1. かぐや姫の物語
《ネタバレ》 かぐや姫が今風の顔立ちだがそれは監督の狙いだとわかる。かごや姫の生活が現代の女性の悩みと同じだと言いたいのだろう。そしてジブリお得意の偽善エコ暮らしのすすめ。 ちょっと「おもいでぽろぽろ」を思い出す。 捨丸兄ちゃんと最後駆け落ちしそうになるが、あんた先「自分はみんなを不幸にした」と落ち込んでいたじゃないか、全然反省してないじゃん。これが罪なの。 確かに映像は凄い、マンガ昔話なら15分で終わってしまう話を2時間以上かけても飽きずに見る事ができた。 ラストはどうなるのだろう、昔見た市川昆監督、沢口靖子主演の「竹取物語」の悪夢が蘇る、迎えに来た仏様の音楽が全く空気を読んでいないのが笑えて怖かった。かごや姫も最後はじけて踊りながら帰って行けばよかった。 かごや姫は宇宙人でなく黄泉の国から来た人なにね。 最後「2001年宇宙の旅」を意識したのか月に浮かぶ赤ん坊の姿に興醒めだ。このカットを見せられたのが罰なのか・・・。 [映画館(邦画)] 8点(2014-01-16 22:19:26) |