4. アメイジング・スパイダーマン
《ネタバレ》 正直、サム・ライミ版のイメージが強過ぎて、リブートするにはまだ早過ぎた感も否めない本作ですが、悪くはないとは思います。 スーパーマンは「リターンズ」がパッとせず、バットマンはダメになってからのリブートのため、ハードルが下がってからだったので、やり易かったと思います。それに対して、スパイダーマンはサム・ライミ版成功したままで終わっているため、作る側もしんどいし、見る側もどうしても見比べてしまいます。 本作は特に蜘蛛の糸が機械になっているということに「ダークナイト」以降のリアル路線ブームの影響が見られます。しかし、その一方でサム・ライミ版と違い、MJの時のようにイライラせず、爽やかな恋愛青春モノとしても楽しめます。彼女が彼がスパイダーマンと分かり、家のベランダから現場にスパイダーマンとして向かった後で、心配し困るシーンは愛情を感じてすごく好きです。 また、他にも学校でリザードとクラシックバックに戦うシーンや前に助けた子供の父親達にクレーンで近道を作ってもらうシーンも好きです。 日本人として、SONY好きとしては、VAIOやXperiaがやたら出てくるのは、流石はSONYと思いました。 キャスト的には、ピーター・パーカーはどうしてもトビー・マグワイアのイメージが強過ぎるので比べるのはかわいそうですが、後からキャストを見返すまで気付きませんでしたが、ベンおじさんはマーティン・シーンだったんですね!?それよりビックリしたのがC・トーマス・ハウエルなんて出てたんですねというより全く思い出せない(笑)ヒロイン・グウェン・ステイシー役のエマ・ストーンはバードマンの娘役も後にしてましたが、彼女が可愛いというかキルスティン・ダンストよりもタイプというだけでも、ヒロインに関してはサム・ライミ版よりも価値があると思います(笑) [DVD(字幕)] 6点(2016-07-01 00:22:25)(良:1票) |