1. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 俺がプロデューサーなら、とてもこんな脚本じゃGOは出せませんよ。内容スッカスカじゃないっすか! 鹿を追うだけでやたら時間かけてる時点で嫌な予感はしたのですが、ダルくてダルくて死ぬかと思いましたよ、もう。テンポを上げようとしたのかなんか知らないけど、そのくせ生存者が出てきてからはあまり説明がなくドンドン進み、ウィルとその他生存者との関係に感情移入する間もなくあぼーんて・・・。ウィルスが蔓延するまでの終末観を描くとか、生存者がどうこれから生きていくのかを描くとか、もっとやり方あったろうに。ひどいもんだ。。。 [映画館(字幕)] 4点(2008-02-18 17:31:31)(良:1票) |
2. アメリカン・ギャングスター
《ネタバレ》 2時間半を超える長尺にもかかわらず飽きずに見せるストーリーテリング&編集はさすがの一言。あと雪を印象的に描いた画づくりもさすがですな。主演ふたりの演技で元がとれ、なおかつこれだけ映像で楽しませてくれれば文句ナシです。同時代に生きていなかった分、感情移入ができないのは仕方ないことですから。 [映画館(字幕)] 7点(2008-02-17 18:18:53) |
3. アサルト13 要塞警察
《ネタバレ》 堂々と元ネタを名乗っている割には、残念ながらフランスの『スズメバチ』を越えられてないのが残念。やっぱり包囲している敵がスナイパー主体だったのがいけなかったなぁ。襲ってくるのではなく待ち構えている印象のほうが強かった。最後のほうにヘリから強襲してくる奴らはあっという間にやられちゃうし・・・。ゾンビのように押し寄せてくる不気味な存在でないと、やっぱり切迫感は出てこないっしょ。イーサンが何故そんなにがんばるかの動機付けも弱いような気もするし・・・。モーフィアスの存在感と、シチュエーションが好きだからこの点数で。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-16 18:34:20) |
4. アンジェラ(2005)
基本的に自分はリュック・ベッソンをそんなに大物とも思っていないから、“ああ、こんなもんでしょ”って思いました。妄想癖(しかも思いっきり甘い)全開のかまってちゃんが自由にお話を作れるとしたら、こんな映画を撮るだろうと。そんな内容のオハナシでも、一応エンタテイメントに耐え得る作品に仕上げてしまっているのが、素人とプロの違い。やっぱり撮影技術は目を見張るものがあるんだよね。特に橋でのカメラの設置には細心の注意が払われている。あとパリの景観の撮り方も、地元民ならではのさりげなさが漂っている。白黒にしたのは甚だ疑問だが、パリならではの美しさだけで、それなりの満足度は得られたかな。 [映画館(字幕)] 5点(2006-05-27 23:45:34) |
5. アイランド(2005)
《ネタバレ》 死体の次は車輪かよ!! 『バッドボーイズ2バッド』でも面白かったけど、マイケル・ベイのカーチェイスはもう職人芸の域ですな。これだけでワシはもう満足でしたよ。それプラス、“ワスプ”なるタンデムの空中バイクがカッコよすぎ!フィギュアでてないんですかね、これ。『バッド~』のときはアクションのみテンコ盛り状態で食傷気味だったのだが、今回はSFテイストが加わって上手くまとまっていたんじゃないですかね。でもちょっと、オリジナル・マクレガーを殺して“終わりかな”と思ったらまだ続いたところは、サービス過剰な気はしましたが。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-05 12:38:31) |
6. アイアン・イーグル
公開当時、アニメの『タッチ』とコレ、どっちを観にいくかで彼女とモメて、ワシのゴリ押しでこっちに。観終わった後、彼女に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。。。でも、音楽聴きながらでないとノレない主人公にシンパシー感じたし、キング・コブラやらディオやらの音楽がよかったので。 [映画館(字幕)] 3点(2005-12-19 21:21:48) |
