1. 楽聖ショパン
ほかの方々のご指摘どおり間違いが多いし、ストーリーが単純化されすぎている。だけど、1945年のアメリカ映画ならば、これ以上を期待するのは酷かと。1945年に日本がどういう状況だったかを考えると特に。俳優さんがショパンのイメージにまったく合わないが、ピアノが弾ける俳優さんがほかに見つからなかったのかも。ピアノもちゃんとプレイエルのピアノを使ってるみたいだし、がんばって作ったのでは。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-03 11:34:06) |
2. 快盗ルビイ
《ネタバレ》 真面目に生きている男を、身勝手な女が無理やり悪の道に引きずり込む不愉快な話。Wikipediaによるとコメディだそうだが、全然笑えない。「身勝手でもワガママでも、いいの、いいの、キョンキョンはアイドルなんだから! かわいければ、何をやっても許されちゃうの」みたいなノリの映画。でももし、ルビイがオバサンだったら? それとも、もしルビイが男で、犯罪に無理やり引きずり込まれるのが、若くて真面目な女性だったら? とたんにホラーになるはずです。オバサンや男がやったらダメなことは、アイドルがやってもダメなんです。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2019-04-12 23:17:32) |
3. 怪盗グルーのミニオン大脱走
《ネタバレ》 いろいろな映画のパロディ、80年代のヒット曲の数々、といった小ネタはたくさん仕込んであるけど、肝心のグルーやミニオンたちのエピソードが弱すぎる。第一、「ミニオン大脱走」というほどの脱走ではありません。ミニオンの活躍がいまひとつ。笑えるシーンも少ない。 作品ごとに必ず新キャラを出すポリシーなのか、今作ではバルタザール・ブラットとドルーなどが新登場ですが、新キャラが多すぎて、散漫な感じ。反悪党同盟の新リーダーも、濃いキャラなのかと思ったら、その後出て来ず、名前も思い出せず、出した意味がなかったのでは。 ルーシーと子どもたちの絆は、いい話だけど平凡。個人的には、善と悪のはざまで揺れ動くグルーの心理に興味あり。兄弟のドルーはほんとはいい奴? 悪い奴? と途中までは微妙な感じで進みますが、【以下ネタバレ】最後に危険を冒してグルーの命を救ったところを見ると、いい奴なのかな~、と少し安心しました。 [映画館(吹替)] 5点(2017-08-01 17:29:36)(良:1票) |
4. GAMBA ガンバと仲間たち
《ネタバレ》 最近のほかのCGアニメと比べると、映像はきれいだが、質感が非常に劣る。具体的にいうと、水の入った容器を持っているときの重さ感とか、その水を飲むときの動きとか。まるで全然重さのないものを持っていて、それを機械的に動かしているだけのように見える。だからいかにも作り物っぽくてストーリーに没頭できない。 また、どのキャラも立っていず、魅力に欠ける。そもそも主役が魅力に欠けるし、敵の白イタチたちは、スターウォーズのバトルドロイドたちを見ているみたいに、みんな同じ顔かたちで魅力がない。1つを描いた後、コピペしたかのようで、予算無いんだな、と思わせる。 ストーリー展開も退屈で、見ながら何か別のことをしたくなる感じ。どうしてこんなつまんないものを作ったんだろうと思う。 [インターネット(邦画)] 5点(2017-07-22 01:10:16) |
5. 風の谷のナウシカ
退屈でつまんないです。ストーリーに全然入り込めず、風の谷がどうなろうが、途中からどうでもよくなりました。若い女性がみんな同じ顔をしているのは、絵が下手なのか、人間への関心が薄いのではと思いました。ナウシカは超高潔で、悪役たちはおバカで、深みのない話だと感じました。 [地上波(邦画)] 4点(2017-01-22 10:05:21) |
6. 怪盗グルーのミニオン危機一発
《ネタバレ》 前作では違和感があった、つるべの吹き替えにやっと慣れてきました。また、前作ではミニオンっていったい何? と思いながら見ていたのが、これも見慣れてきて、全体的に楽しく見られました。でも、前作では変人でいやな奴として登場したグルーが、ここまでいい人になって幸せになっちゃうかと思うと変な感じです。前作に比べると、笑えるシーンは少なかったような気がします。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-07-17 20:55:31) |
7. カーズ2
