2. 明日に向って撃て!
自分は正義のヒーローにだってなれる!と思える年代に、この2人の真のカッコ良さを理解するのは難しいかもしれない(これは嫌味ではなく、その高慢さこそ若さそのものなのだからいいのです)。誰だってヒーローになりたかったけど、気がついたらしがない小悪党にしかなれなくて、情けなくて、追いつめられてて。でもどんなに惨めで、どんなに絶望的でもかっこつけて明日のジョークをぶちかまして生きてる2人!これぞダンディズム!しかもこの2人には存在に色気がある!男の鑑ですよ。私の人生の「スタイル」を決定付けた運命的な作品です。脚本、音楽、キャスティング、どれをとっても素晴らしい。そしてジョージロイヒル監督はドレスダウンする粋さを知っている洗練された希有の才能の持ち主だと思います。最高!! 10点(2004-06-13 18:30:47) |