1. アビス/完全版
《ネタバレ》 80年代の終わりの頃、深海映画のブームがあって何故だかこの”深海モノ”というジャンルに強く惹かれて色々見ましたが、そのほとんどがホラーという状況の中でこのアビスだけが未知との遭遇路線でした。が、個人的にはこのアビスが一番つまらないと感じました。 ジェームズ・キャメロンだけに映像づくりの完成度の高さは見事ですが、クライマックスで宇宙人が人間の愚行として過去の戦争の映像を見せるとか失笑以外の何物でもありません。いくら何でも分かり易過ぎます・・・ それと一番ガッカリしたのは、深海を舞台にしていながら何故に宇宙人なのでしょうか?劇中でハッキリそう明言してしまうのはちょっとどうかと思いました。海の奥深くに人間とは違う高度な文明があった、とか想像力を掻きたてる余地を与えて欲しかったです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-02-04 11:18:26)(良:1票) |
2. アリータ:バトル・エンジェル
《ネタバレ》 遠い昔、原作コミックスを所有しており、ハリウッドでの映画化の噂もかなり前からあったように記憶している。最近になってようやく出来上がったと耳にして劇場にいつ掛かるのかと思っていたら、もうやっていたという・・・ 原作が少しマイナーとはいえ、配給会社も日本の漫画が原作なんだからもう少しきちんと宣伝して「売ろう」として欲しいものだ。とりわけ地方では一切メディアが扱っていないように思えてなんだかなー。ロバート・ロドリゲスはともかくJ・キャメロンが製作でもこの扱いとは。 閑話休題、原作の内容については断片的にしか覚えていなかったものの、見ていて確かに懐かしいという感覚があったので、かなり原作に近い映画化だったと思う。アクションシーンは勿論、映像面の迫力は流石ハリウッド映画といったところ。 この手のジャンルは漫画しかり、映画しかり、ゲームしかり長きに亘ってパクりパクられなのでもはや既視感は否めないというのは正直なところだが、なんともせつないストーリーがアクセントとして効いていて只のバトル・アクションになっていないのでいろんな人に見て貰いたいなー。ただし、続編ありきのストーリー展開なので全ての情報をシャット・アウトしたうえで鑑賞すると、「で、一体何だったの?」っていう感想になるかもしれないのでそこはマイナス点。 [映画館(字幕)] 7点(2019-03-08 01:05:08) |
3. アイ・アム・レジェンド
原作は佳作だが残念ながらテーマ的に一般ウケする内容ではないので、そもそもハリウッドのメジャーが扱うネタではなかったと思う。 おまけに勝手に終末サバイバルみたいに宣伝するもんだから、世間的には「バケモン出てきた→駄作」みたいになってて、うーむって感じ。 確かにこの映画の出来自体はどーしよーもないが。 [DVD(字幕)] 3点(2011-09-15 15:21:39) |
4. アンダーワールド(2003)
「ブレイド」の焼き増し。 [地上波(吹替)] 1点(2011-08-18 12:56:19) |
5. アトランティス 7つの海底都市
昔TVで見たっきりで25年ぶりくらいにDVDで鑑賞。 今となっては子供も喜ばないような作品だが、このCGでは決して出せないチープさが味わい深く何ともイイ。 ほぼ同時期に公開された「スターウォーズ」や「エイリアン」のようにはなれなかったSFアドベンチャーの佳作。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-08 02:18:46) |
6. あしたのジョー(2010)
仏作って魂入れずとはまさにこのこと。原作の持つドロ臭さがまるで感じられない。 宇多田ヒカルの主題歌とかもうね・・・ パチンコにもなってるし、最早消費される道具でしかなくなってしまったのか 「あしたのジョー」は・・・ [映画館(邦画)] 2点(2011-02-16 13:59:05) |