41. ガタカ
とてもよく出来ているし、面白い。発想が良いし、結末も自分としては妥当。 全編を貫く静かな雰囲気と内に秘めた哀しさを強く感じる。サスペンス色が強く、微妙なバランスを何とか保っている映画。こういったSF作品をたまに観たくなる。プラスに評価したい。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-08-23 17:59:17) |
42. 紙屋悦子の青春
見始めてから「これは最後まで観られないかも...」と思ったが、何とか辿り着いた。 日常の、本当にただ日常の会話が中心だが、比較的終盤にかけて見応え(?)がある。 後から考えれば、なかなか良質な作品。その良質さを自分の中でこなすのは難しい。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-10 21:01:45) |
43. 家族(1970)
《ネタバレ》 日本映画ってこういうのだろうな、と感じる。 長崎から北海道の東(中標津)まで、途中の大阪や東京での出来事を織り交ぜ、最後まで一気にみせる。 去っていく魂と、また新しく生まれる魂とが入れ替わって、家族というものは変わっていくものだということも意識させる。 ちょっと哀しいところもあるけど、良い作品だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-18 20:58:56) |
44. かぐや姫の物語
《ネタバレ》 竹取物語そのままだったとは思わずに観ていた。勝手に結末はちょっと違うんじゃないか、と。 なので、ちょっと拍子抜けしたが、この長さが気にならないぐらい自然にずっと物語に入っていけるのは出来がいいからかもしれない。 感動して泣ける、という程では無いけど。 [地上波(邦画)] 7点(2015-03-14 16:30:22) |
45. 川の底からこんにちは
期待を持たせる前半から、徐々に普通の展開に。 満島ひかりっぽい演技はなかなか良いと思うが、意外に想定通りの流れになる。娯楽作品として悪くはないか、という感じ。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-03-05 23:07:06) |
46. 風と共に去りぬ
まさに超大作。1939年当時に観た人は驚いたことだろう。今観るとさすがに(特に後半は)冗長なところはあるが、作品の完成度は高い。 人生はすれ違いの連続でもあり、それが物語になる。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-02-21 15:31:48) |
47. 彼女を見ればわかること
《ネタバレ》 良質な短編小説を読んでいるような作品。 それぞれの女性が同じ「面」を持っていて、ちょっと哀しい物語が続く。でも、最後に希望が見える終わり方でもあり、それもまたいい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-25 23:11:31) |
48. ガチ☆ボーイ
素直に面白い、と言える映画。 設定はちょっと都合良いいしコメディタッチだったりするけど、所々で泣ける。 後に何か残るようなものではないけど、エンターテイメントとしてこういうのもあり。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-20 15:44:30) |
49. カレンダー・ガールズ
こういう実話に基づく映画もなかなかいいと。 ただし意外に盛り上がりは少ないし、感動する場面もないかも。普通に娯楽として楽しむにはいい出来。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-07 23:20:25) |
50. 華麗なるギャツビー(2013)
あまり期待しないで観たら、意外(?)にもかなり引き込まれた。 作り物っぽいものの風景も美しいと思ったし、超バブルな状態がそれなりにうまく伝わってくる。哀しさも残りつつ、まあいい出来だと言える。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-29 22:57:35) |
51. 華麗なるヒコーキ野郎
《ネタバレ》 20年ぐらい前に一度観て面白い映画だった記憶あり。で、今回再見だがストーリーの多くを忘れていた。 想像以上に単純な物語だったが、空中シーンはどれも今でも見応えある。あとはいわゆる男のロマン。「ウォルド・ペッパー」が実在の人物だというのは意外。そうなると、最後の空中戦の後はどうなったのだろうという疑問が残るが、それは映画では提示さていない。 面白いけど最後にちょっと中途半端感がある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-20 17:05:26) |
52. カストラート
美しい歌声のために若いうちに去勢する、というのは男性のみが歌手だったからだろうか...ストーリーはそれほど感動しないが、音楽が作品全体を支えている。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-22 17:15:13) |
53. 華麗なる一族
ドラマでは観ていたけど最後ってどんな感じか忘れていた。 結局は悲劇...だけど資本主義社会、という作品。これが人間の本性かもしれない。ストーリーとして面白いのは間違いないが、ドラマ感が強い。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-05-15 20:37:32) |
54. かあちゃん
最初だけちょっと確認してすぐにやめようと思ったら意外に面白そうだったので、最後まで観ることにした。 ただし、途中からはダレる。善人たちの物語は確かに素晴らしいのだが、どうにも「うわべ」感が拭えない。 こういう映画で救われる人もいるんだと思う。でも自分は違ったか。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-02-25 21:18:55) |
55. 鍵泥棒のメソッド
このメンバーで、結構面白い。 広末涼子と香川照之のカップルというのは想像つかないけど、この設定ならなかなかいいかもと思える。堺雅人も頼りなさすぎるが、まあこんなものか。 あまりダイナミックな展開とは言えないが、最後もちょっといい感じになるという映画。 [地上波(邦画)] 7点(2014-02-10 23:19:49) |
56. 風立ちぬ(2013)
・絵が素晴らしい、田舎の風景とかドイツの風景とか。アニメーションでここまで描けるんだと感心する ・この時代って面白い、そう思えるのは構成がいいからだと思う ・菜穂子はおそらく男性から見た理想の女性像。でも女性から見るとどうなんだろう ・意外に涙腺が緩むが、その理由を後から思いつかないのが不思議 ・観ている間中「ひこうき雲」が頭の隅で鳴っていたが、実際に流れてきた時にはちょっと気合抜けた いろいろと賛否の議論が出るのも分かる気がする。そういった意見が出やすいのも良い映画の要件だと思う。 フィクションとして、多くの要素を上手く消化して、それでも出来はいい。 [映画館(邦画)] 8点(2014-01-03 22:28:40) |
57. 歓喜の歌
《ネタバレ》 期待して観たが、期待したポイントが違ったかもしれない。 合唱で感動させてもらえるのかなと考えていたが、そこはオマケだった。全体的な展開も読みやすいけど感情移入しにくい。 もしかしたら、こういった雰囲気の映画が好きな人にはいいのかもしれないけど自分にはちょっと合わなかった。 [地上波(邦画)] 3点(2013-12-29 16:39:44) |