1. アフター・アース
《ネタバレ》 突っ込みどころがたくさんあるのはこの手の映画としてはあたりまえ。 それを承知でこちらは観ているのだが、 キタイが、(恐らくスーツの力で)空を飛ぶシーンで、 崖から飛び出すならもっと前に、 飛翔に対する逡巡が、伏線としてなければおかしいだろう。 [映画館(字幕)] 6点(2013-07-11 20:24:12) |
2. アウトロー(2012)
《ネタバレ》 とりあえずトムクルーズの新作と言うことで、何の予備知識もなく見てきました。 古典的なとても地味な展開の謎解きに驚きましたが、それでも飽きさせなかったのは制作の勝利でしょう。 トムクルーズで見せる映画ではなかったのは、やや残念ではありましたが、それなりに楽しめたので結果としては満足です。それにしても、『ミッション:インポッシブル』のなん分の1の制作費なのでしょう。廉価(?)でもこんなすてきな映画が作れるんですね。あ、でもやっぱり、トムクルーズの魅力ということですね^^ 黒人の警官が悪に手を染めた理由が明かされずに終わったのが唯一不満でした。 [映画館(字幕)] 8点(2013-02-01 20:57:46) |
3. 愛を乞うひと
《ネタバレ》 何を見るつもりもなくチャンネルを替えていて、最後まで見た初めての邦画です。 サトウキビ畑など終わり方に疑問がありますが、いい女優と職人のカメラマンがきっちりとまとめる仕事をしている良い作品だと思いました。 自分を映す手鏡が日光を反射させながらさまざまな対象物を光で浮き上がらせ、鏡は最後に母と子を映し出したというシーンは見事でした。 愛を乞う人とは、ほんとうは母親だったのではないか、そこをはっきりとさせたら・・・いや、このぐらいで良かったのかも知れません。 とにかく邦画の可能性に気付かせてくれた佳作だと思います。 [地上波(邦画)] 8点(2009-02-11 00:20:29) |
4. アレックス・ライダー
子供向けスパイ映画にしてはそこそこおもしろいので、続編ができたらぜひ見ると思います。テレビで。 主人公の気品のある美しい顔が、日本ではあまり評判にならないのはなぜでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-09-27 16:08:06) |
5. アサシン(1993)
《ネタバレ》 ボブの上司はニーナやボブの心理状況も把握しているはずで、テレビ電話でニーナの殺害をボブに教えた後のボブの電話の切り方に違和感を感じ、ボブからの「彼女は死んだ」という報告を絶対鵜呑みにするはずはない。つまり、ニーナの死体を確認するぐらいの組織でなければこの映画の前提が崩れてしまうと思う。 また、冒頭で自分を保護してくれた警察官を、薬切れで朦朧としていたにしても、目を見て射殺した身で、幸せな当たり前の生活を望もうとする身勝手さを伺わせる設定も違和感を感じる。だからニーナの苦しみや葛藤があまり伝わってこなかった。たとえばMinatoさんのコメントにあるような工夫など欲しかったと思う。そこそこおもしろかったのに。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-10 23:31:14) |
6. アバウト・シュミット
《ネタバレ》 過ぎ去ったことは取り返しがつかない。自分の寂しさを言い当て慰めてくれた人に対する見当違いの行動。自分の心に素直になろうと思ったが、結局「父親らしい」スピーチをしてしまう自分。わずらわしい弁明より、我慢して言いなりになっていた妻との馴れ合いの日々。その立ち向かわないという習慣が、いつしか最愛の娘との関係にも現れてしまい、心ならずも娘の心を遠ざけていたことなどなど。 すべてはもうどうにもならない。元に戻せない切なさに、耐えることの重さ。この重さを忘れさせてくれるのは幼年期の母親の愛・・・の記憶なんだ。自分の生家でタイヤのブランコを押してくれた母親に確かに感じた安心感。そう、この無垢の時代の心地よさ。最後の「絵」がその象徴なら、シュミットは溢れる涙を禁じ得まい。 7点(2004-10-27 22:34:26) |
7. アバウト・ア・ボーイ
マーカスのような子は苦手で、不快だったはずなのに、最後のストップモーションの笑顔の時は明らかに好きになっていた。わたしもウイルだったらああなったんだろうか・・・でもいやだ。わたしもうまくやられてしまった。イギリス映画のような雰囲気やセリフ回しも良かった。そしてマーカス君もママもとてもいい演技でした・・・でもいやだ。 6点(2004-06-28 23:15:17) |
8. 雨あがる
いろいろ難があってもいい。しかし最後、うっとりするよな景色を、観客にも見せてくれないと終われない。見終わったあとまだ馬が追ってくるんです。 4点(2004-04-24 21:30:25) |
9. アメリカン・スウィートハート
映画館でお金払って見たら、うっ、とくる脚本だけど、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの演技が救ってくれました。見終わった後、不快感より、まあおもしろかったんじゃない、って思えました。そろそろ、いい脚本のキャサリンが見たいと思わせる映画でした。 5点(2003-10-10 23:01:46) |