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101.  赤毛
赤毛というタイトルそのままに赤い髪をしている三船敏郎の大将ぶりが醸し出す能天気な性格の中に見えるリーダーシップの姿こそこの時代の大将そのものではないかと見ていて感じることが出来る。自分を犠牲にしてまでも農民、平民の為に金持ちである武士達へと戦いを挑む姿が描かれています。前半、やや単調な感じがしなくもないが、後半のはちきれんばかりの力強さと岡本喜八監督の時代を読み取る力は流石!作品の雰囲気は喜劇的ではある。ところが観ていてこれは単なる喜劇ではない何か考えさせられる内容になっている。権力のあるもの、ないものとでは違う。やはり権力のある者の方が強い。しかし、権力で支配する人間に対して、立ち向かう為に何か行動を起こさなくては何も始まらない。そんな叫びというものが聞えてきそうだ!
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-05-21 21:33:47)
102.  あした晴れるか 《ネタバレ》 
ここ最近、芦川いづみ目的に川島雄三監督作品以外での芦川いづみばかり観ている。勿論、そうなると自然に石原裕次郎を観る機会も増える。そんな二人の作品、最近見たこの二人の映画ではこれが面白さという意味では一番面白かった。新聞社で働く石原裕次郎演じる一人の青年とそんな石原裕次郎と共に行動する芦川いづみ、更にはバーで働く一人の女との駆け引き、男と女との壮絶な戦い、石原裕次郎が撮った写真をめぐり、やくざまで出てきて(巻き込んで)の何ともハチャメチャな展開と言葉の応酬が面白い。石原裕次郎と芦川いづみの喧嘩ばかりしてはいてもそんな喧嘩がどこか楽しくて良い。二人の上司が君はどんな子が好きなのか?常に眼鏡をかけていて、いつも不機嫌そうな芦川いづみとエリザベス・テイラーとを比較するという何とも比べにくいなあ!エリサベス・テイラーも良いけど、私は断然、芦川いづみです。そうだなあ?芦川いづみをハリウッド女優に例えるならどちらかというオードーリー・ヘプバーンかナタリー・ウッドだと私は勝手にそう思っている。とにかくこんな不機嫌そうな芦川いづみでもやはり可愛くてたまらん。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-05-04 11:04:51)(良:1票)
103.  あじさいの歌
おっと、これもまた「陽のあたる坂道」「乳母車」同様、同じ石坂洋次郎原作による映画化なんですね。今回もまたしても芦川いづみが素敵!もう、なんて言うべきか?本当に可愛い。まるでタイトルのあじさいのような華やかさ、あっ!そういやこの映画の中で芦川いづみが着ていた洋服の色も紫色でどこかあじさいの花のようでした。もう、なんかここんとこ芦川いづみのことしか書いてないような気がする。だって、本当に可愛いんだもん!話自体は大して面白くもないし、でも、こんなにも可愛い芦川いづみが見れるだけでも私は見て良かったと思う。
[ビデオ(邦画)] 6点(2007-04-29 22:02:52)(良:1票)
104.  
観たのは随分、前の事なのだがとにかくこの作品はもう本当にため息の出るシーンの連続で一度、観ただけですが、もういつまでも心に残るぐらいの素晴らしい構図、もう本当にため息が止まらなかったのが忘れられません。これほどまでに雨が美しい映像、私は観た記憶がない。そのぐらいの美しさ、日本で言うならばまるで溝口健二監督の作品のようなとにかく美しくて、美しくて、一つの絵をずっと眺めているそんな感じの作品です。そんな美しい映像の中で繰り広げられる男の女の切ない物語も忘れられません。上目使いで男を見るクロフォードの眼が印象的です。雨によって狂わされた二人の人間模様、もう何て言うのか物語と映像とが物凄くマッチしていて、一度観ただけで忘れられないほどの圧倒的な正しく美を追求するには最適の作品ではないでしょうか!
