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プロフィール
コメント数 13
性別 男性
年齢 64歳
自己紹介 日本映画、この頃やるじゃない!と思っている映画ファン歴約30年の男。
大抵の映画はそこそこの点(5~7点)になるので、期待以上の作品やがっかりした作品に
ついてのレビューが多くなると思います。

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1.  歩いても 歩いても
実に美しい映画である。私はこんなにも映像のひとコマひとコマに「愛」が注がれている映画を見たことがない気がする。人間はそんなに簡単には他者と分ち合える者ではないのだろう。身近な者だからこそ、尊大な態度を取ることもあるし、照れのゆえに無関心な態度を取り、あえて言うべきことを言わないこともある(日本人的?)。しかし、計算など出来ない、何気ないひと言や出来ごと(食事も)の中に、あぁ、私たちは不思議にも、何ものかによって結び合わされているのだと、何とも言えない温かな感情を抱くことがある。そんな人間のいのちの不思議さ、哀しさ、いとおしさが、ドキュメンタリーではない、映画という作品によって表現され尽くされるとは!是枝監督がいる限り、これからの日本映画は大いに期待できます。 俳優陣はみな見事ですが、自分としては、YOUがあまりにも空気が妹とそっくりなのでビックリでした。あと、ゴンチチのギターが、この映像に優しくいのちを吹き込んで素晴らしい。当然といえば当然ですが、ラストにJポップなどを使わないところもさすがです。
[映画館(邦画)] 10点(2008-07-05 23:16:53)
2.  ありがとう (2006)
惜しい。音楽が時に押し付けがましく、「こってり」しすぎ。主人公もふさわしい配役だとは思いますが、終始一貫してポジティブに描かれているのが感動をうすくしている。二人の娘ももうちょっと奥行きのある描き方がほしい。見終わった印象は悪くない。ゴルフのキャディって、時に人生を決定付けるほどのすごい役割なのですね。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2007-09-17 08:23:16)
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10430.77%

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