているのがよく分かる。しかし、それを支えるべき生活実感や心理描写の部分がほとんど欠落しているので、結局、主人公カップルに盛りがついているだけのようにしか見えないのである(婚約者の男なんかも、もうちょっといろいろ使いようがあったのではないかと思うが・・・)。で、ラスト10分はもろ手抜きであってそこだけで減点しようかとも思ったのだが、主演2人の根性に免じてこの点数。
[DVD(字幕)] 6点(2021-07-20 00:45:18)
67.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 
改めて考えると、前作の最後でヒーローキャラの半分を消してしまうというのは、実に効果的だったのですね。これは死ぬわけないと普通考える主人公クラスのキャラまで容赦なく消すことで、あえて描写しなくても、全人類の半分が消えるという危機が実感できる。また、前作では増えすぎた感もあったキャラを整理することで、もう一度地に足の着いた地道な描写が可能になるのです。それを受けて、本作の冒頭1時間は、「その後の敗北感」が延々と描かれるのですが、ここで溜めに溜めているからこそ、見る側の後半に向けてのテンションも高まるというものです。そこからすると、いざタイムトラベルに入ってからの方がむしろダレ感があるのですが、それをくぐり抜けてからのオーラス、あの勢揃いシーンは、絶対にそうなるとあらかじめ分かってはいても、やはり単純に胸が熱くなります。これをやりたいがためのそれまでの2時間半であり、そしてシリーズだったのでしょう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-07-05 02:14:17)(良:1票)
68.  アバウト・タイム 愛おしい時間について 《ネタバレ》 
主人公がタイムトラベルをいろいろいじり始めたところで、気がつけば、レイチェル・マクアダムスが別の男とくっついている。これではいかんと即座に修正して、ちゃっかり自分に出会いを向けている。厳密にいえば、これは恋愛競争としては「卑怯なやり方」なのだが、リチャード・カーティスはそんなことは気にせず、話をどんどん先に向けていく。彼は主人公には何としてもハッピーになってもらいたいのだし、これはみんなが夢想する「あんなことができたらなあ」の具現化なのだから、作品としてはそれが正解なのだ。そして、いろいろあったけど結びついてハッピー、で収束するかと思いきや、さらに後半は話を飛翔させて、人生全般の次元まで包み込んでしまう着実さ。
[映画館(字幕)] 8点(2021-06-24 01:39:11)(良:1票)
69.  あゝ声なき友 《ネタバレ》 
復員兵が戦友の遺書を配って歩く話なのだろうな、と思いながら見始めたら、最初の小川真由美との絡みが妙に長い。何だこれは、と思っていたら、それが本筋にすっと絡んでくるトリッキーさ。そして本題の遺書配達では、一番ぞくっとしたのは、倍賞千恵子や市原悦子のパートのように、「結局たどり着けない」部分をきちんと盛り込んでいること。そう、全部が全部たどり着けたら、それはおかしいというか、都合良すぎるよね。それから例えば、いざ配達できても、相手先からは感動とか涙とか感謝のリアクションは全然ない。このトーンの統一も、作品に気品と節度をもたらしています。一方で、最初は進駐軍放出鍋の街頭販売を一緒にやっていながらその後着実に出世していく財津一郎が、いい感じのアクセントになっています。●作品としてのキズは、輪島のパートで主人公が突然正義の味方になってしまう点かなあ。この部分だけ、急にテンションが高くなって浮いています。ここは、真実はあくまでも灰色の向こう側にしておいて、それでも長山藍子はすべてを飲み込んで江原に寄り添っていく、とかの方が心理の綾が出たのではないかと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2021-05-12 15:32:20)
70.  アンタッチャブル 《ネタバレ》 
当時でもすでに珍しかった単純勧善懲悪作品。しかし、コネリーの重厚さ、ガルシアの若々しさ、デニーロの敵ボスキャラとしての格好良さという適材適所な配置によって、後々まで名を残す作品となっている。美術関係の職人的な頑張りも評価してあげたい。ケビン・コスナーの大根ぶりだけが残念。●よく考えると、この作品は脚本もしっかり絞り込まれているのです。最初に挫折して落ち込んでいるネスが、なぜ突然正義の味方になるのかという点について、カフェ爆発シーンと母親の訪問シーンの2つだけで実に手際よく説明されている。ネスの家族関係も、僅かな描写だけでしっかり重みを残している(その妻役がこれで映画デビューのパトリシア・クラークソンというのも、制作者は恵まれていた)。すべてのシーンに意味づけがはっきりしているので、役者も演じていて楽しかったのではと思います。それだけに、ケビン・コスナーの大根ぶりが返す返すも残念。
[映画館(字幕)] 8点(2021-04-04 14:52:10)
71.  足ながおじさん
最初の部分の、そんなに簡単にアメリカ行きを承諾するな!君は今の仕事に誇りはないのか!に始まり、突っ込みどころは多数あるのだが、オジサン達の永遠の憧れのシチュエーションを恥ずかしげもなく堂々と(ほめ言葉)作品化して完成させてしまったという度胸の良さは大いに評価したい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-21 01:58:14)
72.  哀愁 《ネタバレ》 
恋に落ちたときの2人の歓びの表情と、礼儀正しく心遣いに満ちた会話、深い愛情から発する一直線の行動。それを素朴に素直に撮りきっているからこそ、一言でもまとめられるようなありがちなストーリーでも、生き生きとしたドラマになる。それどころか、男の母や上官が最後まで優しく誠実であるなんてのは、かえって今から見ると「意表を突いた展開」ですらあると思う(今だったら絶対にこの辺に障壁を入れてひねろうとしてくるはず)。単純な進行に見えてよく見ると不要な部分やなくてもすむ部分はばっさり切っている調理の技も、今見ても参考になります。そうそう、「生活に窮していた2人が何をしていたか」ということも、台詞で正面から説明されてもいなければ、そのシーンそのものを出してもいないんですよね。この奥床しさ、そして美学。●最後のリーのアップと車両が交互に映される場面、一つだけ、「橋の上にいる実際のリー」ではないリーのショットがあって、しかもそれはよく見ると涙を流していて、そして物凄く怖いのですが。あれは心象表現?
