1. アメリカン・ヒストリーX
こりゃ教育映画だな。 [DVD(字幕)] 6点(2005-06-24 21:18:26) |
2. アメリカン・ビューティー
《ネタバレ》 この映画は、日本でも共通するものがあると思えます。 現代社会では、物も食い物も満たされ、 特に不自由はありません。ただ、 その分たくさん働かないといけなくなってしまってます。 「心の豊かさ」が重要視されるように なってるのです。 主人公は冒頭で、「自分はある意味死んでいる」と言ってました。 で、生きるために青春時代に帰ろうとします。 娘の友達にストーカー的行動したり、 仕事辞めたりとやりたい放題です。 しかしその後、娘の友達とついに! という所で、彼女が処女だと知って 我に帰ります。あの時主人公は、彼女の 隠れた美に気づいたのでしょう。 主人公は、最後には殺されてしまうわけですが、 家族の写真を見ながら、今までの人生の美を 思い返し、幸せな人生だったと考えます。 <改行したい>この映画が言っている事は、 人生は美しく、素晴らしいものだ という事ではないでしょうか。 このレビューの中にもありましたが、 ある意味この映画を面白いと思える人は不幸な人でしょう。 共感したり笑った自分の場合もそうかもしれません。 しかし最後には、決してそんな事は ないんだとこの映画は教えてくれます。 人生の美しさを感じていきたいと思う、今日この頃であります。 10点(2004-09-17 18:37:48) |
3. アルマゲドン(1998)
作られた年代とストーリーから、興行収入のためだけに作られたように思えてしまった。それでも映画館で見たときは面白いと思えたのと、今見ても映像とストーリーがそこそこリアルで、そこそこ楽しめて、そこそこ感動したので、この点数にしてみました。 [映画館(字幕)] 4点(2004-01-10 16:37:53) |
4. AKIRA(1988)
宇宙の起源、生物の進化についての、作者の疑問をまとめたものが、この作品なのだろうと思う。 個人的にこういったテーマは好きで、本作は自分にあっていたような気がする。 AKIRAという原爆にも似たような兵器を用いて、それが次の世代の人類という設定にし、生物の進化について考えているように思える。2001年宇宙の旅もこのようなテーマだが、AKIRAの場合、これを基本にして、金田、鉄雄の友情を描いているのが面白い。 また、この兵器とされているのが、全員孤児だというのも良かったと思う。AKIRAと鉄雄の破壊が、まるで大人たちへの復讐のように思える。破壊シーンが人間の凶暴性を描いているようにも思える。 キャラクターにも個性があり、一人一人に何かしらのメッセージ性があるようだった。特に大佐とドクターとの関係は、科学の役割について考えているように思えた。 このように、この作品には一環してはいないものの、多くのメッセージ性がある。色んなものが詰まっているので、一つの作品としてまとまりに欠ける気もする。しかし、それでも個人的には、技術的にも、SFとしてもかなり良い作品だったと思う。 10点(2004-01-02 22:23:16) |
5. アマデウス ディレクターズカット
《ネタバレ》 ディレクターズカットしか見ていませんが、とても面白かったです。3時間という長さを感じさせませんでした。それだけエンターテイメント性もあったのでしょう。音楽も良いですし、オープニングから引き込まれました。サリエリが精神病で真実があやふやになってるのがうまい。天才を理解できたがために嫉妬し、不幸になってしまったサリエリに共感しつつ、笑える。(特に十字架に向かってあんまりだ!と言うシーンは爆笑)。なんか”人生はハタから見れば喜劇である”(誰かの格言)という感じがしました。どっから観てもかなり良い出来だったと思います。 9点(2004-01-01 21:43:59) |