1. アンタッチャブル
ショーン・コネリーが出ているだけで見たくなる映画でした。 エリオット・ネスだけがヒーロー扱いのストーリーじゃないところが良かったと思います。 コネリーが居なかったら多分そんなに面白くならなかったんじゃないかな。 ケビンコスナーは置いといて、デニーロについてはイメージ一新に必死な気がする。固定イメージで見られる事への脱却が中心に見えてしまい、カポネ!この野郎!この野郎!感が薄くなってマローン(コネリー)を殺した手下への憎悪の方がより強くクローズアップされました。僕はそうしてもデニーロが何か特別な事をしようとすればするほど、逆に裏を感じさせてしまって返ってマイナスでは?と思います。 8点(2004-10-09 15:20:52) |
2. アマデウス
《ネタバレ》 率直に言えばジェラシーで罠にはめて抹殺するストーリーが好きになれません。 歴史上のしかも音楽の歴史を扱った点では目新しく、そのクラシカルな芸術性は感じられますが、正直僕向きでは無いようです。当時の目新しさとしてこの点です。 6点(2004-10-04 18:09:05) |
3. アビス(1989)
《ネタバレ》 当時の深海ものの中では一番好きですね。 異星人が人間の愛情という感覚を理解し、それに感動し、人間的表現をする部分は間違うとファンタジー色が強くなりすぎて全体が甘く感じてしまう表現だったと思いました。 その点がちょっと不満ですが、まあ全体として良かったのでは。 7点(2004-10-04 17:02:55) |
4. 悪霊島
《ネタバレ》 岩下志麻さんは豹変系芝居が多いですね。ちょっとそのなりきりぶりがちょと退いてしまう感じがします。そこも他の作品では紙一重で違う印象にもなったりしますが、この作品ではちょっと過剰に感じました。作品ももう1つ盛り上がりに欠けた感じがします。でも、市川崑監督以外での金田一ものの中では良い方と思います。 5点(2004-09-06 23:58:38) |
5. 愛と追憶の日々
どちらかと言うと苦手な部類に入るヒューマンドラマですが感動しました。 取り立てて特別な事が無い(失礼ですが(^_^;))のに、この人間模様に共感せずにはいられません。人生にはいろいろな波があり、それを愛情が紡いでそれぞれの人生を織り成してゆく。そのありふれた(またまた失礼ですが(^_^;))題材を、この感動作に仕上げている事に拍手です。しかし、キャストを見ればそれも頷ける結果なのかもしれません。娘(デブラ・ウィンガー)が子供に自分の死を告げる場面で、子供がその話に素直になれない態度を見て母(シャーリー・マクレーン)が怒るシーンは泣かずにはいられません。又、スーパーでレジ係と喧嘩しているデブラを助けるジョン・リスゴーや隣人の元宇宙飛行士(ジャック・ニコルソン)もいい味出してます。あとは好みの問題で満点ではないだけです。 9点(2004-06-07 14:23:39) |
6. あしたのジョー2
当時は見終わった後に数週間引きずりました。自分も真っ白になってしまった。そう考えると最近そんなに影響されるものって久しく無いなーと感じます。そういう影響力としてこの評価です。何かが終わってしまう空しさを味わいました。 9点(2004-02-23 23:47:08)(良:1票) |