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プロフィール
コメント数 204
性別 男性
年齢 46歳
自己紹介 専門は邦画とヨーロッパ映画(特にフランス)。気に入った監督や俳優がいればひたすら観つづけるので、どうしても同じジャンル・国に集中してしまうようです。(だからあまりハリウッドを観ない。)

最近引っ越してしまい、なかなか映画を気軽に観ることができなくなりました。撮りためたビデオとDVDばかりになりますが、観たものは書き込んでいこうと思っています。

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1.  ガンモ 《ネタバレ》 
この映画に「リアル」を感じている方々ってどんな日常を送ってらっしゃるんでしょうか?なんだか、人それぞれってしみじみ思いました。 ある映画評で「メディアが握り潰す"リアル"を開放した名作」だとか、「社会の暗部に光を照らす」だとか書いてありました。なんだかなーと思いました。 だって、こんな"リアル"身近にないじゃないっすか!?僕のこれまでの一生の中で、猫を殺したり老人にモデルガン撃ったりするような人間に出会ったことはないし、僕にとってこの映画は"リアル"でもなんでもないわけですよ。そりゃアメリカの新興住宅地なんかに住んで、クソガキがグレる所を間近に見てりゃこの映画が"リアル"なんでしょうけど、そんな場所に僕はいないわけです。だから、この映画は僕にとって"リアル"ではありえない。 それにこういう「自分達から遠い現実」ってメディアが握り潰してるわけでも、隠してるわけでもなくて、ただ人に不快感を感じさせるからテレビだとか映画だとか娯楽性の高いメディアに載りにくいだけなわけです。ドキュメンタリーのビデオだとか社会底辺を扱うルポを探せば、そんなに珍しい題材でもない。 この映画に"リアル"を感じられる方もいるかもしれませんが、それは衆人の"リアル"じゃない。そして、多くの自分で経験したことのない遠い現実はフィクションと同等の"リアル"しか生まない。もっと書けば、僕らの想像するフィクションを、現実は軽く越えてゆく。 ダラダラ関係ないことを書きましたが、映画として映像、ストーリー(の無さ)は落第点、僕の思考回路をかき回したパワーを加味するちょうど平均点といった所でしょうか。  
6点(2004-05-15 18:14:32)
2.  カンフー・マスター! 《ネタバレ》 
「ジェーン・バーキンにしかできない映画」という言葉は、一面では正しいし、一面では間違っているようにも思える。この映画を観る時、多くの人がその中にセルジュ・ゲンズブールの影響を読み取るだろう。フレンチロリータの巨匠セルジュ。ジェーン自身も彼に見出されたロリータの一人であり、この映画の着想はセルジュのロリータ(中年男性の少女への愛)が反転されたものであることは容易に想像できる。しかし、そうでありながらもこの作品はセルジュのそれとまったく違うベクトルを持っている。それは、セルジュがロリータを絶対的な女神、自分を受け入れてくれる存在として描いたのに対し、ジェーンが母親としての視線を捨てず、庇護すべき対象として描いた事だ。それは、そのまま相手から自分へ注がれる愛に反映される。ロリータはセルジュを愛するが、そこに理由はない。あえて言えばセルジュの理想を実現させたに過ぎない。少年はジェーンを愛する、しかしそこには打算と性への憧れが隠れている。(エンディングでドライに語る少年の言葉がそれだ。)この映画は徹底したリアリシズムで進行しており(キャストも含めて)、セルジュへのアンチテーゼともとれる結末で終わる。セルジュとは違ったロリータ観を立ち上げたことは理解できるが、それによってセルジュの達した頂へ到達していないことも確かなのだ。これが、ジェーンでなければならず、そうでもないとも言える理由である。ここまで読んで、ドワイヨンの影響を考察せずに何を言う!と思われた方も多いだろう。まったくその通りである。浅学な自分はそこまで到達できていない。この時代のフランス映画はやけに奥が深いなと思う次第である。
