1. 学校の怪談4
シリーズ4作目。実は「千と千尋」よりも早く神隠しネタを扱い、家族(ここでは兄)の為に奮闘する少女の姿までも描いている。恐怖感はそこそこ。所々に空気の読めないCGやBGMが流れるが、それさえ気にしなければ近年のJホラーと大差の無い出来。子役の演技もシリーズ中では一番自然な感じがした。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-05 03:15:35) |
2. 学校の怪談3
シリーズ中では比較的恐怖度が高め。しかし、いい加減マンネリ気味な印象も。妖怪連中も流石にネタが尽きたのか「テスト答案のお化け」「牙の生えた運動会の大玉」「ゾンビ」「恐竜」と、かなりのやっつけ具合。鎌を振り回すノッペラ坊は猟奇的な怖さでイイ感じなのだが、そこは所詮「学校の怪談」シリーズ。誰一人として鎌の餌食になる者はいませんでした(当たり前だ)。ゾンビもせっかく登場させたのなら、一人くらい臓物を引きずりだされて絶命して欲しかった。人肉を食わないゾンビなんて出す必要性が無いじゃないか。そろそろ高校生あたりを主要メンバーにした「スプラッター版学校の怪談」を作ってくれると嬉しいのだが…。 [映画館(字幕)] 4点(2004-01-10 17:56:44) |
3. 怪獣大決戦ヤンガリー
韓国産の怪獣映画ってことで期待してましたが・・・・やっぱり駄目でした。ストーリーも明らかにおかしい。何で宇宙人が地球侵略するのに怪獣を使う必要があるのか。あの宇宙船の艦隊で攻めていった方がよっぽど効果があるんじゃないのか?怪獣の造型もイマイチぱっとしない。プレステみたいなCGがヘコヘコ歩き回ってるだけなので、迫力が全く感じられません。結局この映画で一番印象に残ったのは、背中にジェットパックを背負って大空を縦横無尽に駆け巡る特殊部隊の活躍のみ。彼らを主人公にした方がよっぽど面白い映画になったと思いますけどね。 3点(2004-01-04 20:43:16) |
4. 学校の怪談2
正統派怪談モノと思わせといて、クライマックスに物体Xのパロディを登場させた前作の遺伝子をそのまんま受け継いでいる作品。手足しか動かない巨大昆虫標本や、何でそこいるのかよく分からんラスボスの巨大カラクリ人形など、相変わらず空気の読めてない連中が勢揃い。この「何でもあり」的なノリは好きなのだが、そのせいで司の祖父母に関するエピソードが浮いてしまっている感がある。本作の持つ切なさ、物悲しさは、塾の生徒達が東京に帰って行くラストシーンだけで十分に表現出来ていると思う。無理にそういった展開を加える必要は無かったのでは? [映画館(字幕)] 5点(2002-09-18 19:09:11) |
5. 学校の怪談
タイトルだけ見ると学園を舞台にした心霊ホラーと思いがち。しかし実際に登場するのは幽霊とは似ても似つかない妖怪やら物体Xみたいな化物ばっか。そんな空気の読めない連中から子供達がひたすら逃げ惑うだけの映画なのだが、これが自分的にかなりのクリーンヒット。何より閉鎖された旧校舎の雰囲気が秀逸。「温かみのある禍々しさ」とでも言うのか…上手く表現出来ないけどそんな感じ。ラストに残る切なさも良い。 [映画館(字幕)] 7点(2001-03-25 12:18:07)(良:2票) |