1. ある男
《ネタバレ》 死んだ夫が実は戸籍も名前も別人だったとゆう映画。それにより戸惑う家族とその夫の本当の戸籍を雇われた弁護士が調査するってのを交互に見せていく展開。全体的に子供の演技が良くて、子供が登場するシーンは何回かウルってなりました。人間は生まれてマッサラってのじゃなくて、ほとんどの人間は親やその前から続くルーツがあり、中にはそれが受け入れられない、今風に言えば、親ガチャ失敗ってのがあり、この映画は、その部分にフォーカスを当ててるんだけど、例えば、誰かと戸籍を交換した時、交換した親ガチャも元の持主がそれを失敗と思って交換してくれたわけで、でも本当の自分のルーツでないから、失敗した親ガチャでも、そんなに深刻にならず受け入れられるのかなとか、他の人になれるってのは、それがどんなルーツでも、どっか魅力的な感じがあるのかもとか、色々、考えちゃいました。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-09-28 21:42:14) |
2. アントマン&ワスプ:クアントマニア
《ネタバレ》 ワルモノの名前にカーンってつけるの好きやねー。なんかカーンって響きがいいんかなー。なんか謎に強そうやな響やん。今回は量子世界の向こう側の世界での大冒険って感じの映画やったけど、異世界の描写は見てて楽しめました。光線砲が顔の奴とか、真っ二つにわれる乗り物とか、おもろ!顔だけの1作目のキャラとか。顔だけって。アントマンやワスプが大量に増える描写も、どーなってんの?感で不思議で、退屈感はほぼなしでした。でも、なんか、物足りない。やっぱカーンってゆうヴィランがあんま大したことない奴やったからかなー。オチの大量カーンにはびびったけど。カーンの本質は今後に期待ってことやろね。 【追記】 ディズニープラスのロキってゆうドラマを観ました。まさか、この映画とつながっていたとわ。時系列的にはこの映画の前のお話で、カーンが何者で、変異体とはなにで、その変異体カーンがなぜ、沢山のカーンから逃げてるのかが、このドラマを観れば理解できます。 [インターネット(吹替)] 7点(2023-05-24 10:09:54) |
3. アメリカン・アサシン
《ネタバレ》 テロを阻止するCIAのスパイもの映画。ハードアクションで、チョイリアル系。そーなると、どーしてもジェイソンボーンとかと比較しちゃうけど、スパイ映画好きなんで、普通に楽しめました。アクションも迫力あったし、テンポもいいし、非常なスパイ世界も表現されてて。 [インターネット(吹替)] 7点(2023-04-29 16:36:07) |
4. アオラレ
《ネタバレ》 昨今、アオリ運転がよく話題にあがりますが、70年代にはすでにアオリ運転の問題作映画「激突」があったわけで、つまりアオリ運転なんて昔から頻繁にあり、ドライブレコーダーやSNSなどの影響で、証拠が明白になり、最近、アオリ運転がより目立つようになったんじゃないかと思いながら、このアオリ運転の最終形態を描いた映画を鑑賞。この映画のために太ったラッセル・クロウ演じるヤバい殺人鬼にドキドキするだけでなく、主人公の女性の言動にイライラさせられる作りにより、最後まで中々、見ごたえがありました。車の追いかけっこだけで完結せず、降りてみんなの見てる前で主人公の友人を串刺しにする展開にもビックリ。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-09-09 00:06:43) |
5. アーカイヴ
《ネタバレ》 なんの前情報も見ずに、アマプラで何気なく鑑賞したのが良かったのかな。面白かったです。僕的にはアーカイブってゆうシステムがまず、センスオブワンダーでした。死んだ人間を一定期間保存し、ちゃんとお別れするために、その意識とお話ができるってゆうの、科学が進んだらありえそうやん。怖いけども。舞台が日本ってゆーのも、なんか親近感がわきました。あ、日本ゆーても山梨の山奥だけなんで、日本人も出てこないし、日本の街並みとか全然ないので、別にどこの国でも成り立つ話やねんけど、所々に金魚が出てきたリ、研究施設内にちょっとした日本語があったりして、控えめな日本テイストなんだけど、そんな感じが、さらに好感もてました。 [インターネット(吹替)] 10点(2022-08-13 16:24:53) |
6. アンテベラム
