1. AKAI
《ネタバレ》 祝!2000本レビュー到達。 2022.9.10観賞。 10年間のボクシング人生、赤井英和の青春を描いたスポコン・ドキュメンタリー。当時の貴重映像満載。どついて、どついて、どつき回した10年間。甘いマスクにチャーミングな口ひげ、気は優しく力持ち、イイ男が繰り出す怒濤のラッシュ。だけど、世界前哨戦で大和田ハゲチャビンにボコられ、脳内出血で引退に追い込まれちまうオイラ。時は流れ、濁声でナニ言ってるかよくわからん現在のオイラ。 [映画館(邦画)] 6点(2025-05-20 00:49:04) |
2. 愛を積むひと
《ネタバレ》 2025.5.19観賞。 あっちゃん老夫婦、バイトの子とハナちゃん、愛娘の恋愛。北の大地・美瑛で育まれる3つの愛が凝縮されたラブ・ストーリー。それと併せて、あっちゃん家の周りに城壁が築かれていく。列挙できないほどに、125分間にいろんなことが起こりまくって詰め込みすぎているカンジはあるが、見応えはあった。それぞれが名場面。美しい広大な風景。北海道を旅行している気分になれる。良作。 [DVD(邦画)] 7点(2025-05-20 00:15:26) |
3. アーヤと魔女
《ネタバレ》 アタマのでっけえ3Dアニメ。スタジオジブリ作品。魔女の家に連れてこられて、こき使われまくるアタシ。魔法を教えてもらえず不満タラタラ。魔女が実は3人組音楽バンドの一員ということが明かされ、何だか急に優しくなってきたなあ。と思ったらエンドロール。物語がこれから急展開というところで終わっちまってる。わずか82分ではまとめきれてねえ。宮崎駿のムスコ様、ゴローちゃんではこの辺が限界か。 [DVD(邦画)] 6点(2025-05-17 04:06:41) |
4. 赤毛のアン/グリーンゲーブルズへの道
《ネタバレ》 購入DVDで観賞。 高畑勲監督による名作の日本アニメ映画化。里親が決まるまでのTVアニメ導入部を再編集して劇場版とする。とても早口でおしゃべり、こましゃくれた少女。初めのうちはウザがられるが、彼女の生い立ちの苦労話などを聞いていると、それがアタシのイイところだと気付かされる。里親となる老兄妹もそれぞれ性格は対照的だが、彼女のおおらかさを認めて温かく見守ることになる。良作。 [DVD(邦画)] 7点(2025-04-29 23:49:21) |
5. アホリックス リローデッド
《ネタバレ》 購入DVDで観賞。 「マトリックス」のパロディ、シリーズ第2弾。フランクという架空のアクション俳優の人生について、実在の名立たる俳優たちが証言する偽ドキュメンタリー。もっともらしくやっているが、実際に居ねえヤツのドキュメンタリーを作っても意味ないやろ。最後に出演した待望の作品は、ほとんどダンス映画やな。駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2025-04-21 01:21:26) |
6. アホリックス
《ネタバレ》 購入DVDで観賞。 「マトリックス」のパロディ。マトリックス除けをカマすものの腰を抜かすキアヌもどき。オカマのトリニティ崩れ。チビでトミタくん並みにアタマが長いローレンスみたいなん。アクションはチャラけて、全てコメディと化す。中身は無いに等しい。酷すぎて評価の仕様が無いやんけ。それでも映画鑑賞1本は1本や。超駄作。生涯ワースト2入り。 [DVD(字幕)] 4点(2025-04-20 21:44:32) |
7. あんのこと
《ネタバレ》 実話に基づいたドラマ。ヤク中で売春少女のアタシ。お母ちゃんは飲んだくれのDV女。薬物依存から脱する会の代表にして警察官、まるで人格者のようなジローくんが唯一の拠り所。教育も受けて少しずつ更生していくアタシ。いきなり子供を預けられて、ブツがぎっしり詰まったおしめを替える羽目になりながらも、わずか15歳で母性を育むアタシ。だけど、実はヘンタイだったジローくん。子供も返されてすっかり失念。周りはマジで身勝手な大人ばっか。地獄のような現実。悲劇の結末。ああ、無情なり。決して恵まれない、救われないアタシを河合優実が熱演。良作。 [DVD(邦画)] 7点(2025-03-27 23:40:41) |
8. アタメ
