1. 火口のふたり
《ネタバレ》 原作未読なので富士山云々での落としどころが若干残念も、演出も役者が素晴らしく、個人的にはキネ旬1位に意義は無い。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-05-21 14:03:56) |
2. 風に立つライオン
ノンフィクションなら事実との整合性を保つために、踏み込めず「旨味」を出すのに苦労することはあると思う。でも、これはフィクションで。その割には淡泊な印象しか受けなかった。あざといくらいの押しつけが必要なときもあるということかな、フィクションだから。だからかな、残念なことに自分には「風に立つライオン」をイメージすることは出来なかった。 [DVD(邦画)] 5点(2016-03-21 01:46:58) |
3. カリフォルニア・ダウン
映画ですからベタで浅いながらも簡単な人間ドラマは添付します。とにかくCGを観てください。逆にいえばそんな潔さを感じた。 [DVD(字幕)] 6点(2016-01-02 04:28:38) |
4. ガマの油
出ているだけで作品の格を上げる役所広司、役者として比類無き位置を確立し、あらゆる作品に引っ張りだこ。それ故に監督として様々な経験を詰め込みすぎたのではないか。部分部分のリンク先が無くても成立してしまう件が多すぎるような気がした。その最たるものが「ガマの油」では残念と言うしかない。 [DVD(邦画)] 4点(2013-01-05 02:42:03) |
5. 顔のないスパイ
《ネタバレ》 原題から想像していたどんでん返しとは違った。二人とも非情なスパイにはとても見えない、故に素性が割れない。なるほど。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-01 17:41:58) |
6. カケラ
何の予備知識もなく観てしまった。お呼びでなかった。すまぬ。 [DVD(邦画)] 5点(2012-11-22 00:08:51) |
7. 眼下の敵
《ネタバレ》 血と汗の積み重ねで「悪」ドイツを打ち負かす。大多数の映画はまさにそれ。そうなるとここでは艦長の機転でギリギリ魚雷をかわさねばならないのだが。これは、勝負を曖昧となる戦略ではなく戦術での知将としてドイツ側を描き、互角に渡り合うことで名作になったのだと思う。ヒトラーに懐疑的な背景が若干冗舌を感じるも名優クルト・ユルゲンスの存在がすべてを成立させた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-04 00:01:03) |
8. カリフォルニア・トレジャー
これが映画になるんだ。やはりアメリカは懐が深い。 [DVD(字幕)] 4点(2008-05-18 00:07:39) |
9. カッコーの巣の上で
文句なしの名作。管理する方もされる方も明らかに正常ではない。観る側が安易に予想する予定調和を見事に裏切り続け、圧倒的な演技力でもって不思議な余韻を残す。個人的には「まぼろしの市街戦」の方が好み。まあ関連は希薄だが。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-29 02:14:56) |
10. ガタカ
《ネタバレ》 「夢」にすがりつく。弟に対するコンプレックスとともに、掃除夫を上手く使えなかったのかな。でもよくできたSFだった。 [DVD(字幕)] 8点(2008-01-30 01:30:37) |
11. 髪結いの亭主
《ネタバレ》 求婚と身投げ、この最重要項目を、唐突にまさしく不意打ち的に描く、ここに目を瞑って見入ってしまうほどの力がこの映画にはある。でも自分には消化不良なのかも。 [インターネット(字幕)] 7点(2007-12-30 21:06:41) |
12. 紙屋悦子の青春
《ネタバレ》 最初の屋上のシーン10分間で萎えた。この映画を解釈する力が自分には無い。反戦、青春、それぞれもっと肌の合う作品が多すぎる。 [DVD(邦画)] 5点(2007-08-09 22:43:41) |
13. カオス(2005)
「題名表記に偽り有り」そんな感じ。 [DVD(字幕)] 5点(2007-06-02 00:19:29) |
14. 顔(1999)
《ネタバレ》 身近な人が死にすぎる。だから、話から醒めてしまい入り込めない。藤山直美の凄まじさには拍手も、ラストにまた興ざめでこんなところ。 [DVD(邦画)] 5点(2007-05-15 23:02:32) |
15. 亀は意外と速く泳ぐ
かなり、ツボ。花○進呈。「忘れた頃に突然スパイ指令が来る」続編希望。「亀は意外と速く泳ぐⅡ」これだけで笑える。 [DVD(邦画)] 9点(2006-11-08 19:37:12) |
16. 隠し剣 鬼の爪
《ネタバレ》 町人である商家へ嫁いだ昔の奉公人を救いに行く武士なのです。この部分が好きです。波長の問題でしょうが、自分にはこれで充分でした。結局、映画を見るたびに粗を探すような見方をせずに済む作品でした。ありがたい。 [DVD(邦画)] 8点(2006-04-30 00:12:05) |
17. 海峡
《ネタバレ》 雑。TVで見たわけでもないのにCM明けのようなぶつ切り編集に驚くこと数度。長い年月を追う話で、ひとつひとつの挿話で苦労の積み重ねを描き深みを出していくはずなのだが、悲惨。それにしても吉永小百合の存在意義をまったく感じさせない演出にただただ驚く。 [DVD(字幕)] 3点(2006-03-09 23:09:07) |