[DVD(字幕)] 9点(2007-01-03 17:49:51)(良:1票)
105.  愛人
市川崑監督、これまたこんなちょっと変わった雰囲気の話を撮っていたとは知らなかった。出演者のほとんどが皆して、バラバラの会話をしている凄まじさと作品全体の雰囲気もけして悪くはないし、楽しめるものの、何か物足りない。ちょっと期待し過ぎたかな?もっと鋭い視線で男と女の揺れ動く気持ちというものを描ききっていたらと思うとちょっと残念だったりもする。それなりに楽しめる作品ではあるけど、市川崑監督作品にしてはちょっと平凡な感じに思えた。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-12-13 21:43:03)
106.  荒武者キートン
久しぶりのキートン作品観賞!やはり良いねえ!キートンの映画って、粋な感じがして観ていて気持ちが良い。キートンの映画はどんなに時が経っていても今の映画よりも数段、新鮮な気持ちで見れる。そして、何といってもキートン得意の身体を張ってのアクション、そして、ハイセンスなギャグ、これに尽きる。この作品の中でもそんなキートンが色んな場面で観れます。前半はシリアス、ところがキートンが画面に出てきた途端にいきなりそれまでの展開が嘘のようなアクションコメディに変わり、最後まで飽きずに観れる。自転車のこぎ方といい、列車の扱い方といい、釣りのシーンでの笑えること。なにわともあれこれまた面白い作品でした。
[DVD(字幕)] 8点(2006-11-04 23:33:21)
107.  仇討崇禅寺馬場
マキノ雅弘監督、ちょっと怖いよ!この作品の中の大友柳太郎と千原しのぶの目つきと演技の恐ろしさ、この二人のあまりの恐ろしい雰囲気に作品全体の雰囲気までがとても怖くて、どこかマキノ雅弘監督の持っている陽気であって、気風の良さみたいなものに欠ける気がしてならなかった。それでもけして、つまらなくはないし、殺陣のシーンの素晴らしさなんて、いかにもマキノって感じで良いのだが、やはりこういう雰囲気の作品はマキノ雅弘監督の得意とするものとは明らかに違って見えたのが残念です。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-10-29 18:17:05)
108.  秋日和
小津監督によるこれはパロディ映画と言える作品!「晩春」の父と娘の関係を母と娘に設定を変え、「晩春」に比べるとコミカルではあるけど、出来としては「晩春」の方が断然、上です。小津監督らしいフレーズの面白さ、構図の素晴らしさ、味わい深さも見られるけど、母と娘ではやはり父と娘に比べるとどうしても盛り上がりに欠ける。原節子と司葉子の人間としての美しさ、感情的な心を上手く表現しているのともう一人、何と言っても岡田茉莉子が良かった。それとこの作品の中でも佐分利信が男達の中でも一際、目立ってる。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-10-22 18:54:22)
109.  天城越え(1983)
これはサスペンスというよりは、どちらかというと恋愛映画のような気がする。主演の田中裕子の美しさとエロッテックな雰囲気が怪しく、特に雨の中でびしょ濡れになっている時の田中裕子が怖いほど美しくて驚いた。一人の少年との大人と子供の物語の中で描かれるこの何とも残酷な話に何かやるせなさい気持ちになりました。
[DVD(邦画)] 7点(2006-09-24 16:29:52)
110.  赤線地帯
溝口健二監督の遺作!売春防止が成立される直前の赤線の女達の戦い、人間ドラマとして描いたこの作品、女性達の美しさ、流石は溝口健二監督らしく美しく描く。しかし、作品の出来としては、それまでの溝口作品の代表的な傑作と比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまいます。どの女優にしても、本当に美しく撮られているのには感心させられるし、中でも若尾文子の可愛さは圧倒的です。これだけ可愛い若尾文子を当時、この作品の助監督でもあり、後に若尾文子とのコンビで多くの作品を手がけることになる増村保造が近くで観てれば、それは間違いなく若尾文子に惚れるのも解る気がする。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-02 16:42:21)
111.  青べか物語
う~ん?これまた何と言うのかなあ?今朝、観た「グラマ島の誘惑」に比べたら少しは楽しめたけど、川島雄三監督作品としてはかなり物足りない。どうも全体的にシリアス路線な部分とそうでない部分、例えば川島雄三監督ならではの笑いというものに欠ける気がしてならない。良い役者は男優も女優も揃っているのに、なんでだろう?川島雄三監督のファンだからこそ、敢えて言わせてもらうと、はちきれるようなパワーもなければ、何かこう感動出来る。応援したいというものが感じられなかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-09 21:06:56)
