1. あなたを抱きしめる日まで
《ネタバレ》 これが実話を元にした話だと思うと胸糞悪くなる。真実が明らかになったとき、何もせずただ赦すという決断をしたフィロミナは物凄いのだろうが、どうしてもモヤモヤしてしまう。マーティンが「僕はあなたを赦せない」って言ってくれたのがせめてもの救いだった。 [DVD(字幕)] 6点(2015-05-26 02:31:28)(良:1票) |
2. アウトロー(2012)
《ネタバレ》 良くも悪くも安心して観れるアクション映画。 ただ最後の戦いで相手が丸腰になったとき、わざわざ銃を捨てて素手で挑んだシーンは「なにその美学!?」と失笑してしまった。 [DVD(吹替)] 6点(2014-05-27 16:47:47) |
3. アナと雪の女王
《ネタバレ》 王子と公爵は悪者である必要あったのかな。 あまりに唐突だし、中途半端な小悪党でしかないから物語的にそれ程効果があるようにも思えない。 そもそもこの映画の敵(というか対者)は、負の部分を隠すために周囲から閉じこもった事であり、そこからの脱却を描いた作品なのだから、もっとその部分に時間を使って盛り上げて欲しかった。 …と、文句を言ってしまうのも、エルサにどっぷり感情移入しながら観ていたからであって、とても感動的な作品だった。 [映画館(吹替)] 8点(2014-05-27 12:49:28) |
4. アリオン
ギリシャ神話をモチーフにした作品。ちょっと話が駆け足で進み過ぎかなと思いましたが、壮大な世界観はなかなか面白かったです。何よりも音楽がすごくいい。私にとっては「レスフィーナ」という曲を知れたのがこの映画の一番の収穫でした。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-09-20 18:00:26) |
5. アメリカン・グラフィティ
生まれた時代も違えば国も違う、作中流れたオールディーズなんてせいぜい1,2曲しか知らない自分ですが、ものすごく懐かしく切ない気持ちになりました。 はっきり言ってこの映画、ストーリーはさほど重要ではありません。 女の子と遊ぼうが、自動車レースをしようが、警察にちょっかいを出そうが何でもいいのです。でもそれらの中には確かに、多くの人が若い頃に抱くであろう普遍的な感情があったように思います。だからこそ、カート達とは全然違う青春を送った私でも共感できるのだと思います。 これといって印象的なシーンがあったわけではないけれど、この映画そのものが、全部ひっくるめて、思い出の1ページのようでした。 まさに青春映画の傑作だと思います。素晴らしいです。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-02-03 22:07:41)(良:1票) |
6. 相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
良くも悪くもテレビドラマという印象。次々と展開していくストーリーは全く飽きを感じませんでした。たとえ間にCMが入ったとしてもチャンネルを変える人は少ないと思います。ただ他の方も指摘しているように、そのせいで全体の脚本が残念なことになってますね。まあ観て良かったとも思えないけど、観なければ良かったという程でもないので5点くらいかな。 [DVD(邦画)] 5点(2008-12-20 18:15:18) |
7. 悪魔の美しさ
《ネタバレ》 「ファウスト」って名前だけはどこかで聞いたことがある程度の知識しかなくて、きっと最後は破滅的結末なんだろうと思って観てたら、意外にもハッピーエンドで驚きました。ファウスト伝説は過去幾度となく扱われている題材のようなので、他の作品がどういう話なのかは知りませんが・・・。少なくともこの作品に関して言えば、思ってたよりコメディっぽくて観やすかったです。特にミシェル・シモンが面白い。よぼよぼな爺さんを可笑しく演じてたかと思えば、今度は馬鹿っぽくていやらしい悪魔に。下品な笑い声やコミカルな動きがツボにはまって大笑いしました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-28 23:36:48) |
8. アンフェア the movie
《ネタバレ》 TVドラマは好きなんですけど・・・。次々と真犯人が出てくる展開も、連ドラの時点で限界でしょう。その後のTVスペシャルもこの映画も、無理矢理感が強すぎます。まあ人気ドラマの劇場版なんて大半が蛇足だと思ってるので、覚悟はしてましたが。 ラストも謎を残して続編を匂わす終わり方。このままいったら全員に黒幕の役がまわってきます。それはそれで面白いかもしれないですけどね。 加藤ローサにとっては本当にアンフェアなお話でした。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-10-21 20:33:01) |
9. 愛してる、愛してない...(2002)
《ネタバレ》 ラブストーリーと思ってみた口なので、がっつり引き込まれました。 映画序盤で与える、ちょっと変わってるけど明るいキュートな女の子との印象。それが後半になると得体の知れない気味悪さに変わっているのが面白い。ホラー映画といっていいのでは、と思うほどゾッとしました。余韻の残るラストから悲しげな曲が流れるエンドロールへの流れも素晴らしかったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-20 01:00:50) |
10. あるいは裏切りという名の犬
《ネタバレ》 二人の男の静かながらも熱い対決を描いた作品。とにかく渋いです。 そんな中でやけに印象的だったのが、スキンヘッドの似合う若手警察官ティティ。ポイントポイントでみられる彼の表情がたまらない。なんていうか、映画をみてて感じる歯がゆさみたいなものを、スクリーンの中で表現してくれる。目に涙を浮かべて悔しそうにしてる顔なんか、心にズシンと来るものがありました。フランシス・ルノーという俳優さんが演じてるようですが、彼の出演してる他の作品も観たいと思わせてくれる役者です。 それにしてもこの邦題、随分思い切ったのを付けましたね。凄いインパクトがあるけど、考えれば考えるほど意味がわからない。どのような感じで決まったんだろう。思いついた時とかGOサインが出た時の様子をあれこれ想像すると笑えます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-09 17:49:07)(良:1票) |
11. アース
《ネタバレ》 一番印象に残ったのはオオカミがトナカイの子を追うシーン。追う追われるの関係だが、勝負は五分五分。生きるために必死に走る両者の姿に、胸が熱くなりました。観客を意識して飾りつけられたものとは違う、ただただ純粋な闘いに圧倒されるばかりです。 映画自体も、全編通じてよくこんなシーンを撮影できたなと思うほど素晴らしい映像が続くので、とても楽しく観ることができました。それだけに残念だったのは、音楽が狙いすぎていたことと、最後のナレーション。確かにこの映画のテーマですが、言葉にされるとちょっと冷めてしまいますね。 [映画館(吹替)] 6点(2008-01-31 18:31:40) |