2. アバター(2009)
やっと観てきた! 映像にものすごく期待して観賞したけれど、それを絶賛する人たちほどの感動が得られたような気がしないのが残念なところ。確かに初めて経験する感じであることに間違いはない。立体感もあった。でもなんとなくパーフェクトではない立体感で逆に観づらいような違和感が最初からあった。一応中央の席を陣取ったけれど、劇場とか眼鏡によって差があるというので、そのせいだろうか。もっと前の席のほうがよかったのかもしれない。また、字幕だと見づらいので吹き替えの方が断然いいと聞き、普段字幕派だけどしぶしぶ吹き替えで観賞。しかし、いずれにせよナヴィの言葉は字幕だったから、これだったら字幕で観てもよかったかもと思った。 3Dの効果がもっとも感じられたのはデータが空間に出てくるシーンや、ものがこちらに飛んでくるようなシーン、屑とかが画面上に飛び散ってるシーン。実際は映像効果なのに、目の前にあるゴミみたいに見えて、思わず手で振り払いたくなったことは本当。最後の件に関しては3D効果でも、邪魔になってるだけだけど。しかし、もっとすごいはず、と今でも信じているところがある。IMAXシアターが近場にないのが残念。特筆すべきは、今ごろでも人の入りがものすごかったこと。このロングランにもうなずける。 架空生物キャラクターが個人的にNGなので、普段だったら観ない映画(でも実はわたしの中ではネイティリはキャメロン・ディアスかアンジェリーナ・ジョリーに見えていた。ちなみにジャックのアバターは藤重政孝もしくは長瀬智也)。というわけで「3D映画の観賞」ということがメインのため、その感想ばかりになってしまったが、ストーリーも、いろいろな作品を彷彿とさせる部分も多かったものの、よかった。映像も美しく、スピード感にも溢れ、生き生きと魅せてくれた。別に2Dでもいいと思う。けど、これが3Dでなかったら、わたしは絶対に劇場にまで観に行ってなかった。テレビでやっても見なかったと思う。今でも「できればIMAXシアターで今度は字幕で再度観賞してみたい」とかわたしが思ってる時点でおかしい。そういう意味では個人的に間違いなくすごい作品という位置づけ。 その後、結局IMAXシアターには観に行けていないけれど、飛行機の小さな画面で字幕で再度観賞、さらにレンタル開始になったDVDを自宅でも観賞したけれど、いずれにせよ引き込まれた。2Dでも全然楽しめる。 [映画館(吹替)] 8点(2010-04-06 13:28:03) |