1. アリス・イン・ワンダーランド
《ネタバレ》 3Dで観ました。作品的にはいつものティム・バートン。可も不可もなくと言ったところ。 この人の画はいつみても絵本の世界のよう。今回は主演女優さんが自分の好みだったので、それも良し(笑)。 ただ、バートン夫人が悪い魔女であんなキャラ、対して良い魔女さんは割と綺麗目ってのはあまりにも図式として短絡的で、まんまな世界観だな。 そんなところが、悪い意味で子供向けって感じた。もっと裏をかいて欲しい。せっかく映像で見せる映画なんだから。 これはまったくの個人的感想だけど、この映画ってマイケル・ジャクソンになにかしら関係あるのかなって思った。トリビュートというか。監督、マイケルのこと好きだったのかなぁ? 「賢い人は変なんだ」とか、イノセントを信じ続けることとか、あの踊りとか。マッド・ハッターのキャラ造形がもうね。 まあ、バートンにしてもジョニーにしても、少なからず社会に適応できない人々をずっとリスペクトしてきた訳だからそう感じただけかもしれないけれど。 DVDが出たら今度はそういった視点で、もう一度鑑賞してみたいと思った。 [映画館(字幕)] 5点(2010-04-19 22:07:19) |