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1.  ア・ホーマンス 《ネタバレ》 
松田優作が乗るとSRが原チャリに見える。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-08-06 17:34:13)
2.  アデル/ファラオと復活の秘薬 《ネタバレ》 
主人公が次の舞台に旅立つ所で終わってしまうと言う、何とも中途半端な終わり方。 「絶対に続編制作にGOが出る!」と踏んでいた監督の傲慢さの表れか、 はたまたニキータの様になんの作為も無く元々スパッと終わらせたかったのか。 終始ポワンとした何とも緩い雰囲気で物語が進む事から、恐らく前者だったと私は推測しています。 主演のブルゴワン嬢、絶世の美女とまでいかないまでもかなり魅力的な女優さんだと思うので、 続編が観たかったなぁと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-07-24 09:23:45)
3.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
酒場でのイチャモン~一網打尽の流れが観ていて楽しかった位でしょうか。   余談 制作当時は関係者皆一生懸命頑張っていたと思う。 でもこうして劇場公開から月日を経て地上波で日本語吹き替え版を観ると、 劇場公開前提の大作が途端に「金の掛かった2時間ドラマ」に観えてきてしまうから不思議。 劇場公開時に強烈な印象を持った作品はスマホの小さな画面で観ても印象は変わらないのに。 人間の感覚って面白い。
[地上波(吹替)] 3点(2024-03-21 08:55:07)
4.  アマデウス 《ネタバレ》 
今さらながらレビューしていない事に気が付いた。  【長すぎる前書き】 大学で「芸術論」の講義を受けた時、担当していた教授が本作の事を以下の様に評していた。 『芸術には大きく分けて「耳」で愛でる芸術である音楽、「目」で愛でる芸術である絵画・写真、そしてそれらを融合した舞台・映画の3種類が有る。どれも素晴らしい作品ばかりだが、この「アマデウス」はそれら芸術が極めて高次元で融合結実した類まれなる作品だ』と。  私は劇場で本作を鑑賞済だったので「なるほど、上手い褒め方するなぁ」と思った次第。 そんな教授の冒頭の言葉を経て始まった鑑賞会は3回に分けて実施され、口コミでその面白さが学生達に伝わり3回目の授業では講義室がなんと満員立ち見の盛況ぶりだった。(単位は貰えないのに!) それ位、芸術は敷居が高いと潜在的に思っている人をも巻き込む『力』を本作は持っているのだと思う。 これが約35年前の話。  【やっと本題】 そんな本作、私に取っては間違いなく映画ベスト10の一つに入る作品である。 他レビュアー諸氏により語りつくされているが、何といっても珠玉の名シーンはサリエリがコンスタンツェが持参したオリジナルの楽譜を読み、次々と頭の中で音楽が奏でられるシーンだと思う。 これに匹敵するシーンは意識して映画を趣味として観始めた18歳の頃からそうは巡り合えていない。  また、本作はこれまでの映像再生媒体の変化(VHS→LD→DVD→BD、ブラウン管→液晶、HD→4K)に併せて都度ソフトを購入している唯一の作品であり、何だかんだ年に一度は必ず観ている作品だ。 史実に忠実ではない等の指摘も有る様だが、関わられた方々のイマジネーションと創作意欲が文字通り「高次元で融合」した稀有な作品だと言える。 文句無しの10点満点献上。  追伸 本作がアカデミー賞で話題になった年、主演男優賞を受賞した時のF・マーレイ・エイブラムスのスピーチは、彼の受賞を我が事の様に涙ながらに喜ぶトム・ハルスの何とも言えない表情も相まって忘れられない名シーンだ。
[ビデオ(字幕)] 10点(2024-03-06 10:30:31)
5.  哀れなるものたち 《ネタバレ》 
鑑賞すればR18の理由も納得。 エマ・ストーンはアカデミー戴冠の噂も納得の入魂の演技ながら、作品自体は一人の女性の成長譚として観たら至って普通。 映像美(特に各エピソードの冒頭の短いショット)と音楽はセンスの高さを感じさせるものの、 色々とえげつない描写が多数有る事による話題先行の感は否めない。  追伸: 映画館で○○○〇をボカし無しで観たのは初めてかも知れない。 こうして観ると何故ボカしを入れるのか増々不可解になる。 何でもかんでも隠せばいいってもんじゃないでしょう、みんな持ってるんだし。
