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プロフィール
コメント数 63
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/Naoki_Tohdo
自己紹介 京都の片田舎に住んでいます。アキ・カウリスマキ、小津安二郎、黒澤明、ジョン・カサヴェテス、F・W・ムルナウ、ジャック・タチ、ロイ・アンダーソン、テオ・アンゲロプロス、などが好きです。

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1.  アメリカの影 《ネタバレ》 
瞬間瞬間で強烈に描き出される、精神の疎外感、交流不可能感が、突き刺さってきました。役者の演技が生々しく、精神的なものが鮮やかにえぐり出されていたと思います。  
[DVD(字幕)] 10点(2009-01-12 17:53:48)
2.  アキレスと亀 《ネタバレ》 
前作、前々作のような難解さは影をひそめ、オーソドックスなスタイルで語られる物語が徐々にしみてくる名作です。特にラストが秀逸。「アキレスが亀に追いついた」ということが映像だけで見事に表現されていて、非常に鮮やかでした。隣の席のお客さんもラストの瞬間にハンカチを取り出して涙をぬぐっておられました。私も「やられたっ」と思いました。あのラストカットのお陰で、後味がぐんっと良くなっています。
[映画館(邦画)] 9点(2008-09-22 11:32:54)
3.  アカルイミライ 《ネタバレ》 
この作品は日本映画史上最高の青春映画のひとつではないでしょうか。50歳を越えた監督がこれだけ自然に若者の感覚を描けるということにまず驚きました。序盤、おしぼり工場社長宅での食事シーンの気まずさや、社長がテレビのスポーツ中継を見て「ニッポン、チャチャチャ!」とひとり盛り上がる様子をドッチラケの表情で見ているふたり、などの描写がとても繊細で感心しました。ちょっとヴィンセント・ギャロの『バッファロー'66』を彷彿とさせるようなひりひりした感覚です。あの社長、徹底的に醜悪に描かれていて、そりゃ殺されるわな、という感じの描き方でしたね。それに対して藤竜也さんはものわかりの良い理想的な旧世代として描かれていて、私のような若い世代の人間から見ると「こんな理想的な人、いねえよ」という感じもなきにしもあらずでしたが、彼がオダギリジョーさんを「私は君を許す」と言って抱きしめる場面はとても感動的でした。猛毒のクラゲが川にあふれる場面はとても爽快でした。ラストもタイトル通り爽やかで後味が良かったと思います。作品全体的には、黒を強調した絵が見やすくて、テンポもよく、非常にポップな映画に仕上がっていました。
[DVD(邦画)] 9点(2006-05-23 11:02:16)
4.  アダムス・ファミリー(1991)
コメディとしてはかなり秀逸な部類に入るんじゃないでしょうか。基本的に最近のハリウッド言語で創られている映画はあまり趣味ではありませんが、この作品はネタがブラックだったりする分観やすかった気がします。アンジェリカ・ヒューストンの色気にやられました。
8点(2004-01-31 15:03:18)
5.  アタック・オブ・ザ・キラートマト
冒頭のテーマ曲、最高です。全体的にアホらしすぎてなんというか腰砕けになりそうです。制作者たちはさぞかし大笑いしながら創ったんでしょうね。万人に受け入れられる作品とは言い難いでしょうが、こういう映画を作ってしまった人々の心意気は大好きですねえ。くだらないことを一生懸命やるってステキです。
8点(2004-01-31 14:31:58)
6.  或る夜の出来事
ヒッチハイクの場面は誰もが物真似したくなるんじゃないでしょうか。笑いました。ちりばめられたジョークも楽しいし、テンポもいいし、これでもかと畳み掛ける展開もいいです。
9点(2004-01-30 12:07:34)
7.  穴(1960) 《ネタバレ》 
脱獄モノは数あれどこの作品を超えるものは永遠に作られないんじゃないでしょうか。語り口、撮影、展開、すべてが完璧に思えます。10点満点以外つけようがありません。しかしまあ、終盤近く、完全に騙されて、油断してました。ぴっくりしました。ベッケル監督の思うツボですね。ともあれ大傑作です。
[映画館(字幕)] 10点(2004-01-29 18:25:48)
8.  雨に唄えば
素晴らしいのひとこと
8点(2002-07-21 00:27:13)
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