8点(2004-02-20 22:15:48)(良:1票)
3.  髪結いの亭主
ルコントの女性に対する想い、もっと言えば信仰のようなものが感じられた。彼にとって女性は太陽であり、蜂蜜であり、何より闇である。そして愛しく感じながらも、決して理解できないブラックボックスのようなものだと考えているのかもしれない。だから、手を入れて触るのだ。彼は女性の服を脱がせたりしない。目を瞑って服の下に手を差し込む。そこにあるのは柔らかな、丸みをおびた体。目を瞑って、その手に感じられる世界がその全てである。マチルドを失ったアントワーヌはどうやって生きていくのだろう?シェーファー夫人が亡くなったとき、彼には新しい髪結いの女性を探す夢があった。しかし、今の彼には10年という長いマチルドとの思い出ばかりしか残されてはいない。ルコントは何も語らずに物語を終える。語るべきことは何もないと言わんばかりに。この映画は、まさに傑作と呼べる作品であろう。
9点(2004-02-15 19:20:17)(良:2票)
4.  ガラスの墓標 《ネタバレ》 
まず一番最初に書いておきたい事は、この映画が名作であるということです。音楽、美術、演技など、映画としての素晴らしさに溢れています。ストーリーも、冒頭のコメントにあるように純愛とアクションを完全に語り尽くすこのプロットは、本当に美しいものでした。それにしても、各アクターの存在感が凄まじいほどですね。特にセルジュは、音楽・監督業だけでなく、俳優としてもこれだけの力を持っている事に、奇才の名を欲しいままにしている理由が伺えます。ジェーン.b、ポール・ニコラスも、男と女ですが、違う色の愛で満たされていて、感動的ですらありました。ラストシーンは、二人が憎み合うのではなく、ひたすらにセルジュの死を悲しんでいたことに、その愛がひしひしと伝わってきました。カット割や音楽なども最高で、絶妙のタイミングを保っていたと思う。印象的だったのが養鶏場でのシーン。鶏の中をかき分けて打ち合い、隣りの棟の男を狙撃するシーンや、両手に鶏の屍をぶらさげて肩を組むシーンなど、そうスタイリッシュでも、泥臭くもないが、新しさに溢れていて、カメラワークの見事さが溢れていた。カーチェイスでも、徹底的に3人の表情を追っていて、アップでしつこく写しつづけている所など、心情描写に徹していて気持ちがよかった。最後に、この映画が70年に製作されていることに驚きを感じます。まったく色あせないこの感性には、各スタッフの力とともに、文化大国と言われるフランスの度量を感じます。
9点(2004-01-27 20:39:40)
5.  風の谷のナウシカ
僕が生まれたのが78年だから、公開当時僕は6歳。数年後にはテレビ放映されていただろうから僕は10歳くらいで初めてナウシカを観たのだろう。残念ながらその時のことは覚えていない。どうせ「蟲怖い」くらいの感想しか持っていなかったと思われる。それから年に一度はテレビで観て、僕が思春期を迎える頃にはその世界観を理解し、シーンをそらんじることさえできるようになった。環境問題に関心のあった高校時代にはビデオを借りてCMなしで観たりもした。しかし、ある時ふっとテレビ欄でみつけても観ないようになってからというもの、僕はずっとナウシカを忘れていた。僕の中でナウシカは「壮大なストーリーと映像美を持ち、しかし時代遅れのメッセージと古い映像技術からなる過去の遺物」として認知されるようになっていた。この時点なら、僕の幼少期への郷愁と合わせて9点は固い作品だったのかもしれない。しかし、この作品の認識が180度変化する出来事が起こる。それは、原作との出会いだ。その当時、僕は漫画を完全に馬鹿にしていた。一時真面目に読んでいた手塚治虫を投げ出したあと、僕は「漫画」というメディアに希望の持てない日々が続いていた。現在ならつげ義春や松本大洋などの著作を通して漫画の表現力を認めている僕だが、「スラムダンク」を最高だとする時代にはどうしても馴染めなかった。