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督による、イッパツ含む官能的なラブコメ。食い繋ぐために凶暴癖のフリをして、入退院を繰り返した天涯孤独なオイラ。一方的に求婚してポルノ女優のアタシをとりあえず縛りつける。なんだかんだ言って、縛り縛られるのがお好きなオイラとアタシ。粗野だけど純朴なオイラの愛を受け入れて、思わずイッパツを許しちゃうアタシ。前半はかなり冗長だけど、中盤の濡れ場シーン以降は物語が成立していた。まだ若きアントニオ・バンデラスがオイラを熱演。 [DVD(字幕)] 6点(2025-03-09 02:02:39) |
9. ANORA アノーラ
《ネタバレ》 ストリップダンサーのエネルギーあふれる官能的なラブコメ。米アカデミー最優秀作品賞受賞作…ということは本年度最も評価された映画。夜のNYで踊るイケイケでヤりたい放題なアタシと、ロシア富豪の御曹司にして絵に描いたようなチャラ男のオイラ。見るからに安っぽい恋愛で、勢いに乗ってケッコンしちまうアタシとオイラ。ロシアの両親が来米すると聴いてビビりまくり尻尾巻いて逃げ出す、小便小僧なオイラ。大邸宅に取り残されたアタシ、怒りのスイッチオン。両親が寄越した大の男3名の刺客相手に暴れまわる、怒鳴り散らす、じゃじゃ馬ではねっっかえりなアタシ。アタシと男3名、世間知らずで臆病なボンボンのオイラを求めて珍道中。四方八方探し回り、捜索後に両親が来米してもちろん離婚成立。やってられねえ。慰めてくれたのは刺客の一人。最後のイッパツもヤり損ねて涙。破天荒でエネルギッシュに「アタシ」を怪演、弱冠25歳のマイキー・マディソンが米アカデミー最優秀主演女優賞、ショーン・ベイカーが最優秀監督賞受賞。良作。 [映画館(字幕)] 7点(2025-03-04 21:19:42) |
10. アイム・ソー・エキサイテッド!
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるシチュエーション・コメディ。わずか90分、ほとんど航空機の中で下ネタトーク連発。たまらず、航空機の中でイッパ~ツ。あれで処女卒業かよ。内容は、中身も後味もあったもんじゃねえ。駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2025-02-08 23:51:41) |
11. アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方
《ネタバレ》 おそらく現時点で世界一の有名人、ドナルド・トランプ誕生秘話。飲まない、吸わない、おそらく童貞。優男、典型的なおぼっちゃまんが冷酷な辣腕弁護士にくっついていき、その師事を受けて、制御不能なモンスターへと変貌していく。その様子を2時間ほどで明快に表現。行動の源泉は叩き込まれた3つのルール。全ては民主主義のため。やがて、富、名声、オンナ…全てを手に入れてお次はアメリカだ。余分な肉を削って準備万端。2度目の大統領就任。バイバイ、バイデン。今日から米国、というよりも世界はオイラのモノなるのか。さあ諸君、見定めよう。良作。 [映画館(字幕)] 7点(2025-01-21 21:11:14)(良:1票) |
12. RRR
《ネタバレ》 180分に及ぶSFアクション・アドベンチャー大作。ひげ面のスーパーおじさんコンビが歌って、踊って、大暴れ。熱いハートと拳を持つ2人。立場が異なるゆえに一度拳を交わすものの、邪悪な帝国軍に対して共闘。最強の肩車。陽気なひげ面の兄弟…まるでスーパーマリオとルイージだ。ミュージカル要素もある良作。 [DVD(字幕)] 7点(2024-12-10 22:03:52) |
13. アイアンクロー
《ネタバレ》 プロレス一家の悲劇を綴る実話に基づいたドラマ。オヤジはフリッツ・フォン・エリック、プロレス界のレジェンド。ビシバシにシゴかれて成長し、プロレスラーになって順風満帆な4人のムスコたち。そこに次々と悲劇、呪われた一家。兄弟で生き残ったのは長男だけ。プロレスの戦いそのものよりも、純な兄弟愛を中心に描く。右に左にリングを駆け、ロープの伸縮性で勢いをつけてパチコン。さらに顔面つぶしの必殺アイアインクロ―。このプロレス独特の動きがおもしれえ。 [DVD(字幕)] 6点(2024-11-28 05:36:12) |
14. アメリカン・フィクション