《ネタバレ》 アメリカの南北戦争時代の南側のプランテーションで、黒人が奴隷として働かされ、殺され、レイプされ、酷い扱いを受けてるくだりがまず描かれ、その後、現代の時代で、黒人女性のヒロインが黒人の差別問題などに関して自分の主張を論じる学者としての日常が描かれるんだけど、その現代のヒロインとプランテーションで奴隷として日々を送る黒人の女性が同じ役者なので、なんなん、この映画とドンドン世界観に引き込まれました。後半には、その謎が突然、解けるのですが、そっからはドキドキが止まらんかったなー。なるほどあの行為はそのためやったんやとか、色々、伏線が回収されてゆくのも面白かったです。ただ、前半はやっぱ観てるのが辛かったし、ちょびっとだけ冗長でした。あくまで、ちょびっとだけやけど。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-24 14:36:48) |
7. アントラム 史上最も呪われた映画
《ネタバレ》 まず本編が始まる前に、この映画を観た人は皆、不可解に死んでます。それでも観ますか?ってゆう煽りをこれでもかってくらいしつこく、マクってきます。こんだけマクられると、流石に、アマプラで普通に観れるにも関わらず、これ観て大丈夫かな?って気分になる人、いると思います。で、その後、本編が始まります。本編を観終わった後、さらにまた、この映画を観たことのヤバさをしつこく煽られます。ちょっと異常ですよね、このしつこさ。なんかイライラしてきます。でもこのイライラは、絶対、嘘やろって確信してる自分の無意識な部分で、ほんまかもしれんってゆう気持ちが少し湧いてくるのに対するイライラかもしれなくて、そーゆう意味じゃ、まんまとこの映画にやられちゃってるのかもしれません。ちなみに、本編は、どっかの山奥で、姉弟が地獄めぐりゴッコをしてるとヤバい事になっちゃうってゆう、切なさもあるホラーです。映像は昔風の加工がなされ、悪魔のマークなどのサブリミナルがそこかしこに挟み込まれており、不気味な感じはあるのですが、僕的には、少々退屈でした。見どころは、自殺しようとする体毛の濃い日本人キャラ、完全にアタオカの二人組キャラと悪魔の形をしたボイラー、姉が美人ってとこでしょうか。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-07-18 22:57:54) |
8. あなたの番です 劇場版
《ネタバレ》 「あなたの番です」のドラマを観てた人のサービス映画です。えー、えー、ドラマは観てました。嫁さんと○○が怪しいとか推理しつつ毎週楽しみでしょうがないくらいハマってました。この映画は、ドラマの最初のマンションの会議のくだりで、菜奈ちゃんでなく、もし翔太が参加してたら、その後の事件は何一つ起こらずっていうIFドラマであり、そのまんま、主役夫妻の結婚パーティーに参加するために全キャラが1つの豪華船に乗り込んだら、そこで事件が起こったってゆう設定です。だから、出てるキャラの沢山の小ネタや匂わせはドラマを観てなきゃ、ポカーンてなります。各キャラの背景情報も全てドラマ通り、もしくはドラマにちょこっと付け足した感じです。そーいうことで、あんな沢山の登場人物全てにスポット浴びせつつ、2時間の映画に詰め込むのは無理があるので、頑張ってサービスしてくれてるんやなーって気持ちでそれなりに楽しめたんだけど、映画自体のトリックやストーリーを冷静に判断すると、もうちょっと練り込めなかったんかなーとは思います。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-07-03 18:08:37) |
9. ANON アノン
《ネタバレ》 誰も彼もが改造されて、いつでも記憶を録画でき、見るだけで誰なのかが表示される目を持っている匿名性ゼロ、記憶も全て警察にその場で閲覧される攻殻機動隊みたいな近未来の世界が舞台。ある刑事が主役で、連続殺人事件を追うって映画。面白そうな設定で、実際、観てる最中も記憶が改ざんされたり、攻殻でゆう所の目を盗まれたりして、結構、楽しめたんだけど、クライマックスに進むにつれて、盛り下がっていく感じで、オチもふーんって感じで、なんか普通でした。こんな世界には住みたくないなー [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-08 10:24:12) |
10. 暗数殺人
《ネタバレ》 実話を元にしてる映画だからなのか、娯楽性は低く、かといって、リアル感にドキドキもそんなになく、淡々と観終わった感じ。オラオラ系殺人鬼の雰囲気だけは良かったかな。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-05-07 23:27:16) |
11. 悪魔を見た