[映画館(字幕)] 6点(2024-02-12 12:02:59)(良:1票)
6.  ALIVEHOON アライブフーン 《ネタバレ》 
ゲーマーが実車に...って、何だかどこかで観た様な設定だなぁと思ったら、 何と映画製作年はこちらの方が早かったと言うオチでした。 内容は車好きなら何とか最後まで観られるレベルでしょうか。 そうでない方は、「礼儀をわきまえない失礼な若者」「年長者を敬わない傍若無人な登場人物」や、 何を競っているのか良く判らないドリフトと言う競技そのものに辟易としてしまう事必至。 私が10点満点をつけた本家本元の方の映画は、フィクションは一部あったものの基本的には 事実に基づくこの熱い物語を世に知らしめるのだ!言う使命感と言うか志が感じられたのだが、 本作は何の為に作成されたのか最後までぼやけた状態だった。 ドリフト競技を世に知らしめる目的が有るなら、何故先日幕張で開催された某自動車ショー等で 上映する等の事をしていないのか甚だ疑問。 休憩場所で無償上映する等、幾らでも方法は有る筈だ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-01-22 14:04:46)
7.  アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド 《ネタバレ》 
いつの時代も、人は自分を認めてくれる・受け入れてくれる「人」がたった一人でも居れば、それで幸せなのだ。 秀作です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-04-13 10:52:23)
8.  RRR 《ネタバレ》 
アカデミー賞授賞式の前に少しでも候補作を観なければ!と思い、時間を捻出してやっと観れたのが「エブエブ」と本作。 結論、Naatu Naatuが頭の中でずっとヘビロテ状態。一日一回はYoutubeでMVを観てます。 ハリウッドとは全く異なる、熱すぎる熱量で作成された快作です。 ただ能天気に主人公二人の活躍が描かれるだけでない所も良いです。 根底にあるのは英国の属国だった時の抑圧された記憶と、立身出世し名を上げた同郷の偉人達への熱い思い。 特に前者はネガティブな表現になりがちの所を前向きにエンタメの形で昇華させている所が上手い。
[映画館(字幕)] 9点(2023-03-14 09:28:54)
9.  アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
キャメロン監督の意気込み・気合が全編から煩わしい位に迸る文字通りの力作。 IMAX 3D HFRで観なければ本作の本当の価値は判らない、と言い切っても良い位。 だがしかし... 残念ながら一作目程は受けないだろう。 冒頭に記載した過剰なまでの意気込みと気合に観る側がどこ迄付き合えるか?で本作の評価は決まる。 私自身は、残念ながら途中で織り込まれるあからさまな捕鯨批判の描写(とにかく執拗極まりない)を目の当たりにし、 正直な所、「はい、貴方の言いたい事は良~く判りました」と辟易した思いだった。 それでもまだ、本作には敢えて劇場に足を運ぶ価値が有ると私は信じる。 それ程までに、本作の海中3D描写は本当に素晴らしいものだった。
[映画館(字幕)] 7点(2023-01-09 16:02:05)
10.  アネット 《ネタバレ》 
レオス・カラックス作品を観るのは前作「ホーリー・モータース」以来。 私はバリバリのカラックス監督のファンでは無いのでこの場で蘊蓄を並べるのは他の皆様にお任せしますが、 あくまでも前作との比較と言う意味では、「(前作に比べると)かなりまともな作品だなぁ」と言うのが最初の感想。 その反面、前作では観客各々が判らないなら判らないなりに、目の前で繰り広げられる音と映像を追いながら 何を言いたいのかを自分なりに考察する一風変わったスリリングな体験が出来ましたが、本作ではその類の面白みは減少した様な。 詳細は伏せますが、本作で最も映像表現に力を入れなければならないと思える存在を〇〇〇〇にしたのは物凄く興味深い所。 本物の○○〇や〇〇を使ったらクレームが付くのは必至なので、本作の表現方法は止むを得ない事だったのかも知れないが、 結果としてその方法が余計に本作の寓話性を強調する事に効果を発揮している様に思えて面白かった。  他、幾つか列記します。 1.アダムドライバー、人気者ですね。歌は決して上手いとは言えないけれど適役だったかと。 2.マリオン・コティヤールさん、貴方の大ファンとしては只一言「有難うございます」とだけ言わせて頂きます。   (この感想の意味は本作を観れば判ります爆)。 3.私の映画体験上では〇〇〇シーンをミュージカルにしたのは、年齢制限が付くそれ系の専門作品以外では本作が初めて。   もしかして史上初? 4.いくら撮影とは言え、雨の中ノーヘルで二人乗りは危険ですよ。   (2022/4/9 立川シネマシティにて鑑賞)
