1. I am Sam アイ・アム・サム
うーん、この映画ほど「批判しただけで叩かれる」映画というのも珍しい。障害者といっても只の人間なのだから嫌な奴だって山ほどいるだろうに。そもそもスターバックスの店員の給料ぐらいで親子が養えるものなのだろうか。僕にはあの父親が「純粋な子供」というよりはカマトトぶっていながらやることはしっかりやっている「マセガキ」に見えるのだが。この映画が偽善かどうかは分からない。しかしいくら純粋な障害者が主人公だといわれてもつまらないと思った映画はつまらないとしか言えないんです。(僕はかつて大江光の音楽を「下らん」と罵倒して周囲から散々非難された経験があります。)あの子供もこましゃくれていてどうにも好きになれないし。あの娘、10年後ぐらいに「私たちが貧困生活を強いられているのは適切な生活保護を与えてくれなかった福祉局のせいだ」とかいって訴訟を起こしそう。 3点(2004-03-19 22:56:09) |