《ネタバレ》 黒人作家とその周囲の人々が、笑いを交えて織りなすドラマ。アルツハイマーのお母ちゃん、ゲイのアニキ、黒人デブババなど多様な人々が交わる。だけど、良さがほとんど伝わってこなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-11-18 06:42:39) |
15. 哀れなるものたち
《ネタバレ》 天才外科医の手により瀕死から目覚めたアタシ。だけど脳がイカれてもうて、奇行を繰り返しちゃうド天然ハレンチ女に。そんな半人造人間的なアタシのSFアドベンチャー、ラブロマンス。放蕩男に連れ出されて世界を見る壮大な旅に出る…はずが内実は性の神髄を知るためのエロエロ紀行。死体のチ〇ポをビヨヨン、性器〇りっこしよ…ヘンタイ女やんけ。イケない方向に目覚めていくアタシ。毎日がオナ〇ックス三昧。オトコを性の奴隷にし、楽しみ尽くしちゃう。深い理屈をこねているけれど、所詮は悦楽の追求に過ぎねえな。惜しげもなく、決して包み隠さず…そのおカラダをギョロ目いっぱいに披露しちゃうアタシ。エマ・ストーンがオスカー級の怪演。だけどもどちらかと言うと残念ながらアリガタクないんだけど、オカズには充分だ。 [映画館(字幕)] 6点(2024-01-28 00:47:11) |
16. アクアマン/失われた王国
《ネタバレ》 シリーズ第2弾。ややイカつめの風貌のアニキと腹黒いイケメンの弟。前作で敵だった弟と共闘。この流れはまるでマイティ・ソー。お話に中身が無いのは前作以上。紺碧ブルーの映像はきれいだけどね。 [映画館(字幕)] 6点(2024-01-21 00:28:58) |
17. 憧れを超えた侍たち~世界一への記録~
《ネタバレ》 WBC日本代表が世界一になるまでの道のりを収録したドキュメンタリー。栗山英樹監督の目線で、選手視察から選出、そして大会7試合の模様を130分に端的にまとめられていた。選手に惜しみない愛情を注ぎながらも勝つ集団に昇華させていく監督。自らも戦いながら、チームを鼓舞するダルビッシュ、大谷。紡がれていく、野球漫画の王道のようなサクセスストーリー。特に準決勝と決勝は世界野球の歴史に残る名勝負だろう。決勝戦9回2死フルカウント、差は1点。相対するは投手大谷と打者トラウト。憧れを超える…。トラウト空振り三振で胴上げ投手大谷。デキすぎている。この道の超一流の人たちが見ている景色は如何なものだろうか。傑作。 [映画館(邦画)] 8点(2024-01-15 01:49:31) |
18. 歩いても 歩いても
《ネタバレ》 購入DVDで観賞。 水難事故で亡くなったアニキの命日、神奈川県の実家に姉弟家族が集まるお話。中身はただそれだけなんだけど、現代家族の原風景を見ているようで妙にもの懐かしい。特に日本人ならそう感じるはずだ。平成版の東京物語やな。跡取りとなるはずだった立派なアニキ。死人は記憶の中で美化される。父とは違う道を行き、失業中のオイラ。子は親の思う通りにはゆかぬものだ。それでも歩んでゆく、オイラなりに。両親が亡くなった後に、運転免許もファミリーカーも実の娘もゲット。いつもちょっと間に合わねえ。それぞれの人生。救われたデブにも、ソイツなりの人生。実に味わい深い。煎じた日本茶のようだ。良作。 [DVD(邦画)] 7点(2024-01-15 01:10:25) |
19. ある男
《ネタバレ》 誰が誰の人生を生きるかを問うサスペンス・ドラマ。やや唐突で説明不足な印象だが、集中して観れた。物足りないけど良作。 [DVD(邦画)] 7点(2023-08-21 23:17:57) |
20. 朝が来る
《ネタバレ》 オイラ、まひと。オイラには母が二人いる。オイラをもらってくれた神奈川の母ちゃんと、オイラを生んでくれた広島の母ちゃんだ。中学生でオイラを生んでから、不幸すぎて見た目もどんどんケバくなっていく広島の母ちゃん。親戚のおじさんをシバいて、おばあちゃんの耳を引っ張って痛タタタ…のシーンはオッたまげたよ。メチャクチャやんけ。挙句の果てに、疾走して死んだかと思ったけど会えて良かったよ。河瀬直美監督によるサスペンスドラマ。永作博美、蒔田彩珠が母ちゃんをそれぞれ熱演。傑作。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-08-07 01:07:10)(良:1票) |