1. アメリカ上陸作戦
ハリウッドの監督さんってお正月に公開できるような映画を演出するかと思えば小品だけど心に残る映画を撮るものです。どちらの作品がその作家の本質なのでしょうか。この愛すべき映画を六泊七日200円レベルのビデオになっているレタルビデオ店でお暇のときに是非。ノーマン ジェイスンはこんな映画も演出しているのです。 8点(2003-03-04 21:17:42) |
2. アポロ13
この映画はフランス留学しているときにパリの映画館で見まくりました。パリではどの劇場でも最後の生還のシーンでは場内、大拍手、大歓声でした。帰国後日本の映画館で見ましたが、なんと静かなこと・・・。日本人はこのような感動的な作品に対して、心の素直さを表せないんだなあとなんとなく淋しい思いがしました。 10点(2002-10-27 00:52:41) |
3. 雨あがる
節度があって凛々しくてかつての日本人の一面を捉えていて好感が持てた。かつてこういった夫婦がいたと思えるしこういった領主がいたと信じたい。時代劇という方法論はこのようなテーマには最適だ。三船史郎の芝居に批判が多いが、一直線な殿様らしく充分だった。演出家の志が読めた。次回作を見たい。 8点(2002-02-07 07:21:06) |
4. あの子を探して
素朴そうに見えるがこれは充分計算された構成だ。完全に世界マーケットを意識して作られている。特にコカコーラをみんなで回し飲みするシーンなどあざとい。そもそもあのシーンは本編に必要か。ストーリーも予定調和である。肝心な何故男の子を捜しに行くのか、私には理由がわからなかった。私はこれは本当の中国ではないと思った。 6点(2002-02-01 08:57:52) |
5. あなただけ今晩は
じつはあまり気にいってないのです。それと あのラストカットって許されるの。Sマックレーンはいつものようにキュートだけど。 6点(2001-10-27 23:28:45) |
6. アナコンダ
三流映画と思いきや、よく出来た娯楽映画。主人公の蛇を毒のない大蛇アナコンダにしたのが物語上の成功の理由。アナコンダの口の中からのカメラアングルなんて凝っている。グロテスクな映画じゃないから見てみて。ジョン ボイド様出る映画を選んでください。かつてのイメージがなくなっちゃいました。 6点(2001-04-12 13:34:50) |
7. アメリカン・グラフィティ
この映画の制作当時はアメリカは政治的にも経済的にも行き詰まっていた。偉大なるアメリカは自信がなくなっていた。その時にルーカスはほら俺たちにはあんな素晴らしい時代があったじゃないかと、示したのがこの映画です。ルーカスにとって青春映画は方法論であったと思います。結構志は高い映画じゃないのかな。ラストシーンのあの手法はその後多くの映画がまねをしました。 8点(2001-04-07 09:11:58) |
8. アパートの鍵貸します
愛することしかできない駄目男に心が揺さぶられた。しみる。 9点(2001-04-07 08:44:55) |