1. あなただけ今晩は
《ネタバレ》 「アパートの鍵貸します」と同じスタッフ、キャストだが、コメディー度はアップしており、「一人二役」ということも含めて「お熱いのがお好き」並みである。刑務所からは簡単に脱走できるし、部屋の中の捜査などはもはやコント。途中しつこいシーンがあってもう少し短くできそうだが、脚本が練られているので退屈するほどではない。結末はもう少しスマートに出来そうなのが残念。ラストはちょっとしたお遊びもあって、すっきりした後味となっている。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-09-26 23:58:47) |
2. アイガー・サンクション
以前、スイスアルプスに旅行に行く前に見たが、序盤にモニュメントバレーの(たぶんトーテムポールと呼ばれる)細いビュートに登るシーンが意外と印象に残っている。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-09-05 15:57:33) |
3. アポロ13
《ネタバレ》 結果がわかっている事話ドラマなのに、これだけの緊迫感を盛り上げている演出が見事。機内にある材料で仮設の空気フィルターを作ったり、わずかな電力を節約するシュミレーションなど次々に発生する難題をあらゆる手段で克服していく過程がドラマチックに描かれたいる。 [映画館(字幕)] 8点(2010-08-28 00:08:38) |
4. アフタースクール
《ネタバレ》 こわい伊武雅刀の組長が罠にひっかかるところが痛快。前作に比べるとキャストが豪華になってますが、皆いい味を出しています。個人的には、えらいことをやってのけるわりには煮え切らない堺雅人が良かった。こんな複雑な脚本を考える内田けんじには感心しますが、新作が出たら絶対見ようと思わせる貴重な監督さんです。 [DVD(邦画)] 8点(2010-08-07 16:15:50)(良:1票) |
5. ある愛の詩(1970)
タイトル通りかなりストレートな純愛ものですが、主演二人と音楽がなかなかいいです。原作もさらっと読めて面白かった。といっても脚本のエリック・シーガルなので映画とほとんど同じですが。これがきっかけかどうかはわからないが、70年代は白血病の映画がやたら多かった気がする。 [映画館(字幕)] 7点(2010-08-05 22:45:59) |
6. アンタッチャブル
ショーン・コネリー、渋~い!!アンディー・ガルシア、かっちょえ~!!ロバート・デ・ニーロ、怖~い!! もうケビン・コスナーいなくてもいいくらい。 [ビデオ(字幕)] 8点(2010-08-01 22:23:56) |
7. 雨に唄えば
気分が晴れ晴れとした時に雨上がりの夜の街を歩くと、傘を振り回してこの唄を唄いたくなる時がある。それほど面白い映画ではなかったけど。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-08-01 13:19:33) |
8. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 シャーリー・マクレーンってさして美人でもないし、そんなにかわいいとも思わないんですが、どうしてこんなに魅力的に写るんだろう。テニスラケットでパスタの湯きりをするシーンは、某トレンディードラマ(死語?)でパクってたが、カラーになるといささか不衛生に見えてしまうシーンでもある。 [ビデオ(字幕)] 9点(2010-07-26 00:15:32) |
9. アンダルシアの犬
「シュール」という言葉を聞くとこの映画を思い出す。ルイス・ブニュエル監督というよりダリとの共同脚本という方が作品のイメージはわきやすいと思います。実際にダリの絵画に出てきそうなシーンはいくつかあります。わざわざ借りて見る程の作品ではないけど、変わった映画を見たいならレンタル特価の時に借りて見れば損した気分にはならないでしょう。15分程度の映像だし。 [DVD(字幕)] 4点(2010-07-26 00:00:03) |
10. 或る夜の出来事
《ネタバレ》 トーキー初期の作品ながら、トーキーである意義を最大限に発揮した傑作。 ケンカばっかりしながらも惹かれあっていくラブコメとしても、ロードムービーとしても先駆的作品でしょう。マシンガントークのクラーク・ゲーブルは、トーキーのために生まれてきたかのよう。 花嫁をさらわれた新郎はかわいそうですが。 [ビデオ(字幕)] 10点(2010-07-21 22:34:22) |