[映画館(字幕)] 7点(2022-04-19 18:12:30)
11.  アダム&アダム 《ネタバレ》 
何の心配もせずに家族みんなで楽しく観られる作品かと。 劇中の随所で使われる曲のセンスがいい。 恐らくはライアン・レイノルズ自身が「このシーンはこの曲でしょ!!」と推しまくって決まったのでは無いかと。 「フリー・ガイ」でも同様の事を思ったのだけれど、もし私の推測が当たっていたら彼とは友達になれそうだ。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-19 17:50:22)
12.  アポカリプト 《ネタバレ》 
やっぱりメル・ギブソンは変態だった。
[インターネット(字幕)] 3点(2021-10-19 22:10:44)
13.  ANNA/アナ(2019) 《ネタバレ》 
最悪だった「ヴァレリアン」の影響も有り、期待度極小で臨んだ本作。 ハードルを下げていた事など通り越し、なんとまぁ往年のベッソン監督らしい小気味よい作品、良い意味で裏切られました。 「ニキータの現代版セルフリメイク」と揶揄する評も有るものの、やっぱりこの監督さんは美人の女性、 しかも監督本人の好みの女性が主役で、世の男共を蹴散らす設定で無いと本領発揮出来ない様だ。 なんせ、公式サイトの宣伝文句が『またそれか!』ですから。(大爆笑) 「ニキータ(アンヌ・パリロー)」しかり、「フィフス・エレメント(ミラジョボ)」しかり、「ルーシー(スカヨハ)」しかり、 全くしょうもないオッサンだ(褒めている、気持ちは良~く判る!)。 さて、新進気鋭のモデルさん、サッシャ・ルス嬢を新たに主役に迎えた本作、観ていてニヤリとしてしまう位に物語の 構成は「ニキータ」と同じです。 でも、時系列を小刻み且つ巧みに入れ替えたストーリー構成と、「ニキータ」のそれとはテンポ・アクションのキレが格段に洗練された各種アクションシーンは「ニキータ」を遥かに凌駕しており、ラストまで一気に観させるその勢いも有り、この手の女性が主役のアクション映画では最高傑作と評価しても良いと私は思ってます。 無駄に豪華な出演陣も作品に厚みを増す事に上手く効果を発揮しているし、何は無くとも主演のサッシャ嬢は静止状態の写真ではその魅力は半分も伝わらない、動き出して初めてその真価が判る女優さん。 次回作は有るのだろうか、期待して待ってます。 最後にベッソン監督、この人まだ錆びてませんよ(限られた環境下で、と言う条件付きですが笑)。   そうそう、「アデル」も有りましたね・・・笑。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-09-22 13:17:46)
14.  アーミー・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
はい、私は筋金入りのゾンビ映画好きです。 私の映画鑑賞の歴史=ゾンビ映画の歴史と言っても過言では有りません。(若干誇張)  あの「Dawn of the Dead」リメイクを作成した監督ならではの拘りが迸る本作。 魅力的な敵キャラの造形、緩急織り交ぜスピーディに進む物語、最後まで飽きずに楽しめます。 このスピーディさ、まさしくこれはザック・スナイダー監督が確立させた「機敏なゾンビ」有ってのもの。  でも... やっぱり私はヨロヨロと歩くゾンビが好きなんですよね~(チャンチャン)。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-07-28 13:13:31)
15.  Away 《ネタバレ》 