112.  明日に向って撃て! 《ネタバレ》 
ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードの2人が文句なしにかっこ良く、それでいて、この作品、西部劇でありながらも人を殺さないというそれまでの西部劇には観られなかった新鮮な内容で、今、観てもやはり凄く面白く、また主題歌の「雨にぬれても」も良い。この映画を一言で表すなら「粋」という言葉しか浮かばない傑作!いや、自分にとっては「スティング」と並んでジョージ・ロイ・ヒル監督、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード競演による大傑作です。
[DVD(字幕)] 10点(2006-07-09 12:28:54)
113.  青い山脈(1949) 《ネタバレ》 
若く明るい歌声に♪で始まる日本を代表する有名な曲「青い山脈」の主題歌がタイトルにもなっているこの作品、初めて観ましたが予想通り、いやいや、予想していた以上に良かったです。この映画が作られた1949年って言うと、戦後まもない頃ですよね。敗戦によって失われつつある人々の明るさとでも言うのかなあ?何だか上手く言えないけど、この時代に作られたことが物凄く大きな意味を持っていると思いました。敗戦によって暗く沈んだ人々の心に爽やかな感動を与え、観る者に生きる喜び、勇気を与えたこと間違いないと私はこの映画を当時、リアルタイムで観た人の多くは思ったに違いないと思うわけでして、作品全体(役者からなにから全て)に漂う開放感、素朴さの中に一つの青春の明るさを観ることが出来た気がして、戦争経験のない私にもとても新鮮な気持ちで観ることが出来ました。この映画の中に登場する、原節子の気品溢れる教師ぶり、杉葉子と若山セツ子の初々しさ、特に大きくて丸い眼鏡をかけた若山セツ子のお蝶さん、いや、お蝶さんは「次郎長三国志シリーズ」だった。そやなくて、和子さんがこれまた物凄く初々しくて良い。「次郎長シリーズ」のお蝶さんとは良い意味で全く違う雰囲気の、いかにも昭和の時代の女学生って感じで良い味、出しています。他にも芸者に扮する木暮実千代の色っぽさ、会議のシーンでの木暮実千代が最高!「会議の時などにしかめ面している男ほど、女の人にぶたれるのが好きなんだよ」とか言ってるシーンなんて、可笑しくて、可笑しくて、女優陣に負けず、男優陣にしても全員が良い演技していると思います。とにかくこの映画、日本社会における封建制度に対する批判をしつつも、けして、単なる社会派のお堅い内容となることなく、それでいて嫌味な作品にもならず、一本の青春映画としてきちんと作られていて素晴らしい!間違いなく今井正監督の代表作として語り継がれる一本だと思います。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-07-09 12:18:20)(良:2票)
114.  あの子を探して
近頃はハリウッドに進出し、CG多様のアクションものなど撮っているチャン・イーモウ監督だけど、この頃までのチャン・イーモウ監督は良い。この作品も中国ならではの作品という雰囲気の中で一人の少女が迷子となった男の子を捜すというだけの話であるけれど、自然体の演技が何か観ていて癒されます。
[映画館(字幕)] 8点(2006-07-09 12:15:11)(良:1票)
115.  アパートの鍵貸します
ビリー・ワイルダー監督って、話の持っていき方が本当に上手いし、役者を光らせる。輝かせるのも上手いと思う。ジャック・レモンの魅力が最も現れている作品はこの作品だと思うし、シャーリー・マクレーンも魅力的!ただ、この作品がビリー・ワイルダー監督のベストかと聞かれると私はそうは思いません。確かに面白いことは面白い。でもこれよりもっと素晴らしい作品が沢山、あると私は思っています。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-05 23:02:51)
116.  暗黒街の顔役(1932) 《ネタバレ》 
ハワード・ホークス監督のギャング映画とはどんなものかと興味あって、ずっと前に借りてきて観たこの作品、やはり面白い。流石、ハワード・ホークス監督!ちょっとした何気ない工夫によって、ただのマフィア映画ではない凄さを感じました。雨の中での弾丸シーンやラストの「X」などこういう所も本当に上手いと思った。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-07-05 22:57:30)(良:2票)
117.  アマデウス
モーツァルトとサリエリ、方や天才、そして、もう一人は努力家、この二人の音楽家の苦悩を素晴らしい音楽と力強くスケール感たっぷりに描いた傑作!天才に対し、嫉妬するサリエリ、二人の人間性、人間関係はどこか神と人の様なものを感じせずにはいられない。この映画最大の功績はその見事なまでの構成にあるのではないでしょうか!
