1. アザーズ
《ネタバレ》 この映画の持つ全体的な雰囲気はとても好きです。霧が晴れることのない洋館。部屋一つ一つの装飾にしても、古典的な不気味さが何ともいい感じでした。そしてニコール・キッドマンって本当に綺麗だなあ・・と改めて感じた映画でもあります。子供のために強く生きようと、いつも神経をはりつめている母親の姿をとても美しく、哀しく演じてくれたと思います。あのラストは正直シックス・センスを想像せざるを得ませんでしたが、ラストうんぬんよりも私が最も印象に残ったのは「死人の写真」なのですよね。妙に生々しく、かつ不気味でした。死者なのに生きているかのように正装をさせ、椅子に座らせて写真を撮る、と言う行為がこんなにも不気味に思えるなんて。本当に生々しく感じるのは、スプラッタ映画の死体ではなく、こういうものなのでは無いでしょうか。法医学の授業で始めて本物の死体の写真を見たときの衝撃を思い出しました。(ちなみに私は別に医学部では無い)ちょっと前半の展開がぬるいのでだるくなってしまうのとが難点ですが、十分楽しめる作品だったと思います。 8点(2004-10-24 23:27:43) |
2. アポロ13
私の好きなケビン・ベーコンやらエド・ハリスやらが出ていて、それだけで鼻血が・・いやいや、それだけで点数上乗せしてしまった。ケビン・ベーコンは若いころよりもこれくらいの頃からが好きだし、青春スターの頃よりずっと格好良く見える。ちょっといきがってるジャックの役、上手くはまっていたと思う。エド・ハリスの緊迫した演技もさすが。トムは危なげない演技だったし、皆が上手くまとまっていた・・しかし!上手くまとまりすぎたのか、ちょっとインパクトに欠けるかな・・って言うのがもったいない。実話だから仕方が無いのかもしれませんが・・。面白かったのだけれど、イマイチ印象に残りにくい映画なのが惜しいなと思う。でも十分及第点をあげられると思うので、この点数で。 8点(2004-08-29 22:47:58) |
3. アメージング・ハイウェイ60
回り道や寄り道をしてもいい、人生は自分の足で歩いていくものだ。今人生の岐路に立たされている自分には、まさにぴったりすぎるほどの映画で、グラント氏のプレゼントじゃなかろうかと思ったくらいだ(笑)。今だからこそ、この映画に出会えて良かった。自分の生きている人生は正しいのか?この映画の主人公はまさに自分の投影。これほどまで自分のニーズに合った映画に出会えたことに感謝。これがもうある程度成熟した大人になった頃に観ていたら、ここまで感動しなかったと思う。自分の今選ぼうとしている道を、迷うことなく進もうと再決心。本当に素敵な大人のファンタジー。笑って、どきどきして、最後は爽快感一杯にさせてくれました。ちょっとシニカルな魔法使いさん、ありがとう。10点! 10点(2004-03-15 00:38:28)(良:1票) |
4. 愛人/ラマン
これ最初に観たのは確か高校生・・だったかな。この映画と「マディソン群の橋」をあの頃観たのは失敗だったかもしれない(笑)。今観ても、こりゃ~私みたいな若造には理解難しいわ・・と思うのに、青春まっさかりの頃に何を思って観ようと思ったのか。大人ぶりたかったのかなあ・・いや、多分数式や英単語で頭一杯な頃だったんで、頭のネジが吹っ飛んでいたんでしょう。ぼんやりとレンタルビデオ屋に入って、この映画を取って家でこっそり観る自分・・キレる若者はこうして増えていくのかもしれない(笑)あ、でもそんな悪い映画じゃないと思いますよ。念のため。 7点(2004-02-17 23:31:12) |
5. アイズ ワイド シャット
ええ、なんかほんとに・・ええ・・。(何と言っていいかわからず、こんなコメントしか出せない自分) 5点(2004-02-11 22:44:29) |
6. アナコンダ
期待しすぎたのがいけなかったのだろう・・。 (でもオクトパスよりはましなので2点) 2点(2004-01-19 23:23:09) |
7. アンブレイカブル
なんじゃそりゃ~!と言うオチではあったが、まあ可もなく不可も無くと言うことで。ちょっと物足りない映画。前評判を何も聞かず、ホラーだと思って観たため、肩すかしはくらった。シックスセンスの事は頭から離して観た方がよい。 5点(2004-01-13 20:36:47) |