1. カルメン純情す
《ネタバレ》 「カルメン故郷に帰る」の続編。第二部終の終わり方からしてもっとシリーズ考えてたのかなと思わせる終わり方。今回は都会が舞台で徹底した斜め撮りや若原雅夫の意味不明な芸術といい前作にも増して実験してると思う。内容のほうはほのぼの爽やかだった前作と比べて暗いというかさらに強烈になってます。カルメンの性格があまりそうは感じさせないのが救いだけど。それが逆に悲惨でもあるんだけどね・・・。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-06-06 23:34:57) |
2. カルメン故郷に帰る
《ネタバレ》 いや~よかった。日本初のカラー映画として有名なだけあって色合いもなかなか味のある色だった。なんていうか世界名作劇場みたいな雰囲気出てた。それでいて高峰秀子の赤が映えまくる。汽車から高峰秀子が登場したシーンが一番印象的。それにしても当時では異常なほどの露出。さすが高峰秀子と。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-06-06 23:34:44) |
3. 鍵(1959)
《ネタバレ》 「鍵」は邦画で4本、洋画でも1本映画化されてる作品で本作はその最初の映画であるらしい。谷崎潤一郎原作の映画を観るのは「痴人の愛」「卍」に続いてこれで三作目だけど、同じ原作者だけあって官能的な感じとかなにか共通するものを感じた。オチが効いてるのも共通してるかな...。今回の北林谷栄にはびっくりです。いつも通りのちょっとボケたお婆さん役としか見てなかったのに…。そして京マチ子の色気と眉毛も凄まじかった。ブラックな雰囲気が結構好きです。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-20 22:36:47) |
4. 快傑黒頭巾(1958)
第7作。ここからカラーになったらしくちょっと気合入った作品。ヒロインに長谷川裕見子、桜町弘子、大川恵子と3人も揃ってます。これに丘さとみがいれば最強。9,8作と見てきたけどこれが一番面白い。数々の変装も面白いしストーリーもそれなりに面白い。ベストシーンは大友柳太朗が一人で与作と天命堂の2役してるシーン。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-05 02:34:33) |
5. 快傑黒頭巾 爆発篇
第8作。シリーズ屈指の傑作とか見たから期待してたけどそれほどのものはない。俳優さんは青山京子、山茶花究などいい感じだけど内容がつまらない。この作品の見所は薄田研二のゴーラム博士。もともと顔つきが日本人ぽくないのでかなり合ってる。いかにも幕末の外人って風貌。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-05 02:34:31) |
6. 隠し砦の三悪人
うまくハッピーエンドになってて後味のいい作品。最後のほうは田所兵衛が裏切ったりとちょっと都合が良すぎるけど好きです。あとは雪姫がどぎつくてどうかと思ったけど、あれがお姫様してたら田所兵衛も裏切らなかったんだろなと。 [DVD(字幕)] 8点(2005-10-10 23:52:08) |
7. 加賀騒動
この映画で初めて加賀騒動知りました。語られてるだけあって茶坊主から家老まで上がった大槻伝蔵の落ちていく展開とかとてもおもしろい。一番印象に残るシーンは伝蔵が変わるきっかけとなるシーン。「大槻伝蔵は死んだ 昨日までの大槻伝蔵は死んだ 今日からは新しい大槻伝蔵が生まれていく」ってとこ。沈黙の中に鬼気迫るものがある。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-06 03:43:34) |
8. 風と女と旅鴉
錦之助が初めてのノーメイクでの出演らしいけど、モノクロなのもあってさほど気にならない。錦之助はやっぱこういう役よりも武将とか江戸っ子みたいな役が好き。「沓掛時次郎 遊侠一匹」もそうだけどあまり任侠とか入ってる話は好きじゃないのでいまいち入れず。 6点(2004-06-28 00:04:41) |
9. 桂小五郎と近藤勇 龍虎の決戦
桂小五郎扮するアラカンの敵が近藤勇というのもあって、最近観た鞍馬天狗と雰囲気がかぶる。近藤勇の大河内傳次郎は相変わらず何言ってるかわかりずらいが、跳ねる殺陣がおもしろい。それに大河内傳次郎が登場すると雰囲気が変わって貫禄がある。あとは永倉役の天知さん、とてもかっこいいんだけどいつのまにかいなくなっててもっと観たかった。 6点(2004-06-20 23:57:28) |
10. 勝手にしやがれ
ちょっとよさがよくわかんないです。あなたが目をそらすまで見つめるわってジーン・セバーグがとてもキュート。 6点(2003-02-05 20:03:00) |
11. 帰らざる河
モンロー映画初めて見たわけですが別に魅力が感じられなかったです。映像もなんか合成っぽいし。子供には驚いたけどね・・・ 3点(2002-01-01 06:13:22) |