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-19 00:23:03)(良:1票)
73.  ALI アリ
ほとんどはウィル・スミスが適当に喋っているのを適当に撮っているだけだし、やたらと揺れまくるカメラも見ていて酔いそうになりました。もちろん、ボクシングというスポーツによる肉体の躍動感の表現など微塵もありません。まさかモハメド・アリを対象としていて、こんな作品になるとは思いませんでした。びっくりです。
[DVD(字幕)] 3点(2021-01-23 01:43:58)
74.  アルジェの戦い 《ネタバレ》 
背景やディテールの説明はびっくりするほど省いて、粛々と淡々と進んでいく。しかし、一つ一つのシーンの重量感と説得力が異様で(主人公の青年の目力も込み)、加えて場面設定の趣旨目的が明確であるため、なぜか内容が把握できてしまう。しかもその過程で、フランスにもアルジェリアにも肩入れせず、ただ起こっていることを忠実に追っているため、見る側の予断も排除できるような作りになっています。また、モノクロにしたのも正解であるのみならず、その中で光と影を巧妙に駆使し、画面の迫力を高めています。
[DVD(字幕)] 7点(2021-01-19 01:25:03)
75.  アデル、ブルーは熱い色
カメラがえらく落ち着かなくて、人がただ喋っているところにこっそり割って入っているような感じなのです。よって、役者の演技を見ているというよりも、隠し撮りフィルムあるいは現場同行映像か何かを見ているような気になってきます。ただそんな中でも、3時間近くをそれほどだれさせずにほぼ一直線に見せ切る静かなテンションの高さは、なかなかかも。
[DVD(字幕)] 5点(2020-12-31 00:43:40)
76.  アラスカ魂 《ネタバレ》 
ジョン・ウェインが何とか頑張ってアホコメディの主人公を演じようとしているのですけど、これがまたどうやっても合ってないというか・・・この人は、例えば「リオ・ブラボー」の階段コケシーンみたいに、真剣に格好良くやっているときにアホが混じってしまうときの方が、よほど味わい深くて面白いと思いますが。演出も終始グダグダで、最初と最後の集団乱闘シーンなんか、あまりの締まらなさに目を覆いたくなります。ヒロインのお姉ちゃんが出てくるシーンは比較的マシですが、あの弟ビリーとやらのうざったさは何とかならなかったのか。画面上どこまでも邪魔。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-12-23 00:01:16)
77.  アイス・ストーム
アン・リーともあろう者が、これだけ個性派の役者を揃えておいて、全然使いこなせていない。実は一番存在感があったのは、キー・パーティーなどという凄いものをニコニコ顔で当たり前のように仕切っているアリソン・ジャネイじゃなかったのかな・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2020-10-02 00:24:28)
78.  アパッチの怒り 《ネタバレ》 
ダグラス・サークって、メロドラマの人じゃなかったっけ?と思ったのですが、もろにウエスタンです。一応、「先住民でありながら白人と宥和政策をとっている一派」というのが主題のようで、主人公は急進派・対決派を抑え込むのに苦労します。が、そんなことをしていながらも、いい感じの関係のお姉ちゃんとの間柄の描写に、油断するとすぐ流れてしまうというか、どうみてもそっちの方が本気っぽいというのが、いかにもこの監督というか・・・。ラストのめでたしめでたしも、無理矢理終わらせた感満載で、特にハッピーな気分にはなりませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-09-14 01:11:09)
79.  あやしい彼女(2016) 《ネタバレ》 
倍賞美津子のババアにしても、小林聡美の母親にしても、描写があまりにも類型的で。お二人の芸の細かさなどまったく発揮されていません。途中で爺さんや母親にあっさりネタ割りをするのも、何でそんなことをするのかな。分かりそうで分からないから面白いのに。逆に孫の方は、例のアクションで「えっ?」となる美味しいシーンが、その後まったく生かされていません。そんな稚拙な脚本でも、存在感だけで全部を引っ張っていける、そしてステージアクションもそこそこサマになっている多部未華子ちゃんに3点。それと、この内容にしては尺が長すぎです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-08-28 01:19:21)
80.  アルゲリッチ 私こそ、音楽!
アルゼンチン出身の世界を代表するピアニスト、マルタ・アルゲリッチについてのドキュメンタリー・・・なのですが、撮っているのが彼女の娘、というのがミソでありまして。当然のことながら、ドメスティックな話題(や映像)が多くを占めています。したがって、もともとこの人を知っている前提で、「なるほど、プライベートな場面ではこうだったのか~」という新発見をする見方だったら、これほど面白い作品はないのでしょうが、「そもそもこの人ってどういう(業績や技術のある)人かが知りたい」という観点であれば、解説やデータ提供が親切にあるわけでもないので、ほかのファミリーと何が違うのかがよく分からない間に終わってしまいます。そんなわけで、深く楽しめたわけではないのですが、作中における日本の比重が高めなのは、ちょっと驚きました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-27 00:58:29)
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