1. 蒲田行進曲
はまりました。久々に心に残る邦画を堪能できた、という思いです。本作で見せてくれた、当時の「ノリ」を、味わってみたいと思いました。いや~、良かった。私は好きです。 [DVD(邦画)] 8点(2006-11-15 23:22:41) |
2. 華氏911
監督の意志はじゅうぶんに伝わってきた。それだけで本作が世に出た価値はあると思う。精神的に成熟した、良識やバランス感覚のある人間には「面白い」と思うが、日本中に存在する『戦後平和主義』にどっぷり浸かった人間が観た場合は、やや危険な作品ではないか。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-06 08:45:22) |
3. 風の谷のナウシカ
数年おきに何度も観返して,この作品への自分の印象を確認したくなる題材です。 [映画館(字幕)] 5点(2003-12-29 18:13:18) |
4. 硝子の塔
ウィリアム・ボールドウィンが本当にキショかった。シャロン・ストーンをこう使うとは,勿体無い! 3点(2003-12-24 13:52:53) |
5. カサブランカ
誰が何と言おうが,名画中の名画でしょう!!! 『絵になる映画ランキング』ってものがあったら、間違いなく1位をつけます。 [ビデオ(吹替)] 8点(2003-12-23 20:00:13) |
6. カッコーの巣の上で
精神を病んでいる(らしい)人間として言わせて貰うと,偏見はものすごくきつい。無理な要求かも知れないが「あんたにも『普通』に接しているよ」という,病んでいない(であろう)人々の「同情」っぽい眼差し… 何でもないフリしてるけど実はかなりツライ。病院の職員には猫なで声で子ども扱いされるしね。ラストでチーフの取った行動は果たして友情なのか。(逆説的に)むしろ冷徹な婦長の方が真っ当かも(?)という見方もあるのではないかと思う。 8点(2003-11-18 23:07:07) |
7. 顔のない天使
「一度失った信頼はなかなか取り戻せない」。信頼回復に苦労したことがある人は多いだろう。この場合,負い目が自分にあることが明確なだけに努力する価値があるように思えるし,更生しているような気分が心地良かったりする。しかし,無神経なラベリングに遭った場合はどうか。結局この世は「多数派」の勝利… 数の理論に泣き寝入りか?そんなことを考えさせられる作品だった。 8点(2003-11-18 22:40:48)(良:1票) |
8. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
純粋に面白かった。何かの記事にあったのだが,あの仮面,やや小さめだったらしい。レオはすごいわ(よく頑張りました)。四銃士は「いかにも!」だったけど,イイ味出ていたね~。 7点(2003-11-14 22:54:24) |
9. 髪結いの亭主
主人公が少年時代に父親から言われた言葉を反芻するところが大好き。「物でも人でも,強く望めば必ず手に入る。失敗するのは望み方が弱かったからだ。夢はいつか叶う」… こんな感じだったかな。視角・嗅覚・聴覚・触覚に訴えてくる作品だから,強烈な印象なんだろう。ラスト,妻の行動には共感できる。 9点(2003-11-06 13:14:43) |
10. ガタカ
ユマ・サーマンもイーサン・ホークも好きなのでかなり気に入っている。これこそ上品さを究めた作品だと思う。人間臭さや切なさを閉じ込めてしまうほどのシンプルさがカッコいい。「静」が「動」を引きずり出しているようにも見える。 8点(2003-11-06 02:26:13) |