僕は、その当時漫画をまったく読まない人間だった。そんな時、友人から強く風の谷のナウシカを薦められた。渋々読んだ僕だが、その世界の奥深さに仰天し完全に虜になった。僕は確信している。この「風の谷のナウシカ」は決して時代に合わせた環境問題をテーマにしているのではない。人間の本性を剥き出しにする「欲望」と「希望」(この物語で宮崎はこの二つの望みを並列に取り扱っている。)を、蟲の蠢く架空の世界から抉り取った大作だ。ナウシカの眼を通して、人間の汚れと美しさを輝かせた宮崎駿の才能には本当に驚かされる。それだけになお、これだけの大きなテーマを持った原作が単純な世界観として映画に納められているのは残念なことだと思う。この作品が漫画の2巻冒頭までのストーリーで終わっていることが問題なのではない。この壮大な世界観が、その中に含有されるたった一つの概念に格下げされているのが問題なのだ。新作を作るのもいいが、僕はいつか10時間作品にしてでも原作を完全版として映画化してくれることを望んでいる。
7点(2004-01-23 21:13:56)(良:4票)
6.  花様年華
加齢からくる色気といったものを、キャストの一人一人から感じた。重苦しくも華やかな、甘い空気はある年齢を越えた女性と男性の恋からしか生まれないだろう。しかもそれを、一コマ一コマに十分に時間を与え、個々の感情の動きを丹念に追っていったからこそ、表現できる世界である。そして、その時間をこちらの感覚器官を麻痺させるような映像美で見続けさせたクリストファードイルの力には、映画の奥深ささえ感じる。
8点(2004-01-17 20:43:36)
7.  がんばっていきまっしょい(1998) 《ネタバレ》 
入江コーチの言葉、「あの時は私もボートしかなかった。その時は・・・」が、この映画の全てを物語っているでしょう。ボートで負けないために頑張る女子高性の青春、淡い恋愛。とても単純なストーリーですが、下手にイベントを入れなかったぶん、爽快感のある作品に仕上がりました。悦子の故障も腰と貧血というありふれたものにしたことが、作品を身近なものにしました。音楽も素晴らしかったですし、満足感のある青春映画だと言えます。負けなかったことを告げる悦子の電話のあと、白竜演じる父の一瞬の演技が良かったと思います。
8点(2003-12-21 22:24:59)
8.  かぼちゃ大王 《ネタバレ》 
この映画、変な印象を持つタイトルや、どう考えてもロリを表していて借りるのに躊躇するビデオタイトルのわりには、シリアスに話が進みます。登場人物は中年の精神科医とてんかんを持病に持つ少女。テーマは精神医療のあり方に深く切り込んでいて、社会的アピールを持った作品です。そういう流れで観ていけば、患者であるピッピがその他の患者のセラピストとしての役割を与えられ、それによって自分自身も成長してゆくという部分は評価できますし、家族のきしみが少女の心に傷をつくったという部分も考えられているなという印象です。主役のピッピ以外の患者や看護婦も、とてもリアルに描かれていていいと思います。また、もう一つのテーマとなる医師と少女の淡い恋愛ですが、あくまで”淡い恋”に留めていて観ていてドキドキしますし、それが清涼感としてもう一方のテーマを引き立て、気持のいいストーリーになっています。とてもいい映画!なのでタイトルが・・・どうでしょう?
7点(2003-12-19 19:46:07)
9.  カナカナ
カメラワークも、俳優さんの演技も、音声も、照明もダメな映画だと思ったんですが、なんだか集中して観てしまいました。ストーリーとしてもそう難しい話でもなく、テンポもいいわけでもなく、ましてや主人公が美人であるわけでもないんですが、何故か魅力的な映画です。人に薦めるような映画では決してないとは思いますが、こんな映画もアリなんじゃないかと思います。隆人少年は暗いっすね。徳子さんはぶっきらぼうだし。それもいい味って思えるのは、僕がひねくれものだからでしょうか?
