1. 風が吹くまま
インドののどかな家々と好意的な住人達を欺いて取材するクルーになじめなかった。その上ばあさんが予想以上に長生きすることにいらいらして、その孫の少年にあたったり亀をひっくり返したりやな感じはピークに達しつつあった。糞コロガシが必死に仕事してるのを蹴り飛ばさなかったシーンに唯一救われた。その必死な姿と自分を重ねて何かに気付いたっぽいけどちょっと遅かった。郷に入りては郷に従えというより彼個人に嫌気がさした。 3点(2004-03-10 22:49:54) |
2. カラー・オブ・ハート
多様な考え方を受け入れた人が文字どうり色付いていく。にしてはリース・ウィザースプーンが遅い、白黒の人の心を理解してないからだろうか。人の心の変化を2色→多色の視覚に表した斬新なアイデアがいい。いくら多様だ、芸術家志望だといってもトビーの母のヌードを窓にペイントしてるのはちょっと異常。オールバックのトビー・マグワイアが素敵。 8点(2004-03-10 22:44:11) |
3. 眼下の敵
最後艦長2人でタバコふかしてノーサイドですか・・・綺麗過ぎ、米・西独とも沈んで両者優勝みたいな。ロバート・ミッチャムの硬さがこれでも目に付いた。救援部隊も飛行機も出てこないし、名艦長同士の頭脳戦にしても、もう少し泥臭さが欲しい。Uボートの後に観たからかも知れないけど。 6点(2004-01-23 21:37:05) |
4. カスケーダー
ぶん殴って泣き始める男の友情は熱すぎて赤面した。 4点(2003-12-31 10:30:43) |
5. GIRLS★GIRLS
前戯2時間・本H2分の疫病神を払って。本物のオーガズムとは、感じられる男性とは。悪乗りしたいやらしいタッチじゃ無く、キレイなメッセージ映画。日本も中高生向けにこういう映画を文部省推奨にして欲しい。 6点(2003-11-10 18:48:24) |
6. 帰らざる河
マリリン・モンローが幸薄な表情で好演。水しぶきの中、必死に筏を操る3人の姿等、リアルな演技だったので、より当時の合成丸出しのチープな画が笑いを誘う。ストーリーと関係なく笑えるポイント多数、ある意味傑作。 6点(2003-11-07 16:29:06) |
7. 硝子の塔
シャロン・ストーンのHシーン以外見るとこの無い中途半端な映画。氷の微笑から1ポイントダウン。 5点(2003-09-08 23:07:44) |
8. カンバック
たけぞうさんと同じ意見。これを映画化した石松氏とスタッフのガッツに1ポイント。 1点(2003-09-08 22:52:28) |
9. カサブランカ
留学中にアメリカの現弁護士の友人のアパートで観た。アウトローなボギーはクールな男のバイブルでしょう。時代・国籍は違ってもリックの男気は一つのモデルであり続けるんだろうと思う。当時のいたちごっこな歴史を知れば知るほど感情移入できる。たまりません。当然マイケル・カーティスの知性にI.バーグマンの美もかかせない秀作。 10点(2003-09-08 21:57:48) |