3. 悪魔を憐れむ歌
ドナルド・サザーランドの使い方が巧かった。悪役が多いから、最後の最後で悪魔はこの人に乗り移ってるんだと、サザーランドファンは思い込まされるが、実のところは悪魔が乗り移っていたのはジョン・グッドマンだった、という意外性!グレゴリー・ホブリット監督作品の中では一番好きですね。しかも、問題なのは、この映画、『どこが舞台なのか』を全く明かしてない。つまり、悪魔はどこにでもいるという意味で意図的に舞台を曖昧にしたところに、恐怖を喚起させられるところがある。エリアス・コーティアスの怪演も含めて、ご馳走さま! 9点(2002-04-06 11:22:16) |