41. 風と共に去りぬ
長い上映時間を感じさせない、充実した作品である。しかし今見れば、歴史に残ると言うほどの作品なのだろうか? 個人的には自分中心主義で幸せになるために葛藤する作品よりも、民主主義を訴えて戦うような作品が好みなので、少し点数を引かせてもらいました。 9点(2001-01-26 12:39:00) |
42. カジノ
残酷なシーンもあるが、スコセッシとしては温和し目もしれない。この映画の特徴はナレーションである。これ程ナレーションが続いて、台詞を打ち消してしまう作品も珍しい。通常、ナレーションを使って説明をする作品は駄作だとされている。その点、本作は限度を越えている。今から数十年前のラスベガスを映すマニュアルみたいな作品であるが、個人的にはそれほど共感するものはなかった。シャロン・ストーンがアカデミー賞にノミネートされたことが、唯一の話題であろう。 5点(2001-01-25 12:16:01) |
43. カストラート
ミュージカル的な志向が無いため、この分野に興味のない人もカストラートの唄声には感動を与えられるのでは。ただイタリア映画らしく”性”に拘ったのは御愛嬌か? 7点(2001-01-22 12:28:07) |
44. カットスロート・アイランド
女性が活躍する活劇ものは大歓迎だ。もっと活気ある女性が活躍するのもいい。…と言いつつ、これって記録的大赤字の映画だそうな。分からないでもない。たいして美人でもないジーナデービスが、血だらけの骨ばった顔でのそっと岩陰から出て来るシーンは一瞬ホラーかと思った? 5点(2001-01-22 12:26:07) |
45. カラーパープル(1985)
当時、娯楽作しか作らなかったスピルバーグの限界と若さを垣間見た作品。後半だれて来たところに、追い討ちを掛けるように踊ったり唄ったり・・・あれ?これってかつての奴隷制度を描いた作品じゃなかったっけ?そう想像していて騙されたと思ったのは自分だけだろうか・・・? 7点(2001-01-18 12:27:19) |