11. 哀愁
下校時刻のメロディーだった「蛍の光」が、ダンスナンバーとなって最後に哀愁のテーマとなった。「哀愁」なんというストレートな邦題なんだ。 [DVD(字幕)] 6点(2010-07-20 21:29:33) |
12. アパートメント(1996)
サスペンスタッチのラブストーリーともいうべきか、とても斬新な傑作。 恋愛劇でこれほどのハラハラ感をよく出せたなと感心してしまいました。 確かにツッコミどころは多いし、ヴァンサン・カッセル演じるマックスの移り気はちょっと・・・ですが、何度も見直してみたくなる良くできた作品。 どうでもいいけど、モニカ・ベルリッチって若き日のイザベル・アジャーニに似てる気がしてならない。 [DVD(字幕)] 9点(2010-07-20 00:49:19) |
13. アメリ
《ネタバレ》 意外と(と言ったら失礼ですが)良かった。 アメリのやっていることは回りくどくて緻密で、ちょっと間違えば変で嫌な奴になってしまうけど、気に入らない奴は懲らしめ、そうでない人にはちょっとした幸せを感じさせるいたずらの数々は憎めないどころか、ある意味痛快ですらある。庭の人形が世界を旅するエピソードは、以前テレビでやっていたので実話にもとずくものでしょう。向かいの画家のおじいさんもいい味出してるし、証明写真機に何度も写っている謎の男もすっきり納得。アメリのキャラは受け付けられない人も多いとは思うが、それが許容できれば結構楽しめる作品だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2010-07-19 19:02:18) |
14. 歩いても 歩いても
素晴らしい脚本。久しぶりに何気ないリアルなホームドラマを見せてもらいました。 キャストは皆ハマり役。古いレコードから不意に浮かび上がるタイトル、絶妙です。 樹木希林のポロっと出た残酷な本音にドキッとさせられた。 まさに小津作品が現代版で蘇った気がしました。 [ビデオ(邦画)] 8点(2010-07-18 16:36:32) |
15. 悪魔のような女(1955)
浴槽から蘇った校長先生の目が・・・ クルーゾー監督の妻でもあったベラ・クルーゾーは、この数年後パリのホテルの浴室で心臓発作で本当に亡くなったそうな・・・それも含めて怖い。 [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-18 09:57:50) |
16. アラビアのロレンス
大作を多く手掛けたデヴィッド・リーンの壮大な叙事詩。 圧倒的な映像と各シークエンスは良いのですが、残念ながらロレンスとアラブ民族たちの心理の変化がいまひとつ理解しにくかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-07-17 11:44:04) |
17. アラン
モノクロながら、逆巻く荒波の中、小舟で行う漁の圧倒的な迫力が記憶に残ります。 厳しい自然と闘いながら生き抜く人々をドキュメンタリータッチで描いた、忘れられない力作。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-07-17 11:17:51) |
18. アマデウス
作品としては面白いけど、モーツアルトを敬愛する人からは反感を買いそうですね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-07-17 11:03:05) |
19. アバター(2009)
《ネタバレ》 「巨大生物の惑星」ですね。斬新さはないもののメカニックの緻密さがキャメロン作品らしかったです。 アバターがあまりにもアフリカや南米の原住民族っぽくて笑ってしまいました。ただ、アバターのラブシーンはあまり見たくなかったような。 浮遊島?は土質が磁力を持っててその反発で浮いているってことなのかな? いずれにしても宮崎アニメの影響をかなり受けていそうな内容ではありますね。 CGの技術の高さはさすがです。どうやってこの映像を作っているのか興味があります。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-16 22:18:30) |
20. 明日に向って撃て!
従来の西部劇とは一味違う異色作で、個人的には最も好きな西部劇。 後に「スティング」でも組むゴールデントリオなので、主演二人のやり取りが楽しく、情けないところも含めてカッコいい。 [ビデオ(字幕)] 9点(2010-07-16 22:09:49) |