1. アントニア
男は子供が産めないから戦争とかやって人を殺すんだって。不毛だよな。世界はやっぱり女のものだよ。 9点(2003-08-29 23:15:51) |
2. あなただけ今晩は
全篇笑えるシーンのつるべ打ちなんだけど、自分はジャック・レモンがイギリス紳士になりすますためにアクセントの練習をする場面が好きかな。「歯を見せろ!」ってところ。ところであの時のレモンの仕種って「ライムライト」ですよね? 9点(2003-08-29 22:48:54) |
3. 足にさわった女(1952)
越路吹雪が素晴らしい。日本にもこんなすげえコメディエンヌがいたんだなー、と感動。オネエ言葉の山村聡もウケました。 8点(2003-08-24 14:13:06) |
4. アルフレード アルフレード
「艶笑喜劇」ってやつですよ。凄まじいテンポと早口で繰り広げられるイタリア人の痴態・狂態にただただ爆笑。 10点(2003-08-02 19:23:44) |
5. 明日に向って撃て!
監督ではなく名脚本家ウィリアム・ゴールドマン氏の功績でしょう、これは。あとバカラックね。 8点(2003-08-02 18:39:49) |
6. アメリカン・ビューティー
「この国はあなたが思うほど悪くなってないよ」というリベラル派からのメッセージだったのかな、って気がする。911以降のアメリカでは絶対に作りえない映画。(以下ネタバレ)ついでにマジでお答えしますが、撃ったのは大佐です。 9点(2003-07-22 22:08:00) |
7. アンリエットの巴里祭
二人の脚本家があーでもないこーでもない言いながらストーリーをこしらえ、と同時に劇中劇が平行して進行するという技巧派デュヴィヴェの面目躍如たる一本。だいたいメタフィクションってのは作り手が面白がってるわりにはつまらないっていうのが相場なんだけど、この映画は語り口の巧さゆえ創作に関係のない立場の観客でも比較的面白く観られる例外的な作品。ちなみにオードリー・ヘプバーン、ウィリアム・ホールデン共演の「パリで一緒に」はこの映画のリメイク。かなり違うテイストになっていたけれども。 7点(2003-07-09 21:41:27) |
8. I am Sam アイ・アム・サム
カメラがあまりにひどい。もっと素直に撮れよって感じ。裁判のシーンなんかカット割りまくるし、折角のショーン・ペンの熱演もあれじゃ台無しじゃん。泣ける泣けない以前の問題。おれが脚本家だったらブチ切れると思うぞ。 5点(2003-06-18 23:05:12) |
9. アメリ
女性向け映画みたいな扱い受けてたんでだいぶ経ってから場末の(三軒茶屋ね)映画館で拾ったんだけど、なんだよ、ばりばりジュネじゃないよ。全然日和ってないじゃん。 9点(2003-06-17 00:08:44) |
10. アイズ ワイド シャット
え? なんであの夫婦なわけ? って訝しく思ったのは自分だけじゃないと思うんですが、考えるにキューブリックは「実際にヤってる間柄のふたり」を使いたかったのかもしれませんね。もうちょっと若かったらポール・ニューマン&ジョアン・ウッドワードあたりに出演オファーがいってたかも。しかしマフィア映画とはねぇ・・・。そういう話きくともう一度見てみようかなって気になりますね。 6点(2003-06-02 22:57:16) |
11. アパートの鍵貸します
これは教科書的作品ですね。伏線の張り方の鮮やかさといい、登場人物の描かれ方の品の良さといい、もう文句なしの大傑作。こういう映画はもうつくれないでしょうね。観客がひねくれちゃってるから。おれもそうだけど。 10点(2003-06-02 14:21:00) |
12. アニー・ホール
エスプリのきいた台詞。あえてクロノロジーを解体した構成。スプリット画面を飛び交う会話。すべてが一級品。お子ちゃま向けSF映画なんぞにオスカーやらなかったアカデミーは絶対的に正しい。 10点(2003-06-02 13:30:39)(良:1票) |
13. 赤ひげ
「生きる」よりこっち。だけど説教臭すぎるのね、例によって。マイナス二点は監督に対して。それにしても気違い女を演った香川京子って、あんなに演技上手かったっけ? それともやっぱり演出家の技量か? うーん、もう貶したこと後悔してきたぞ・・・。 8点(2003-06-02 13:13:10) |