6点(2003-12-12 00:00:14)
10.  カンゾー先生
俳優さんが頑張ってますね。麻生久美子が好きで、よく観てるわけですが、こうなりましたかと唸らされました。やっぱり監督さんによって変わるもんだ。柄本明さんはいいですね、あの声が素晴らしい。胡散臭いところも非常にいいと思います。それに脇役陣も唐十郎や世良公則なんかが熱血にいい演技していて、いいと思います。ソノ子の岡山弁いいですね。なんか、いいな。パーティーでカンゾー先生が激賞されるところもいいな。ところで、本当に肝臓病ってそんなに頻発していたんでしょうか?ウイルスだから肝炎なんだろうけど、どうなんだろ?
7点(2003-12-03 23:07:25)
11.  鍵(1997)
谷崎文学なんですけどね、違いますね。現代風にアレンジとかしてくれればそれで見ないんですけど、きちんと作ってこれだから救えない。川島なおみは結構ハマルと思ったんですが、ダメでした。ちょっと若いですが、妖艶な魅力を発揮してくれると期待したのに、色気が不足しています。もっと異常な部分を強調して欲しかったな。
3点(2003-12-03 22:56:05)
12.  害虫
恐ろしい映画ですね、背筋がゾクゾクと寒気がしました。救えない世界に生きる少女は、これからどこへ行くのでしょうか?燃え上がる家の炎で明々と照らされた宮崎あおいの顔は、美しい。そして決して理解できないほどの、奥深い闇を感じさせます。救えない母親、りょうも、その美しさは変わりません。しかし、その美しさの質が違う。よく説明できませんが。不満な点は、ちょっと男性陣が頼りなかったかもしれません。あんまり必要ないんじゃないかなと思ってしまいました。
7点(2003-12-03 22:49:49)
13.  ガープの世界
ストーリーの奇抜さの割りに感動的な、悪く言えば平凡な仕上がりになったような気がするのですが、観終わってから妙に満足感がするので、結果として良い映画になったような気がします。一つ一つのエピソードは、それぞれ考えさせられるものもありますが、事故後初めて奥さんに話しかけた「I miss you」が何より素敵でした。愛って素敵。
7点(2003-12-03 12:06:43)
14.  風花(2000)
大風呂敷を広げずに、二人の心理描写と顛末だけを淡々と描いている事に好感が持てました。小さな心の動きを、小さな言動で表現していて、観る度に理解が深まっていくように感じます。僕は、小泉今日子さんのちょっと荒れた肌があまり好きではないのですが、それが妙に風俗嬢という設定にマッチしていて良かったと思います。酒乱の浅野さんもいいですね。この二人がしっかりとした演技をしていたので、ちょっと難しい映画をきちんと描写することに成功していると思います。あんまり評価がよろしくないようですが、実にいい映画ですよ。丁寧で、シンプルで、こんな映画をもっと観たいと思いました。雪原のシーンも大変だったと思いますので、あの状況で素晴らしい演技をした小泉今日子さんに敬意を表して8点です。
8点(2003-11-27 14:25:48)
15.  彼女たちの関係
妹アリスと姉エルザの関係を描いた映画ですが、とても激しく、厳しい映画だという印象を受けました。特に、ベアトリス・ダルの演じるエルザですが、痛々しいほどの攻撃性は熱情は観ていてつらいです。しかもそれはベティブルーに通じるものがあり、年齢を重ねて一層の凄みと妖艶な色気があり、この女優さんは恐しいなと思いました。2本しか観ていませんが、このような配役ばかりなのでしょうか?アリス役のアンヌ・パリローですが、やはり毅然とした美しさがありますね。包丁を持ったシーンなどは、あまりの美しさに鳥肌モノでした。しかしながら、最後がなぜかホラー調で終わって、なんだか残念。なんであんな終わり方なのでしょう?いい映画なのに。
