1. あんのこと
《ネタバレ》 知人に勧められて見たのですが、こんなに苦しい映画は久しぶりでした。 何を描きたくてこの作品を作ったのか色々考えては考え直しで答えは出ていませんが、孤独であることの苦しみがあまりにも辛い。 孤独で生きる意味など見失っていた少女が、人との繋がりが生まれて、守ってくれる人がいるという喜びで輝くような笑顔を見せていたから、また孤独に追い込まれていく様が痛々しくて、中盤で一度、視聴を止めて気持ちを立て直さなければ最後まで見るは難しいくらい苦しかった。また演じている女優さんが、あまりにも自然体に主人公に溶け込んでいて、荒みや喜びや苦しみが直に伝わってくるようで、なおさら観ているのが辛かった。 多くの人に見て、感じ考えて欲しい映画ですので10点でも良いくらいですが、見る人によっては耐えられないと思うところで8点に留めさせていただきます。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-09-24 10:25:53) |
2. あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
《ネタバレ》 この礎の上に今があることを改めて教えてくれる作品。 ちょっと説明不足で雑なところはあるけど、終盤の嬉しそうな嬉しそうな母親の顔。 幸せでいっぱいの母親があふれてました。 当たり前だと過ごしても、幸せっていろんな思いの上になりたってる。 ちょこちょとと、本当の特攻隊員の言葉や仕草が残っているのも悲しい。 女の子のお人形を連れて出撃した人。 特攻の時に怖いといけないからって、自分の方を向けて胸に入れてたんだよね。 優しい人だったんだと思う。 良い映画だったからこそ、特攻隊員たちの気持ちをもっと伝えて欲しかったなぁ [インターネット(字幕)] 8点(2024-08-06 01:20:17) |
3. アメリカン・クライム
《ネタバレ》 映画も含め、現実社会でも常に思い出すのは 「人間が最も愚かで残虐になるのは、自分が正義だと思った時だ」という言葉です。 何で見たか、誰の言葉かは覚えてないですが、 この言葉は自分の中で忘れてはいけない言葉だと思っています 虐待を描いた映画で、虐待の悲惨さを描いてはいますが、 メイン演出はそこではない。 なんだろう? 本質的には自分の行為に何も悔いてない感じ? 子供を守るためと言いながら、結局子供は子供自身の行為だった。 私のせいではないと普通に言える感じ? 私は辛かった。苦しかった。でも正しく真面目に生きてきた。 結果がこうなっただけで、私は間違ってはいない。 自分が正しいと信じ切ること。 それがどれほど怖いことか。 実話をベースにして(調べたら実際はもっと悲惨でした)描かれているからこそ もしかしたら自分も無意識に同じ場所に陥っているかもしれない。 自らの言動がどうなのか、しっかりと戒められました。 [DVD(字幕)] 10点(2024-03-12 15:24:02) |
4. アリス(1988)
《ネタバレ》 子供って大人が思っている以上に残酷で不可思議な世界で生きてるのかも。 何の迷いもなく虫を踏みつぶしたり、蟻が出入りする入口を埋めたり。 人を傷つけるような発言も行為も迷いなくしたりするし。 道徳とか倫理とかがない幼年の世界はこんな感じだったかな、 と自分の幼年期を回想しても思い出せない。 物心がつくというのは、そういう世界から出ることなのかもしれませんね。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-31 12:40:59) |
5. アイアンマン2
《ネタバレ》 劇場で見た時はMCUて概念がなく、誰これ?なにこれ?ばかりでした。 要は映画そのものがMCUへの只の伏線?なので、ひとつの作品としての完成度は低いのは当然。 にしてもサム・ロックウェルは、 こういう口だけ達者な小賢しい小物をやらせたら似合うねぇ。← 超褒め言葉です。 そしてミッキー・ロークは小汚い色気が似合いますなぁ。 ← 超褒め言葉です。 主人公をとりまくメイン俳優よりも、周囲を取り巻く俳優に目がいっちゃう。 スネ夫か!と思うハマーに苦笑いしつつ、 楊枝を咥えて鼻で笑うイワンがカッコよく思えちゃう。 そんな映画でした。 [映画館(字幕)] 5点(2019-04-21 14:03:37) |
6. あずみ
《ネタバレ》 アクションもストーリも演出も中途半端で 何を見せたいのかわからない、大変にありがちな日本映画です 若かりし上戸綾の太ももが見たい方はどうぞ [DVD(邦画)] 3点(2016-08-06 14:48:28) |