《ネタバレ》 マックイーンよりメーターのほうが出番が多く、活躍していたので、「カーズ」を見ているのではなく、番外編を見ているような気分。メーターがあまり好きではないので、楽しめなかった。前作ではヤンチャだったマックイーンがすっかり品行方正になっているのが納得いかない。スパイや電磁波の話などは幼児には理解が難しそう。 [DVD(吹替)] 5点(2016-07-13 14:41:00) |
8. 河童のクゥと夏休み
《ネタバレ》 注意1! 最初に大地震のシーンがあるので、地震がこわい人は気をつけてください。 注意2! 「あらいぐまラスカル」のような、偶然見つけためずらしい生き物と少年の交流と別れのような映画と期待して、子どもと一緒にほのぼのしたいと思っている人、そんな人にはこの映画は不向きです。そういう人は、康一が遠野でクゥと遊んでいるあたりで見るのをやめて、「きっとあのあと、遠野でクゥと別れたんだな」と想像して余韻を楽しんでください。 遠野から帰ったところから、旗色が変わり、人間の醜さを見せつける映画となります。雑誌のスクープ写真、テレビ出演、そしてその後の事件により、クゥは衆人の知るところとなり大騒動となります。 細かいことを指摘するのもなんですが、事件の後、なぜクゥは警察に捕獲・拘束・殺害されなかったか不思議です。ひとにらみしただけでカラスを爆死させる威力を持っているのです。最初に出てくる地震だって、クゥの父親が起こしたように思えます。危害を加えさえしなければ、きわめておとなしい生き物ですが、そんなことを知らない人には猛獣のように危険な生き物と判断され、捕獲されるのではないでしょうか。あるいはその珍しさゆえ、拘禁されて飼育・観察されるのではないでしょうか。 また、クゥをテレビ出演させる場合、よく知らない生き物を出すわけだから、事前に打ち合わせるとか、放送事故防止のために録画放送するのが普通ではないかと思います。また、康一の父親の会社の上司の圧力でテレビ出演を決めたので、テレビ放送の後、父親の仕事はどうなったんだろうと思いました。 また、全体的に長すぎ、特にテレビ放送の後が長すぎです。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-04-17 18:03:16) |
9. ガーフィールド
フツーの映画。そこそこ楽しく見られるけど、引き込まれるような魅力がない。実写とアニメをどうやって合成したのかに興味を感じる程度。「ベイブ」のような動物映画に比べて、動物たち(特に近所の犬と猫)の動きがぎこちなく不自然。動物たちはみんな話せるのに、オーディだけ話せないのが解せない。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-04-07 13:28:08) |
10. カンフー・パンダ2
《ネタバレ》 前作よりもさらにスケールアップしておもしろかったです。ポーは前作よりカンフーが上達しただけでなく、精神的にも成長しましたね。子どもと一緒に安心して見られます(カンフーのまねしそうだけど)。 なぜガチョウがパンダを育てていたのかも明らかになりました。カンフーの達人となったポーが、もうガチョウの父のもとには戻ってこないのか...と思ったら、2人の愛情を確認して終わり...と思ったら、3につながる、びっくりのラスト。早く3を見なきゃ、と思ったら、まだ制作中! [インターネット(字幕)] 7点(2016-04-04 13:05:40) |
11. カンフー・パンダ
《ネタバレ》 「カンフー・パンダ」の1シーンとしてよく見かける写真は、パンダの顔つきがどことなくいけすかない感じ(日本人に受けない外国キャラの顔)なので、ずっと気が進まなかったのですが、見てみたら、憎めなくて、いい奴じゃありませんか。 ストーリーはスター・ウォーズのオマージュという感じ。でも、戦いを描いていますが、終始楽しく見られます。子どもにも安心して見せられます。 ポーのお父さんはなぜ鳥なのか? 等、疑問は残りましたが、2もあるみたいなので、見てみたいと思います。 子どもと一緒に見たので吹き替えで見ましたが、このサイトで原語の声優さんを見たら、超豪華メンバーだったのでびっくりしました。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-04-01 21:17:48) |
12. カーズ
《ネタバレ》 息子が幼稚園のときに見せたら、最初のレースシーンで車がぶつかるのをこわがってギブアップ。息子も成長し、スター・ウォーズの撃ち合いシーンを平気で見るようになったので、カーズに再挑戦。今度は最後まで見られました。 レースの話に終始するのかと思ったら、それは最初と最後だけで、途中はのどかな田舎町ラジエーター・スプリングスの話が延々と続きます。上映時間116分だから、子ども向けにするなら、もう少しラジエーター・スプリングスのシーンを短くしたほうがいいような気がします。大人が見ても、長いと感じました。 子ども向けのベタな話なので、大人としてはいま一つな感じ。トイストーリーみたいな大人もうならせるようなパワーはありません。ほかの方々も書いていますが、あのレースの決着はないんじゃないかと思います。 [DVD(吹替)] 6点(2016-03-06 17:28:47)(良:1票) |