《ネタバレ》 韓国のこの手のサスペンスは容赦がないです。女、子供も平気でエグく殺したりして、被害者も助からない場合も多く、観る時、だいぶ、心の準備が必要です。この映画も、いきなり冒頭からエグく殺される主人公の嫁さん。感情を遮蔽して距離感をもって観なきゃって感じです。また犯人が野獣みたいな奴で。でも普通の復讐劇にしない発想の新鮮さが韓国映画らしいとゆうか。緊迫感もあって、どーなっちゃうのかが知りたくて、映画には集中させられました。ただ、最後まで観ても、全然スッキリせず、嫌な気持ちだけ残る映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-07 08:12:37) |
12. 惡の華
《ネタバレ》 漫画は読んだことがないし、詩集も読んことがなくて、だから映画を観た感じだけで言えば、青春映画をちょっと変わった視点で描いた感じ?高男と佐和の二人に共感できる部分もあるんだけど、ついていけない部分も正直あって、というのもこの2人、思考がだいぶ変わってて、いってみれば反社会的風でムチャクチャしがち。アメリカでいえばボニー&クライドとか、ミッキーとマロリーとか、違うか。日本じゃ、教室をむちゃくちゃにしたりするんだけど、でも観終わって、よくよく考えたら、結局、みんな、いい奴じゃん。ちなみに、あのバックベアードみたいな奴は、なんなのやろう。悪意とか闇落ち状態の象徴とかなんかなー。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-30 23:52:26) |
13. 悪人
《ネタバレ》 前半は、田舎に、こーいう人いそうな感があって、わりとリアルで、映画にのめり込めたのですが、中盤、事件の真相がわかってからは、ちょっと退屈になってきた感じ。後半の話の向かっていく方向が、ちょっと古い、昭和の終わりくらいの価値観テイストってゆーか、そんな話やったん?なら、もうえーかなーって感じの展開。でも深津の地味美人ってゆーの、なんかエロく感じました。ごめん。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-29 12:17:24) |
14. アンダー・ユア・ベッド
《ネタバレ》 もしも、自分の家のベッドの下に知らない人がずっと潜んでいたら、コワッて、なんだか江戸川乱歩の小説みたいですが、そんな場面から物語が始まり、以降、その彼が、どのような経緯でそのベッドの下に潜んでいるのかを、心情の独白と同時に描いていく構成です。これがテンポといい、語り口といい、とても見やすく、特に主役の高良健吾の演技が、陰キャなんだけど、なんか人を惹きつけるものがあり、いつのまにか彼にライドしてしまってる状態。ヒロインの西川可奈子も、結婚前と後の変わり果てた演技がメチャうまく、変化の差を、本当に年をとってすさんだくらい、しっかり表現してて、特に夫によるDVを受ける演技は、ほんまにやられてんのちゃうの?って思えるくらいでした。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-24 10:56:24) |
15. 青くて痛くて脆い
《ネタバレ》 役者の演技とか構成とか、素晴らしいモノでした。青春映画がそんなに好きじゃない僕でも、この世界にドップリです。僕はダメ人間なんで、主人公の心の動きが痛いほどよくわかり、この映画に深くエグられました。勝手に相手を自分の理想像にあてはめ、最初から相手は何も変わってないのに、勝手に傷つき、それを全て相手のセイにしたりする。まさに「気持ちワル」です。しかし、この映画の素晴らしい所は主人公だけでなくヒロインである秋好の青さと痛さもちゃんと描かれている所だとも感じました。世界をよりよくしたい、争いをなくしたい、これは恐らく、多くの人が願っていることだと思います。でも、心のどっかでそれは理想だと諦めてしまっているのですが、秋吉はそれを本当に信じている強さがあります。だからかたくなに人との距離感をとっていた主人公も惹かれていきました。しかし、そんな彼女でも、思わず言ってしまうのです。「気持ちワル」ってゆう禁断の悪口を。争いを本気でなくすためには、どんな人間であろうと、認めてあげなければ、それはやっぱり理想でしかありません。気持ちワルと切って捨てれば、それは単なる排他主義でしかなく、言葉は人の心に突き刺ささります。悪口には争いをなく効果はないのです。そして、言い放った言葉は自分に跳ね返り最後は何も言えなくなります。矛盾が生じてしまったから。ここでの言い争いは実に絶妙でした。主人公も言い返すうちに徐々に自分の中の矛盾に気づいてる感があります。でも相手を言い負かす事は止まらない。そーゆう喧嘩の経験ないすか?ただ彼女は、そんな自分の脆さをすぐに認めちゃうんですよね。普通はできないですよ。あんな言い争いの後には。相手に腹立つ気持ちが勝っちゃうでしょ。ところが彼女の理想は本気だから、みんなの前で、サークルの成り立ちの頃の本心をちゃんと語れるのです。