東京国際映画祭で最も観たかった作品ながら、都合が付かず泣く泣く鑑賞を断念。 なので、思いの外早く正式劇場公開となった事に先ず感謝。 全体的には期待に違わぬ良作、よくぞこれだけの濃密な「絵」をたった一人で3年も掛けて作成したと思う。 登場人物は全く喋らない。 そもそも人間は一人しか登場せず、相手は動物ばかりなので喋る必要が無い。 何も人間に喋らせない事が逆に観る側の想像力を掻き立てる事になり、これは上手い演出だと思う。 想像するに、これ即ち作成途中のジルバロディス監督の心情・状況を反映しているのでは無かろうか。 物語も至ってシンプル。 原因は不明ながら事故を起こした飛行機から独りパラシュートで生き残り、 何処かの島にたどり着いた主人公が得体の知れない「何か」の追跡を受けながらオートバイで島をツーリングし、 人間が住んでいるであろう街に向かう...と言うお話。 シンプル極まりない構成だが、ジルバロディス監督渾身の「絵」の力、そして秀逸な音楽の効果も有り飽きる事は無い。 道中で主人公は様々な自然の中を疾走るのだが、その全てがとにかく気持ちの良い風景・描写なのだ。 広告宣伝でも使用されている鏡面の様な湖を疾走る場面、これは本当に素晴らしかった。 バイクでツーリングしてる時に気持ちの良い風景の中を走る行為は、実際にそれを体験した事のある人しか判らない感覚を得られるのだが、 それに近い物を感じられた。恐らくジルバロディス監督は自身でもオートバイで旅に出た経験が有るのではないだろうか。 満点では無い理由の一つは恐らくシングルエンジンであろうオートバイのアイドリング音がハーレー(二気筒)のそれだった事と、 得体の知れない「何か」が一体何だったのかが最後まで判らなかった事。 あんな恐ろしいのがうろついていたら、街に住む人たちは気が気じゃないだろうし・・・ 詳細な説明を求める作品では無いのだけれど、そこが気になってしまった。 本作は2020年の劇場鑑賞最後の作品。 コロナの影響でとんでもない一年になってしまったけれど、最後の劇場鑑賞を本作で締められてよかったと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2021-01-13 14:55:31)
16.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 
原作とは趣向の異なる幕引きだけれど、簡潔にスパッと纏めていて気持ちいい。 怒涛の作画、畳み掛ける様な描写の数々、これ以上無いと思える位に作品と同化している芸能山城組の音楽。 素晴らしいです。IMAXで観られて幸せです。 あ、バイクでは観に行かない様にしましょうね。 帰路の安全運転は保証しません笑。
[映画館(邦画)] 10点(2020-07-19 20:25:02)
17.  アド・アストラ 《ネタバレ》 
一体何なのか。 リアリティに徹する訳でも無く、 かと言って荒唐無稽にする訳でも無い。 ボソボソと喋る人が多いのもマイナス。 つまらない。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2020-07-19 20:19:37)
18.  アップグレード 《ネタバレ》 
快作。 終始テンポよく話は進み、落ちが安易なハッピーエンドで無い所がまたいい。 予備知識無しで観て欲しい作品です。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-06-15 18:06:55)
19.  アイリッシュマン 《ネタバレ》 
2時間49分の長尺、重厚極まりない語り口、凄まじい程の見応えがある作品だった。 例えは悪いが、まるでマーティン・スコセッシ自身が自らの死期を悟り、自らの監督人生の集大成を本作に全てぶつけたかの様だ。 CGを駆使して絶妙に若返った主要出演陣、デニーロの上手さは言うまでも無いが、やはり特筆すべきはジョー・ペシの渋さ溢れる存在感だろう。 アカデミー助演男優賞は、今までの功績を讃える意味も込めて是非ともこのお方に獲って頂きたい。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-01-29 13:12:43)
20.  アクアマン 《ネタバレ》 
いやー楽しかった。 正に3Dの為にある様な作品。 劇場で観なかった事を激しく後悔してます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-14 18:26:19)
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