7. 阿修羅城の瞳
《ネタバレ》 CGがショボいことを除けば、邦画最高峰の娯楽作品ではなかろうか。舞台が嫌いな小生でも知っているほど有名な作品がベースなので、ストーリーテリングに不満はなかった。真面目な場面で軽口叩いてみたり、時代かからないセリフ回しなどで舞台のテイストを残しつつも、大胆な場面転換や阿修羅場内のダイナミックな殺陣などで映画らしさも出ていた。とにかく、出雲役の染五郎が彼しかできないと思わせるほどのハマり役。そんなに彼のことは注目していなかったが、この映画の中での彼には正直惚れた。歌舞伎だけでなく、中ボスやラスボスが登場するゲーム的演出、古今東西のエンターテイメントがギッチリ詰まった最高に楽しい作品だった。ああ、りえちゃんの阿修羅面合成さえなければなぁ。。。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 23:27:17) |
8. あずみ2 Death or Love
《ネタバレ》 さすが脚本が『獣兵衛忍風帖』の川尻善昭。後半からの忍法合戦は見るものがありましたな。あと痺れ毒くらったときの彩ちんの顔がエロい!栗山千明も可愛かったし、彼女の活躍も見られたからそれなりに満足。タ・ダ、前半のグダグダ引っ張りすぎの編集、ラスボス倒す前のお説教がスピードを殺してしまっていて残念。これだけアクション多いんなら、やっぱりアクション撮れる監督じゃないとキビシいよ。あと高島と平の演技が手抜いてるようにしか見えんかったなぁ。前作もそうだったんだけど、若い子たちの演技不足よりも、ベテラン勢の手抜きのほうが気になる。エンケンも前作ほどハジケてなかったし。。 [DVD(字幕)] 6点(2005-10-10 01:54:37) |
9. アラモ(2004)
ビリー・ボブ・ソートンがデイビー・クロケットをやるってだけでヨダレだらだらモノだったんだけど、意外にフツーだったのでガックリ。もっと怪演してほしかったなぁ。。。でも、あれだけ歴史に忠実に作ったものだったから、雰囲気的にできなかったんだろうなぁ。ソートン、空気読め!ってやつですか。アメリカ人が五稜郭の戦いを見ても“?”なように、不勉強なワタクシが見ても、どうもピンときませんでしたなぁ。金をかけていることは伝わってきたけど。 4点(2005-03-08 18:54:36) |
10. アイ,ロボット
《ネタバレ》 どれくらいダメなもんかと思って見たから、“意外とまともじゃん”という印象。アシモフ原作は未読だが、ちゃんと筋の通ったストーリーがあったからね(トリックは確かに古いけどさ)。ロボットのウィンクでもうやられた!って感じでした。 5点(2005-03-08 18:49:43) |
11. アンダーワールド(2003)
マトリックスとかブレイドとかが大好きな小生、期待はかなりあったんですよ。だがしかーし!序盤のテンポが悪すぎ!!1回目寝てしまい、十分寝た後に再チャレンジしても、寝そうになったよ。暗いのと、だらだらしているのは意味違うから。そのへん認識してほしかった。そこをなんとか通り抜ければ、アクションも展開もそれなりに○です。ウェアウルフと吸血鬼の過去の歴史の真相も興味深い。いかにも続編作りそうな終わり方をしたので、そちらに期待しましょう。 6点(2004-06-07 17:52:54) |
12. “アイデンティティー”
閉鎖空間、ミスリードといった推理モノの王道を採りながらも、古臭さを感じさせないテンポのよさをまず評価。途中、オカルトモノだったらどうしよう?と、ハラハラさせられたし、伏線の見せ方も親切。個人的には「ユージュアル・サスペクツ」なんかより断然こっちのほうが好き。 8点(2004-03-15 14:47:41) |
13. 荒神