あのころ、2人で立ち上げた時、どれだけ、そこが楽しく、自分にとって大切なモノだったかを淡々と。これをやられると、さすがに心がひねくれた主人公でも、気づいちゃいます。自分のやってしまった過ちに。本当はもっと理想の自分がいて、なりたい自分がいて、でもなれなかった愚かさに後悔しちゃいます。結末の展開も素晴らしく、最初のシーンをなぞったモノになっていて、主人公はちゃんと傷つくために、最初の出会いとは逆に今度は自分から彼女へ近づきます。これで、少しだけ成長、したのかな。僕は、恐らく、この後、2人は良い関係になれると思ってます。そんな希望が見えます。争いをなくす世界へちょっと近づけたんじゃないかなー。なんて、理想論ですかね? [インターネット(邦画)] 10点(2022-03-29 05:47:49)(良:1票) |
16. アイム・ノット・シリアルキラー
《ネタバレ》 主人公の青年がソシオパスで、そのことで、いつか自分は人を殺しちゃうんじゃないだろうかと日々悩んでおり、そんな中、その街に本当のシリアルキラーがいて、人々を次々殺しており、ソシオパスVSシリアルキラーで、さーどなる?ってゆう、あんま見ない設定で、面白そうってお話なんだけど、観たらわかるけど、度肝をぬくようなシーンが中盤にまずありやす。で、後半にもっと度肝を抜くようなシーンがありやす。全くの予想外だったので、そりゃ映画に集中しちゃうがな。この映画を観るなら、前情報はナシで観た方がいいかも。人によっちゃ、クソ映画になっちゃうかも?ちなみにバックトゥザフューチャーのドクが主要キャラで出てます。。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-26 12:55:32) |
17. 哀愁しんでれら
《ネタバレ》 前半は、ちょっとコミカルな人情ドラマ風。以降、僕の心の声です→「やっぱ、田中圭、なんかありそう」→「子供か、子供のほうやったか」→「めちゃめちゃムカつく子供や」(演技褒めてる)→「田中圭もやっぱヤバかった」→「おいおい太鳳よ、オニギリに何入れとんねん」→「ど-なんねやろう?」→「・・・・・」→「とんでもない所に連れてきたな、おい」 [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-25 20:48:10) |
18. 朝が来る
《ネタバレ》 子供ができない夫婦、子供を手放した女の子、どちらの気持ちもグリグリ心に突き刺さって、もう魂が2つに分裂しそうになりました。演技も演出もかなりのリアリティをもってお話が進むのですが、面白いのは夫婦がたまたまテレビの特集を観るくだり。ここのシーンは子供の養子縁組を行ってる施設を、本当にテレビで特集を組んで放送してるかのようなテイストで、インタビューとかも本当に一般人に行ってるかのような(いや、ほんまにやってるのかも)、主役の夫婦と一緒にその番組を観てるかのような、いや観てるんです、本当に。だから映画全体も全然作り物に見えなくて。子供のいさかい問題とか、ママ友とかの微妙な距離感とか、子供が欲しくても自分の体にメスを入れるのに踏み込めない夫とか、子供を諦め旅行してる雰囲気とかも、メチャメチャ身近に感じて、グイグイ映画内に引っ張られました。僕も夫婦で中々子供ができませんでした。そんな時、やっぱ一瞬は頭をよぎるのです養子縁組。そこまでして子育てをしたいと思うのは、どーしてなんやろ。そんなことを考えながら、クレジットを見終えた後のサプライズでさらにダダ泣きしてしまいました。 [インターネット(邦画)] 10点(2022-03-23 21:13:00)(良:2票) |
19. 赤ずきん
《ネタバレ》 人狼ゲームを映画化したみたいなやつ。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-03-21 08:30:45) |
20. アングスト/不安
《ネタバレ》 オーストリアで実際に存在した殺人鬼ヴェルナー・クニーセクの事件を元にした映画。ショッキングすぎる内容のため上映打ち切り、日本でも上映せず埋もれていたが、アマプラにて誰でも鑑賞できるようになっちゃった。ちょっと古い映像なのと、気持ち悪い雰囲気と撮影方法で、冒頭から、この映画、観るの、結構体力いりそうって感じで、精神的しんどさ爆発。一軒家で行う殺人を細かに描写しつつ、犯人の頭の中の独白で、幼少期を語る展開に、なんども早送りをしようとか、観るのやめようとか、ってゆう気持ちと戦いながら最後までなんとか鑑賞。こーゆう映画を観ると、映画ってなんやろう?なんで映画を観るんやろうって気持ちになっちゃいます。単純なホラーとゆう娯楽ジャンルではないので、ご注意を。 [インターネット(字幕)] 0点(2022-03-19 23:12:02) |