1. 青い春
《ネタバレ》 泣いた。「岸和田」がポジティブバカなら「青い春」はネガティブバカだ。リアリティがあるのかないのかよくわからんが、作品全体から滲み出る雰囲気が「青春」の全てを見事に表現していて痛いほど胸に響いた。この後味は最高。嗚呼、青木の春…。ミッシェル嫌いだけどこの映画には抜群にイイ。他人にお勧めするような作品ではないが、こういう日本映画は大好き。だけど一つだけ、最後の青木のアレの姿は絶対に必要なかった。 8点(2005-02-01 15:00:08) |
2. あの頃ペニー・レインと
《ネタバレ》 爽やか!んでほんのり切ない。粉コーラを飲んだような感じの後味。70年代のロックは全然知らないけど挿入される音楽がどれを取っても素晴らしい。出てくる奴らは馬鹿ばっかで教訓的なモノは何も無いんだけど、ストーリーは作中の飛行機のように見事に着地しちゃっている。やられた。思春期の少年の甘酸っぱい冒険だけじゃなくて家族の事まで描かれているから意外と完成度が高いと思う。両主演も素晴らしい。イイ映画でした。 8点(2004-04-13 19:15:29) |
3. I am Sam アイ・アム・サム
《ネタバレ》 自分は基本的に「泣ける映画」というのが嫌いだし、尚且つ「障害者」を題材にした作品だったので今までこういった映画は受けつけないでいました。この映画を観て心に響いたのは、主人公が可哀想だという同情ではなくて、子供に対する純粋な愛。人を愛する事。これに尽きる。障害者モノにありがちなトラブルの連続で、主人公にイライラする場面もあるのだが、ショーン・ペンの素晴らしい演技がそれを大袈裟に見せなかった。主演は言うまでもないけれど、その他の出ている全ての役者の演技がそれぞれ本当に素晴らしかった。正直ラストは物足りないけれど、法廷のシーンはあまり合わないと思ったし、他の女性とくっつくとか安易な結末だったら嘘っぽかったと思う。このラストに救われた気がする。決して偽善ではなくて、観てよかったと思える映画です。ただ、ビートルズの曲はすごくイイんだけどいちいち台詞にビートルズを引用するのはやっぱりやり過ぎだろ。 8点(2004-03-01 00:01:05) |
4. アニー・ホール
会話が難解。意味不明。字幕が不親切すぎやしないか?早送りしかけてしまったので吹き替え+字幕で観てみたら以外や以外、結構面白かった。主人公が常に屁理屈雑じりのジョークをかましてたりで言動が非常に自分勝手で本当に気持ち悪い。こういう人間最高。様々なアイデアを盛り込んだ演出も面白い。ただ年月が過ぎてるからそれほど新鮮味は無いけど。ストーリーが地味で退屈ですが、全体の雰囲気がイイので好きな映画です。難しい会話が続くから大人向けでしょうか?僕には10年早かったです。今後ウディ・アレンの映画のみ、吹き替えで観る事に決めました。 7点(2004-02-27 22:24:07)(良:1票) |
5. アメリカン・ヒストリーX
アメリカ人の人種差別に対する意識や考え方は正直いって日本人の私にはよくわからない。また映画の中でも、一番重要な「何故主人公は考え方を変えていったのか」が十分に描ききれていない。そんなにコロコロ変わっちゃあそりゃセスも裏切り者ってキレるわな。表面的に見ると長渕的な映画になってしまう恐れもあるが、結末にも考えさせられるところがあるので、アメリカ社会が抱えている人種差別問題について理解できる貴重な映画といえるだろう。エドワード・ノートンは演技とは思えないリアルさで素晴らしかった。 7点(2004-02-03 18:23:31) |
6. アメリ
妄想癖の人にとって最高のラブファンタジー。下ネタも秀逸。 9点(2004-01-30 18:13:34) |
7. あずみ
貴っ様ぁー! 4点(2004-01-30 18:02:38)(笑:1票) |
8. 明日があるさ THE MOVIE
稲森いずみを何故代えた? 4点(2004-01-30 18:00:36) |