セット一つ。おもな出演者3人。物凄く低予算、短期間で撮ったんだろうなぁ。でも同じ状況でつくったALIVEよりは面白かった。大沢たかおと加藤雅也のかけあいがまぁまぁだったのと、時代モノにしたことで寒い特殊メイクとか不要になったのが評価点かな。でも、やっぱりアクション以外のシーンは見ているのが辛い。最初の10分はホント、どうしようかと思った……。ラスト付近の大沢の演技と、彼らが扱う武器のカッコよさに6点献上! 6点(2004-02-25 19:58:46) |
14. アベンジャーズ(1998)
いやー、このメンツ集めて、よくもここまでの駄作をつくってみせたもんだね。 ある意味感動。賞賛に値する。 またメインのお三方、こんな脚本でよく出演OK出したよね。 セルフパロディなのか本気なのかサパーリ意味不明。 蜂のロボットが出てきたところで怒りが頂点に。 美術と光量豊かな撮影のみにこの点数献上。 2点(2004-02-16 22:56:09) |
15. アメリカン・サイコ
《ネタバレ》 妄想ネタだといって、やりたいことやっちゃうズルい映画。こういうの、大好き! この役できるの、クリスチャン・ベイルかトム・クルーズしかいないよね。でも、80年代後半のバブル時代を舞台にした日本版も見てみたい。その時の主役は、だれ? 6点(2003-12-26 04:46:48) |
16. AKIRA(1988)
原作が余りにも有名&原作者が監督ということで損しちゃってる?なにせ原作とはかなり異なっているからねぇ。でも1本の映画として観れば、見るべきもの盛りだくさんだと思いますよ、これ。バイクシーンや鉄雄の腕がグロくへんげするとこなんか、いまだに脳裏に焼きついているわけだし。サイバーパンクを世に知らしめた功績も大きい。音楽も良かったし、名作だと思いますよ。 8点(2003-12-08 19:22:30) |
17. ALIVE アライヴ
うーん、北村作品を基本的に支持してきた私にしても、これは弁護のしようがない。映画と名乗るにはおこがましい、特撮劇。後楽園ゆうえんちでやってそうなアトラクションですよ、これ。予算がないからしょうがないんだろうけど、舞台変化に乏しいし、時間稼ぎとしか思えない前半の部分。原作読んでいないけど、さぞかし原作は面白いんだろうなと思った。りょうの演技と、特殊部隊との戦闘はよかったので、この点数。 4点(2003-12-08 18:17:26) |
18. アメリ
オトナのおとぎばなし。恋愛モノなんか大っきらいな私ですが、これはさすがに応援したくなる。だってけなげだし、子供みたいに純粋なんだもん。こんな不思議ちゃんが実際にいたら引くかもしれないけどね(笑)。単なる恋愛モノでは片付けられない映像の凝り方もさすがジュネ監督ですな。テンポも良いし、音楽も耳に残る。こんなフランス映画ばっかりだったら、もうちょっと同国映画を観るのになぁ。 8点(2003-12-06 23:28:06) |
19. アモーレス・ペロス
ところどころ微妙に絡み合いながら話が展開していくオムニバス。このテのものは誰が誰だがわからなくなりがちだが、この作品にはそれがない。脚本が良く練られており、キャラ立ちがしっかりしているからだろう。手持ちカメラによる撮影はメキシコの街の息遣いが聞こえてきそう。女優のエピソードがつまらなかったが、その他のストーリーはどれも秀逸。ガエル・ガルシア・ベルナルの表現力は将来有望。長いため頻繁とはいかないが、年に1回か2回は見たくなる映画だ。 8点(2003-12-06 22:11:06) |
20. I am Sam アイ・アム・サム
普段はこういう映画はあんまし観ないんだけど、予告を観たときサントラがビートルズ(の曲)と知って、あとミシェル・ファイファーが出ていたので観た。ミシェルも、ショーンも良かったけど、ダコタちゃんがみーんなもっていっちゃった(笑)。話が単純なので、子供に見せたい作品。オトナにはちょっと単純すぎる。だから役者が好きとか音楽が好きとかっていうとっかかりがないと、つまんないかも。 7点(2003-12-01 19:09:02) |