1. あの頃、君を追いかけた(2018)
《ネタバレ》 今の日本映画らしくない、よい違和感があり楽しめました。 私の大好物の「猟奇的な彼女」に似た、テンポとストーリー展開を感じさせてくれました。 台湾版も是非見てみたいと思います。 キャラクターの扱いも振る舞いも、どこか台湾・韓国風にも見えるたのは私だけでしょうか。 山田裕貴さんは、初見でしたが役作りの真面目さとひた向きさに、好感が持てました。 斉藤飛鳥さんのウエディング姿は、たいへん綺麗な大人の女性として描かれ、瞬間ですが印象に残りました。 学生時代の稚拙さとのアンバランス感が絶妙で、憑依型のすばらしい女優さんですね。 オープニングでウエディング姿だけでも見せても、味付けとして面白かったかもしれません。 「あの頃は、みんな自分が主人公で」とていう感じの、真面目でキュンとした青春映画でした。 自分のあの頃の甘酸っぱい思い出に、再度出会いたければ見てほしい映画です。 必ず、今の自分の中に、何か発見があるはずです。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-12-07 02:52:12) |