[DVD(字幕)] 9点(2006-07-05 22:51:43)
118.  アラバマ物語
アメリカ映画、全盛期の頃の本当に良い映画って感じの素晴らしい作品!黒人と白人との人種問題について真剣に取り組みながらきちんとした家族の物語として描いたこの作品、人種差別と偏見とは関係ないような暴力への追放問題、人としての正義感溢れるグレコリー・ペック演じる弁護士、アティカスの家族への愛と優しさ、そして、黒人だろうが白人だろうがどんな人種でも、皆、一緒!同じ人間なのだということを問う。裁判シーンでの緊迫感、俳優の演技、どれもこれも素晴らしく、人間ドラマとしての完成度は相当のものだと思います。冒頭に出てくるブーという男を演じたロバート・デュバルの存在感、演技、やはりこの俳優、ただ者ではない素晴らしさです。そんなロバート・デュバルとグレコリー・ペックが握手するシーンは感動的であります。窓越しに娘を抱く優しき父親のアティカスと娘の演技も感動的!この映画を観て、なるほど!何故、この映画のアティカスがアメリカ映画協会が選んだナンバーワンのヒーローなのかということが納得しました。
[DVD(字幕)] 9点(2006-06-11 19:19:20)
119.  赤ちゃん教育
やっていることは物凄く滅茶苦茶でいい加減なのに許せてしまうのは二人の俳優、キャサリン・ヘップバーンとケーリー・グランドという二人の演技あってこそとでも言うべき、ドタバタコメディでありながらも最近のアメリカコメディみたいに下品でないのが、この作品は良い。ハワード・ホークス監督はこういう喜劇も上手く撮るなあ!ということが改めてよく解る。誰一人としてまともな人間の出てこない話の中で見せる俳優達の演技合戦も見所十分で最後まで飽きさせない作品に仕上げたハワード・ホークス監督の手腕はさすがです。それにしても自分本位なキャサリン・ヘップバーンに振り回される何とも哀れなケーリー・グランドが可笑しくて、可笑しくて、大いに笑わせてもらいました。
[DVD(字幕)] 8点(2006-03-19 12:03:55)
120.  アンナとロッテ 《ネタバレ》 
戦争によって、また大人達の身勝手さの前に幼くして、別れる運命となってしまった二人の姉妹、アンナとロッテの眼を通して描かれる切なくも悲しい物語!第二次世界大戦下のドイツ軍、描かれているのは戦争によって、運命が狂ってしまった二人の姉妹の心の傷、それを描きながらも深く結ばれているアンナとロッテ、この二つの設定を丁寧、且つ上手く描いていて、見応えのある人間ドラマになってると思いました。それにしても、あのラストシーンの余韻の残し方は凄い!老年期の二人、アンナとロッテが森の中、二人肩を並べるようにして眠る。その後の姉、アンナの死と死に顔、それを見つめる妹、ロッテの顔が物凄い印象を残します。言葉に出さなくても、余計な説明などしなくても、この二人の姉妹が本当に仲の良い二人であり、どんなに環境が変わってしまおうと、互いのことが心から好きだということがあのラストを観て、強く思いました。私も出来ることならこの年のアカデミー賞外国語映画賞はこの作品に上げたかったなあ!
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-09 22:09:58)
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