6点(2003-11-23 20:05:18)
16.  カリスマ
ちょっと衝撃を受けた。ストーリーが実に難解である。全ての登場人物の発言、行動、エピソードは何かを示すメタファーであり、カリスマと呼ばれる木はシンボルとしてのみ機能している。こんな映画が日本にあるのかと驚いた。これは、非常に限定的に、真に映画を味わい、理解し、物語を読み取ることのできる映画人に対してのエンターテイメントだと思う。残念ながら僕はそれに値しないわけだが。 あまり映像から読み取ることのできない僕は、この映画を映画として観賞する気にはならない。これだけ難解なストーリーだから、観賞しながら内容を把握し、その意味を推察して理解に至ることは、僕には不可能に近い。前提条件として何か与えてもらえば可能だと思うが、少なくとも一回の観賞で理解できる程度を超えていた。このストーリーは、小説のような媒体を使うほうが自然だし、このままの形で戯曲化してもいいと思う。黒沢清監督の映像化能力は素晴らしいと思うが、絶賛するほどのものではないし、演出能力には疑問が残る。ただし、ストーリーについての脚本能力はズバ抜けていると思う。難解だと批判するのは的外れに思うが、難解なのに何度も観たいと思わせないのは映画の出来に問題があるような気がするので、6点に留めます。
6点(2003-11-18 13:01:54)(良:2票)
17.  回路 《ネタバレ》 
一つ一つの流れに筋が通っておらず、登場人物の言動も不自然でまったくリアリティがない。ストーリー云々以前に一つ一つのエピソードに細やかな気配りがまったく見られず、手抜きが山ほどあった。二つの独立したストーリーが魅力かもしれないが、加藤側は迫力不足で物語も演技もダメダメダメで、カットして麻生側をもっと濃密にリアルに描いて欲しかった。私が気付いた矛盾、あれ?と思った点は以下。1.会社にPCがあるのに自宅で顧客リスト作る社員、そして1週間の無断欠勤を不問の会社。2.一人暮らしなのに鉢植えに鍵を隠してある。3.無断侵入しているのに「あ、いたの」と平然としている麻生。4.警察から戻った麻生に「紅茶行こっ!」と同僚の自殺にあまりに軽い矢部の一言。5.自殺したのに整理されず鍵もそのままの家。6.精神に変調をきたす有坂を病院にも連れていかず、放置してコンビニに行く麻生。7.エンジントラブルなのにスピンしたように停車した車。8.研究室にPCがあるのに授業用のPCルームで「環境変数が・・・」と話す小雪。9.理工の研究室なのに実験してるのが学部生の小雪一人。10.図書館で宇宙と心霊の本が隣り合って置いてある。11.不自然なほど豪華な小雪の部屋。PC6台は変。12.突然小雪を呼び捨てにしはじめる加藤。13.ダンボールを蹴散らす(!)ほど取り乱す小雪を置いてゲーセンに行く加藤。14.車のエンジンを修理しちゃう加藤。15.右顎から銃で打ったのに綺麗で無血の小雪の頭。16.相当長く放置された工場のガソリン(かどうかわからないはず)を入れようとする加藤。17.黄色い船の鍵を簡単にみつける麻生。18.船の運転までする加藤。19.日本の生存者の捜索もせず南米に赴くこと。東南アジア・インドの発展途上国の方が近くて可能性が高いはず。20.壁に凭れて死ぬ加藤。ベッドに寝せればいいのに。 「世界崩壊」という非現実の前に、現実がグラついているのでは説得力がない。しかしながら、魂の世界が有限であり、それを物質的に捉えたアイデアは素晴らしい。
4点(2003-11-08 19:51:56)
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