1. アイランド(2005)
このタイプのSF映画はすべからく中途半端な娯楽映画と割り切っている私としては、いい意味で予想を裏切ってくれる映画でした。 展開がすぐに読めてしまうのはこの手の映画ではお約束なので、それはまあ良しとするしかないですが、SF的なお約束ディテールもしっかり入ってますし、映画が大詰めに入ってからの展開が意外に速いテンポで、しかもなぜか延々と続くため、見応え感はかなりあります。 中篇程度の内容を力技でむりやり大作にしたような作品なのですが、けっこう成功しているのではないでしょうか。 家族と一緒に見た後に「・・ちょっとしょぼかったね」と言い訳せずに済む、よくできた映画ではないかと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-06 12:50:52)(良:1票) |