1. 怪物の花嫁
有名なエド・ウッド監督だけあって、確かにレベルは低い。しかも吹っ切れたレベルの低さではなく、普通の駄作だったところがさらに痛い。ところが、意外にも飽きずに観れてしまった。なぜか?それは多分、こちらの想像でいろいろと補わないと観ていられない映画だからなのではないかと思う。博士の望郷の想いについてとか、ロボの主人に対する愛憎とか、観ていて映画では語られないストーリーを勝手に想像で膨らませてしまった。ファミコン版の「ドラクエ」が、例えグラフィックが貧弱でも十分に面白かったのと同じ理由だと思う。それに映像は暖かみがあってそこらのハリウッドB級映画より親しみを持てた。でも大ダコは・・・やっぱりわからない。それにもともとのタイトルは『原子の花嫁』だったらしいが、ここもわからない。どちらかというとタイトルを変えるとしたら”原子”じゃなく”花嫁”の方では?ちなみに、映画中での花嫁の重要性は皆無だった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-16 03:26:09)(良:3票) |