1. アイアンマン
アメコミ物ここ数年で最高の傑作。細かい事は気にせずグイグイ突っ走るヒーロー物の王道的映画です。天才学者で一人でパワードスーツ作っちゃいます。そうです、かつての日本のアニメのテイストです。天才科学者と熱血ヒーロー、それを一人で背負ってます。こういったあたりまえのヒーロー映画が最近ほとんど無かったのです。それをこのアイアンマンは取り戻してくれました。悩めるヒーローなどいらない! で、最高なのはスーツの開発過程を丁寧に描いているところです。もうこれはメカマニアにはたまらないシーンです。アークコアとか訳の分からないオーバーテクノロジーなど気にもなりません。リアルに描写されるスーツに魅了されっぱなしです。リアルさにこだわったジョン・ファブロー監督は偉いです。あり得ない程の無茶な演出はさけて存在感を際出させています。それにこの監督、CGがあまり好きではないそうで、できるだけCGを使用しないで撮影されています。 つっこみどころ満載のストーリーなど日本の70年代特撮を彷彿とさせ好感度大。文句無しの10点満点です。 [DVD(吹替)] 10点(2009-04-01 17:53:11) |