1. あずみ
原作の漫画の設定の所為かもしれないけどキャラがちょっとくどすぎて折角の歴史的俯瞰(?)も何もあったもんじゃないですね。出てくる人がどんどん死んでしまうというのは漫画としては連載するのに都合が良い設定ですが、映画としては本当に薄っぺらなストーリーになってしまいますよね。漫画を読んでいないから一概に監督の所為とは言い切れないけれど、これだけ豪華な出演陣を使っておきながら超低レベルゴミ映画とってしまった監督の責任は重いと思う。オダギリジョーが出てるからって特撮物レベルのCGでOK出したやつ出て来い。と、いうことで出演者へのつっこみはあえてしません。 3点(2004-04-04 00:42:36) |
2. アバウト・ア・ボーイ
思いがけず良い映画に会えた。それもかーなりタイムリー過ぎる内容。他人の自己嫌悪が自分のもののように感じられるんだから良い映画って思う。ストーリーも現実離れしてそうでムリ無く進むところが良い。 空っぽでも生きてていいんだね? それにしても働いてない人の人権って認められないのね、やっぱり。 8点(2004-03-10 17:37:05) |
3. アイリス(米英合作映画)
このアイリスという人がイギリスにとってどんな人がというのがわからなければこの映画の全てを理解することはできないだろう。 それでも愛することは親切にすること、幸せにすること、寄り添うことだというこの映画の主題は伝わってくる。でもジョンにとってはアイリスという存在それ自体が愛だったのかもしれない。goodの意味ってこんなに多彩なんだと思わせてくれた。 涙がとまらない作品でした。 9点(2004-03-10 17:17:53) |
4. アメリカン・ビューティー
アカデミー賞総なめの作品。ちょっと暗くなりそうで見ていなかったがやはり暗い気持ちになった。アメリカ人の好きな、「アメリカ人の苦悩」を描いた作品。 5点(2004-03-10 16:24:30) |
5. 青の炎
《ネタバレ》 原作どおりなのかもしれないけど普通警察は一度家に帰したりしないし保護者も同伴せず事情聴取というのも不自然。刑事の良い人っぷりもなんかひっかかる。(砂浜でロードレーサーって。。蜷川さんの発案?ひどい。) 加害者の苦悩は余すところ無く描かれているけれど被害者側の反応が一つも出てこないところにも違和感を感じます。いくら不良でも17歳の子が誤って殺されたわりに周囲が静か過ぎる。母も鈍すぎ。原作側の問題なのかもしれないので出演者は残念。 二宮君と山本寛才さんには拍手。 あややは口をあんなに動かしても涙が出なかったんだね。棒読みに松田聖子の野菊の墓を思い出してしまった。 4点(2004-03-05 15:19:20) |