13. 怪盗グルーの月泥棒
《ネタバレ》 小学生の息子は楽しんでましたが、親としてはいま一つ。おもしろいんですが、入り込めません。関西弁も抵抗あるし。非現実的な話なので、あそこがおかしい、ここがおかしいと指摘するのは意味ないんですが、養護施設の人がグルーの身元をろくろく調べずに女の子3人を簡単に渡しちゃうとこが納得いかなすぎです。幼児性愛者だったらどうするんだろう。(6点) ↑ これが初見時の感想。地上波で放送していたので、もう一度見たら、おもしろいおもしろい。グルーがどういう人物で、ミニオンがどういう生き物で、どういうノリの映画かということをよく知った上で見ると、最初から最後までず~っと笑いっぱなしでした。点数を修正します。 [インターネット(字幕)] 9点(2016-02-26 21:05:15) |
14. 鍵泥棒のメソッド
聞いたこともなかった映画だけど、このサイトでレビューが良かったので見たらとてもおもしろかったです。堺雅人と香川照之という半沢直樹の因縁のコンビが主演なのもおもしろい。半沢直樹より前に作られた映画なんですね。緊張感と笑いが絶妙に混じった作品です。 [地上波(邦画)] 7点(2016-01-08 12:08:34) |
15. 狩人の夜
《ネタバレ》 どうにも気分の悪い話。子どもを応援したいけれど、彼が守っているお金も、そもそもは父親が強盗殺人で手に入れたお金だからね。かわいそうだけれど、心から応援する気にはなれない。どの登場人物にも感情移入できず、ただただ不快な映画。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-12-17 18:28:09) |
16. カサンドラ・クロス
《ネタバレ》 テレビで放送していたので、子どものころ以来久しぶりに見ました。昔はすごくおもしろいと思って見ていました。今見ると、ストーリーも特撮も無茶がありすぎ。最後の列車転落シーンの車内の様子とか、川に死体が浮いてるあたりはちょっと恐かったです。列車そのものが落ちるシーンは、ちゃちすぎますけどね。でもそこそこ楽しめます。そして、俳優陣がとにかく豪華。ソフィア・ローレン、なんて若くてかわいらしいの! リチャード・ハリスも最近はおじいさん役ばかり見ていたので、こんなに若くてかっこいいなんて! マーティン・シーンも若くてイケメンじゃないですか! そのほかの俳優もみんな若い! [地上波(吹替)] 7点(2015-11-15 16:02:20) |
17. かぐや姫の物語
普通でした。映像がきれいかもしれないけど、別に映画で見なくてもいいです。 [地上波(邦画)] 5点(2015-03-25 17:22:14) |
18. 借りぐらしのアリエッティ
ジブリの映画はなぜかどれを見ても「これは嫌いだ。こんなののどこが人気なのだろう」と感じるのだが、この映画は一切そう感じなかった。好感の持てるストーリー、好感の持てる絵柄、好感の持てる登場人物。どれをとっても気持ちがよいのだが、これってアニメ映画にするほどの話かなとも思う。 [地上波(邦画)] 7点(2014-07-23 21:37:40) |
19. 崖の上のポニョ
宮崎駿の作品は肌に合わないのに、すいません、これも見ちゃいました。結果、やっぱり肌に合いませんでした。いろいろ批判も書けますが、そんなことする気にもなれないくらい、肌に合いませんでした。 [地上波(邦画)] 3点(2013-03-29 16:27:58) |
20. カールじいさんの空飛ぶ家
《ネタバレ》 これは誰をターゲットにした映画なのかわかりませんでした。仲のよい夫婦が子宝に恵まれずに老いていき、妻に先立たれて天涯孤独となった老人が、愛に飢えた子どもとダメ犬に出会い、彼らの間に強い絆が生まれ、新しい生きがいを得るという映画ですが、子どもが見ても、冒頭に描かれた老人の切ない半生は理解できないでしょう。さりとて、大人が見ても、この映画の荒唐無稽な設定と展開に違和感を覚えるでしょう。後半はハラハラドキドキの展開なので、つい最後まで引き込まれて見ましたが、「切ない」か「荒唐無稽」かのどちらかにしてほしかったと思いました。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-02-06 13:25:49) |