1. カンフーハッスル
そりゃあ「少林サッカー」と比べちゃいけないと言う事くらいわかってますが...。元々カンフー映画ってそんなに面白くないですよ。ブルース・リー作品は彼の魅力でもってたし、J・チェン作品は生身のスタントが命でしたし、だからCGをフンダンに使っても却ってゲップが出ちゃってね。怪作といえるかもしれませんが。 5点(2005-03-15 18:46:45) |
2. 華麗なる賭け
スプリットスクリーンに360度回転カメラとまるで全盛期のブライアン・デパルマ作品を観てるようでした。主題歌「風のささやき」はなんだか違和感ありますね。 7点(2004-05-20 12:38:28) |
3. 家族ゲーム
「スピルバーグは天才ですが、僕はもっと天才ですから」森田監督の製作発表時のコメントだと言われています。「の・ようなもの」でその片鱗はのぞかせていましたが、確かにこれは完璧といっても過言ではない傑作でしょう。でも監督だけの力じゃない。それどころか松田優作のあの演技が無かったら随分とちがった印象になったと思います。日本映画史に残る作品なのは間違いない。 [ビデオ(吹替)] 10点(2004-04-29 12:47:21) |
4. カメレオンマン
ちょうど「市民ケーン」のように、主人公が実在の人物に思えてきて、妙な錯覚に陥る。合成技術も素晴らしいが、話の構成に隙が無い。ゼリグとフレッチャーの話が映画化されたというエピソードは本人たちとは似ても似つかぬ美男美女が演じていて笑える。それにしても『白鯨』って本当にアメリカの少年少女にとってはバイブルのようなものなのだろうか? [ビデオ(字幕)] 10点(2004-04-26 12:37:49) |
5. 蒲田行進曲
「階段落ち」が話題になりましたよね。話も面白いですが、深作監督の演出、特にカメラワークが秀逸だと思いました。松坂慶子はこれが最も美しく撮れてるんじゃあないかと思います。 9点(2004-04-20 12:44:11) |
6. がんばれ!ベアーズ
大好きだね。W・マッソーのとぼけ具合が絶品。子役達もみんな良かった。個人的にはエンゲルバーグに惹かれたね(笑)。 8点(2003-12-20 12:52:01) |
7. ガープの世界
父親が、男たちが、権威を失った現代。果たして僕等の役割って何なのだろう。そんなことをふと考えさせられた不思議な作品です。「父親なんていらなかったよ」そう言いながらも自分の中にしっかりと「役割」を見出し、強さと弱さを普通に持っているガープは、今でも私にとっての理想の人間像です。 8点(2003-12-11 12:31:33) |