7. アラジン(1992)
《ネタバレ》 基本的に吹き替え版は見ません どうしても仕草や表情と 声質やトーンに、違和感を感じてしまうので ディズニーアニメ作品は吹き替えは、可、です オリジナルのイメージを大事に演者を選んでいますから 違和感を感じることが、あまりありません ですが、どっちが好きかと言われれば、オリジナル言語が好きです しかーし このアラジンに関してだけは、吹き替えで見るのが好き ジーニーのマシンガントークの楽しさと言ったら、吹き替え版の最高傑作です! 絨毯に負けるなんてジュウタンじゃないよ! [映画館(字幕)] 9点(2016-08-04 15:29:01) |
8. アレックス
前衛的な映像に衝撃的な内容 と、聞いていましたが さほど衝撃的には感じない時間軸逆回転という演出に 表現過剰で不快なカメラワーク どうやら自分には合わなかったようです とはいえ 演出と映像が非常に苦痛だっただけで ストーリーは十分に作品として見れました 奇をてらった演出じゃなければ それなりに面白かったのかもしれません モニカベルッチとヴァンサンカッセルご夫妻(当時)の熱演に それぞれ1点ずつ [DVD(字幕)] 2点(2016-04-07 18:06:04) |
9. アダムス・ファミリー(1991)
《ネタバレ》 かつて映画館で見た時の感想は なんだこりゃwww でした でも、微妙に癖になる 久しぶりに見た感想は やっぱりなんだこりゃwww でも モーティシアの貫禄というか魅力は 普遍でございました [映画館(字幕)] 7点(2016-02-09 18:44:06) |
10. アンチクライスト
開始早々の感想。。。 ぎゃー フォントリアー作品じゃねーかー!! 自分で借りといて 気付いてませんでした(汗 もう 覚悟して見るしかありません あいも変わらずの トリアーワールド 嫌いじゃないよ 嫌いじゃないけど 疲れるんだよ。。。 どっと疲れるんだよ。。。 [DVD(字幕)] 7点(2015-11-06 19:50:50) |
11. アフターライフ
《ネタバレ》 結局のところ、スーパーセンスなのか、サイコパスなのか ようわからん落とし方が消化不良。 個人的にはスーパーセンスなんだろうなとは思うけど じゃったら、普通にそういう演出のほうが納得がいくような。 さぁ、どっちでしょー みたいなエンディングで、 それまでの全てを台無しにしてしまった気がします。 どんでん返し風味で面白くしようとして、 大失敗した映画ですな~。 それだけどんでん返しって、難しい演出なのですね。 [DVD(字幕)] 3点(2015-05-26 02:54:39) |
12. アパルーサの決闘
《ネタバレ》 V.モーテンセン&E.ハリスの西部劇。 この硬派あふれる二人組の西部劇。 そして敵はJ.アイアンズ。 どうしても骨太の西部劇を期待してしまう。 で、で、でも、ズコーーーーーーー 時折はすごいカッコいい西部劇。 でも強いけど、色ボケでなまくらになったとしか思えないコール。 どうしようもなく男好きが止まらないヒロイン。 ただ、一人 エヴェレットだけがひたすらに骨太の西部の男。 その骨太っぷりは、とっても西部の男らしいだけに、 なんか滑稽にも感じてしまって 哀れにも思えてしまいました。 まぁ、権勢や名誉に身体を使ってすりよる女がいるのも事実だし 女の存在で、自分を見失う男がいるのも事実だし そういう人を描いた映画なのかな、とも。 エヴェレットの誇りある西部の男っぷりは10点です。 でも色ぼけ男と、色情狂女は終始、苦笑いです。 ダメ男女と、誇りある男。 どっちに焦点を当てているのかがわからん映画なので まぁ、どっちつかずの5点でお願いしますw [インターネット(字幕)] 5点(2015-05-13 03:36:36)(笑:1票) |
13. アメリカン・スナイパー
《ネタバレ》 映画が終わってからのエンドクレジットは、作品を総括するような音楽などの演出で余韻を煽る、とても重要なものだと思ってます。 そこで、ああ面白かったなとか、切ないなぁとか、良かったーとか、悲しいのぉとか、映画の全体的な印象をまとめるような。 しかし、本作は、まさかの無音エンドクレジット。 C.イーストウッド監督は、作品を見た観客の各々が抱いた感情を、自らの演出で誘導したくなかったのかもしれないです。 戦争の空しさを感じるのか、アメリカ万歳と捉えるのか、帰還兵や家族の苦しみを戦争の被害者と共感するのか、英雄的行為だと賞賛するのか。 ただ、映画の描写よりも、もっと凄惨で、苦悩に溢れた事実は現実に存在している。 今、この時も。 [映画館(字幕)] 9点(2015-03-25 20:57:49) |